有価証券報告書-第40期(2025/06/01-2026/05/31)

【提出】
2026/08/20 13:12
【資料】
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【項目】
156項目
②戦略
当社グループでは将来の気候変動に関する「1.5℃シナリオ」と「4℃シナリオ」の2つのシナリオを用いて、気候関連のリスク・機会の重要性評価に向けた「移行リスク」「物理リスク」「機会」の区分でシナリオ分析と評価を実施しました。リスク・機会それぞれの詳細や財務影響についての評価結果は以下のとおりです。
(1.5℃、4℃シナリオの定性的な想定内容)
シナリオ想定内容
1.5℃パリ協定に基づき、社会全体が脱炭素に向けて変革を遂げ、21 世紀末の地球の平均気温上昇
を産業革命前に比べて 1.5℃に抑えるシナリオ。炭素税等の環境関連規制強化が想定される。
4℃経済発展を優先し、社会全体が現在の傾向延長で拡大するため、21 世紀末の地球の平均気温
上昇が産業革命前に比べて4℃以上となるシナリオ。自然災害リスク増大などが想定される。

(事業戦略及び財務への影響度の定義)
リスク・機会影響度事業戦略への影響影響額(リスク)
売上規模(機会)
リスク全社的に大きな被害(事業回復に著しく時間を要する)2,000百万円以上
全社的な被害(事業回復に数年を要する)1,000百万円以上
全社レベルに至らない(1年以内に事業回復が可能)1,000百万円未満
機会激甚災害への対応策及び気候変動への緩和・適応策への社会のニーズがグローバルもしくは日本国内で非常に大きいと想定され、また気象会社の使命として提供する当社サービスを通じた社会課題への大きな貢献が期待でき、当社の利益に大きな影響を与えると予想されるもの2,000百万円以上
激甚災害への対応策及び気候変動への緩和・適応策への社会のニーズが日本国内において大きいと想定され、また気象会社の使命として提供する当社サービスを通じた社会課題への中程度の貢献が期待でき、その結果当社の利益に中程度の影響を与えると予想されるもの1,000百万円以上
激甚災害への対応策及び気候変動への緩和・適応策への社会のニーズが日本国内において一定程度想定され、また気象会社の使命として提供する当社サービスを通じた社会課題への一定の貢献が期待でき、その結果当社の利益にも一定の影響を与えると予想されるもの1,000百万円未満

(リスク及び機会)
区分内容事業
分野
想定されるリスク・機会の詳細財務影響
1.5℃4℃
移行
リスク
政策・
法規制
炭素税・
炭素価格
全社炭素税の導入や炭素価格の上昇に伴うオフィス電力調達コストの増加-
GHG排出規制への対応全社GHG排出量規制強化等による自家発電設備のグリーンエネルギー化に伴う設備更新コストの増加-
市場エネルギー価格全社エネルギー価格の上昇による電力調達コストの増加-
評判投資家の評価全社気候変動及び環境対策への取り組みが、投資家により不十分と判断された際の企業価値・評価の低下-
物理
リスク
急性異常気象の
激甚化
全社洪水・高潮等による一部資産の浸水被害と一時的な運営・営業等業務の停止-
慢性温暖化による
海面上昇
全社海面上昇による影響は限定的も、洪水・高潮等が併発した際に運営・営業等業務の一時停止--
機会エネルギー源環境対策の
取り組みによる
企業価値の上昇
全社気候変動に伴う自然災害の激甚化に対する当社サービスへの注目や期待が高まることで企業価値が向上
製品/
サービス
グリーン
エネルギーの
需要増
Sea船舶のグリーンエネルギーへのシフトに対応する環境指標を軸とした新たな運航支援サービスの展開-
Sea洋上風力発電の需要の高まりに伴う、発電施設の建設や保守等に対する支援サービス需要の増加
Land電力需給におけるグリーンエネルギーの比率が高まり、電力需給バランス想定サービスの需要が増加
化石燃料の
使用量削減
Sea
Sky
Land
化石燃料の使用量削減につながる支援サービスの需要増加、及び航海・航空・陸上等各事業間のシナジーを生かした輸送計画支援サービスの新規開発-
Internet個人及び一般家庭等での節電意識の高まりに対する、個人向け電力需給予報サービスへの需要が増加
市場環境配慮志向
へのシフト
Land消費者の環境配慮志向へのシフトに伴い、食品廃棄ロスの極小化サービスへの期待・需要が増加-
レジリエンス気候変動に伴う極端気象による激甚災害増加に対する対応策ニーズの高まりSea
Land
船舶の到着遅延、スポーツ・イベントの中止など、極端気象による被害への補償サービスの新規開発
Land自然災害の激甚化による工場・倉庫・発電所等陸上施設の浸水リスクなどの事業継続リスク計測・対策サービスへの需要増加(TCFDへの対応)
Land自然災害の増加による事業への影響度算出、急性リスク分析サービスへの需要増(1.5℃シナリオ)
産地毎の農作物の成長・収穫への影響分析、収量予測サービスへの需要増加(4℃シナリオ)
Land気温上昇により高まる運動・勤務中の熱中症リスクの保険サービス及び健康状態のモニタリングサービスの需要増加
Internet自然災害の増加・激甚化への危機感の高まりによる個人向け防災・減災情報サービスへの需要増加

IRBANK 採用情報

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