訂正有価証券報告書-第20期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/07/10 15:33
【資料】
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【項目】
113項目

研究開発活動

当社グループは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器をはじめとする、さまざまなコンピュータ環境上でのリアルタイム通信をコア技術とし、映像信号や音声信号に対するソフトウェア信号処理技術を培ってきました。
研究開発活動においては、新たな市場において競争優位性を確保すべく、IoTをテーマに活動しております。
当連結会計年度における主な成果は以下のとおりであります。
・映像認識による工場生産管理支援IoT技術の開発
多くの工場においては生産管理や機械監視のため、リレーセンサーをはじめとする接触型センサーが多く使われていますが、接触型センサー自体の故障や特殊なセンサーを用いることによる監視機材のコストが問題となっています。
当連結会計年度ではこれらの課題を解決するための、非接触による行動・環境監視IoT技術の研究を行いました。汎用性の高いカメラによるハードウェアの低コスト化と、ソフトウェアによる幅広い監視用途への柔軟な対応を実現するため、映像(動画)解析と機械学習の開発を行っております。
これらの研究開発活動の結果、当連結会計年度において4,137千円の研究開発費を計上しております。
なお、セグメントごとの研究開発活動の状況及び研究開発費の金額につきましては、当社グループの研究開発活動が複数のセグメントに横断的に関係するものであり、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための対象とはしていないため、記載しておりません。