なお、2020年3月から6月にかけて、当社は連結子会社であったクシムの株式を売却いたしました。これは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響よる金融市場の混乱及びその後の経済への影響に備え、財務体質の強化策として十分な手元資金を確保することや有利子負債の一部返済をすることを目的としたものであります。
当第3四半期連結累計期間における売上高は4,420百万円(前年同四半期比26.6%減)となりました。情報サービス事業におけるシステム開発事業は、新型コロナウイルスの影響により顧客のIT投資が抑制傾向となったことから新規案件の受注が減少したものの、既存の継続案件は堅調に推移いたしました。なお、前連結会計年度に株式会社ネクス・ソリューションズ(以下、「ネクス・ソリューションズ」といいます。)の全株式を譲渡し、連結から除外したこと等により前年同四半期比では売上高が減少しております。また、第1四半期連結会計期間において当社子会社であったクシムインサイトが保有していた活発な市場が存在しない暗号資産の評価損として26百万円を売上高から減額し、さらに当該暗号資産の残り全てを2020年2月に売却したことから、暗号資産の譲渡損として追加で1百万円を売上高から減額いたしました。さらにeワラント証券の売上高(トレーディング損益)は、当第3四半期連結会計期間は回復基調にあるものの、新型コロナウイルスの影響による相場変動を受けた第2四半期までの損失が補いきれませんでした。加えて、クシムの全株式を売却したことにより、当第3四半期連結累計期間におけるHRテクノロジー事業の業績は2020年4月までの6ヶ月分の反映となっております。
利益面では、各事業会社において販売費及び一般管理費の削減を行ったものの売上高の減少を補うには至らず、営業損失は604百万円(前年同四半期は営業損失435百万円)となりました。また、営業損失の計上に加え、持分法による投資損失を63百万円計上したこと等から、経常損失680百万円(前年同四半期は経常損失637百万円)となりました。一方、クシム株式の売却により関係会社株式売却益488百万円を特別利益に計上いたしました。この結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は302百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失652百万円)となりました。
2020/09/11 15:00