- #1 報告セグメントの変更に関する事項(IFRS)(連結)
また、当第1四半期連結会計期間において、2024年3月期を初年度とする新たな中期経営計画の発表したことに伴い、新たなグループ体制による収益の多層化に取り組んでいくこととし、従来のビジネスに関する業績評価、資源の配分及び管理方法等を変更いたしました。
これにより、従来のセグメント区分を変更し、「プラットフォームソリューション」、「ロングタームインキュベーション」、及び「グローバル投資インキュベーション」の3つを報告セグメントとしております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
2023/08/10 16:24- #2 注記事項-売上収益、要約四半期連結財務諸表(IFRS)(連結)
いずれの事業においても、履行義務の充足後、対価に対する権利が無条件となった後、概ね2ヶ月以内に支払を受けております。
(ロングタームインキュベーション)
ワイン関連事業は、主に、ワインスクール事業及びワイン卸売事業等から構成されます。ワインスクール事業の履行義務は、顧客であるスクール受講者に講義を提供することであり、その提供により充足されることから、当初認識した契約負債を講義の提供回数で按分したうえで収益を計上しております。ワイン卸売事業の履行義務は、顧客である飲食店等へワインを引渡すことであり、顧客が検収した時点で履行義務が充足したと判断し、その収益は同時点で認識しております。また、当履行義務の充足時点から概ね2ヶ月以内に支払を受けております。
2023/08/10 16:24- #3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当第1四半期連結累計期間は、前年同期と同様に外国為替相場が円安傾向で推移したことにより、外貨建て有価証券の公正価値評価益を計上したものの、前年同期を下回ったこと等から減収減益となりました。
一方で、当社グループにおける事業基盤であり、継続した収益成長が見込まれるプラットフォームソリューションでは、新型コロナウィルス感染症の収束を受け、旅行、外食関連を中心に決済取扱高が前年同期比で増加したほか、対面決済領域においてアライアンス戦略による加盟店開拓が進捗しました。ロングタームインキュベーションでは、当社グループの中長期的な成長を牽引する新規事業への先行投資を継続しており、新たな事業領域の創出に向けて取り組みを加速しております。グローバル投資インキュベーションでは、円安の進行に伴い外貨建て営業投資有価証券の公正価値が増加したほか、保有する有価証券の売却が進捗しました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
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