訂正有価証券報告書-第21期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2018/07/20 15:43
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有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、海外情勢においては、英国のEU離脱問題や米国の新政権における政策動向、為替の変動等、景気の先行きは以前として不透明な状態が続いております。
このような経済情勢のもと、当社グループは「コンテンツ」「放送」「スタジオ」「技術」「ネットワーク営業」の5つのセグメントの下で事業を進めております。
売上高は、「放送」は減収となりましたが他の4つのセグメントが増収となったことで、前連結会計年度と比べ458,919千円(4.6%)増加し、10,413,959千円(前連結会計年度は9,955,040千円)となりました。
営業損益は、41,438千円の利益(前連結会計年度は41,977千円の損失)となりました。「コンテンツ」「放送」は減益となりましたが、「スタジオ」「技術」「ネットワーク営業」が増益となったこと等が要因です。
経常損益は、11,664千円の損失(前連結会計年度は312,077千円の損失)となりました。営業利益の計上に加え、持分法による投資損失が減少したことが主な要因となり、経常損失は縮小いたしました。
親会社株主に帰属する当期純損益は、453,370千円の損失(前連結会計年度は、1,170,203千円の当期純損失)となりました。減損損失等を特別損失に計上したことや、子会社における税金費用や非支配株主に帰属する当期純利益を計上したこと等が影響いたしました。
また、第1四半期連結累計期間より、事業セグメントの損益をより明確に開示するため、当社管理部門に係る費用・損益を全社費用として別セグメントで開示することといたしました。なお、「売上高」につきましては、これまでの区分に変更はございません。
当連結会計年度における各セグメントの売上高及び営業利益の概況は、以下のとおりです。
①コンテンツ
「コンテンツ」セグメントは、クラウドゲームサービス、デジタルメディアサービス、教育サービスで構成されており、テレビ・PC向けの動画配信、スマホ・タブレット向けのコンテンツ配信及び広域通信制高校に至るまでの広範な事業を行っております。また、Oy Gamecluster Ltd.及びG-cluster,Inc.を第1四半期連結累計期間より子会社といたしました。
売上高は、前連結会計年度と比べ7,043千円(0.4%)増加し、2,010,827千円(前連結会計年度は2,003,784千円)となりました。クラウドゲーム事業におけるゲームサービスや技術ライセンス売上が増加し、VOD(デジタルメディア)サービスも伸びましたが、教育サービスにおいて、入学生徒数は増加したものの、デジタル学習教材の販売は減少いたしました。
営業損益は、220,782千円の損失(前連結会計年度は116,506千円の損失)となりました。教育サービスは黒字を計上し、デジタルメディアサービスは損失が縮小しましたが、クラウドゲームサービスの再編に伴い、当社の持分法適用非連結子会社であったGクラスタ・グローバル(株)から資産や人員を譲り受けたことで費用が増加したこと等から、損失は拡大いたしました。
②放送
「放送」セグメントは、釣り専門番組「釣りビジョン」の制作、並びにBS放送及びCS放送・ケーブルテレビ局等あての番組供給事業を行っております。
売上高は、前連結会計年度と比べ87,545千円(2.7%)減少し、3,109,959千円(前連結会計年度は3,197,504千円)、営業利益は、166,576千円(前連結会計年度は217,510千円)となりました。
一部の視聴料収入が減少したことが影響し、減収減益となりました。
③スタジオ
「スタジオ」セグメントは、映画やドラマ等の映像作品の調達、日本語字幕・吹替制作から、その作品の配給、販売を行っております。
売上高は、前連結会計年度と比べ45,113千円(1.7%)増加し、2,683,875千円(前連結会計年度は2,638,761千円)、営業利益は、173,230千円(前連結会計年度は47,802千円)となりました。
制作事業及び番組販売事業における受注は堅調に推移し、映画配給事業で製作・配給をおこなった映画『セトウツミ』が収益に貢献いたしました。更に、全社的な固定費削減に努めたことも影響し、増収増益となりました。
④技術
「技術」セグメントは、デジタルシネマサービス及び「ブロードメディア®CDN」等のCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービス及びホテルの客室、会議室へのインターネットサービスの提供を行っております。
売上高は、前連結会計年度と比べ407,239千円(25.9%)増加し、1,982,169千円(前連結会計年度は1,574,929千円)となりました。CDNサービスやデジタルシネマサービスが堅調に推移していることに加え、ホテル向けインターネットサービスの提供が増加したこと等が要因となり、売上高は増加いたしました。
営業利益は、341,703千円(前連結会計年度は240,442千円)となりました。上記増収に加え、前期においてデジタルシネマサービスのリース資産を減損処理したため、売上原価が減少したこと等が影響し、営業利益は増益となりました。
⑤ネットワーク営業
「ネットワーク営業」セグメントは、ブロードバンド回線(SoftBank 光)やISPサービス、携帯電話サービス等の販売代理店として、通信回線販売業者等の事業者を通じて販売活動を行っております。
売上高は、前連結会計年度と比べ87,067千円(16.1%)増加し、627,128千円(前連結会計年度は540,060千円)、営業利益は10,457千円(前連結会計年度は13,702千円の損失)となりました。ISPサービスの販売が減少した一方で、ブロードバンド回線(SoftBank 光)の販売は順調に伸びました。また、販売費及び一般管理費を抑制したことにより、営業損益は黒字となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ872,096千円増加し、2,304,221千円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、プラス416,431千円(前連結会計年度はプラス71,721千円)となりました。仕入債務は減少しましたが、たな卸資産が減少したことに加え、前受金が増加したこと等によりプラスとなりました。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、クラウドゲーム事業の集約に伴い資産を譲り受けた一方で、出資金の回収や保証金の返還等があったことから、プラス42,255千円(前連結会計年度はマイナス376,215千円)となりました。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済や子会社株式の追加取得を行った一方で、新株式及び新株予約権付社債の発行による収入があったことや借入を行ったこと等により、プラス407,429千円(前連結会計年度はマイナス660,920千円)となりました。

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