有価証券報告書-第41期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/12 15:31
【資料】
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【項目】
147項目
(3) 戦略、指標及び目標
(ⅰ)決済・財務を通じたサステナブルな社会への貢献
○ 戦略
当社グループは、NTTグループ各社をはじめとするお客様の事業を支える多様な決済サービスを提供するとともに、時代や社会の要請、お客様ニーズに対応した「総合決済・財務プラットフォーマー」として進化し続けることを目指しています。
また、ESG関連調達に取り組むことで、NTTグループの中期経営戦略「New ⅴalue creation & Sustainability 2030 powered by AIOWN」の実行を財務面から後押しし、サステナブルな社会の実現に貢献します。
想定される主なリスクと機会は以下の通りです。
マテリアリティリスク機会
サステナブルファイナンスの推進・投資活動においてESG要素を考慮しないこと(高炭素資産・産業・事業への投資集中)によるレピュテーションの毀損・新しい市場機会の創出によるグループ全体としての収益拡大
多様な決済サービスの提供、お客様の利便性向上・業務遂行上のヒューマンエラーや契約管理不備、再委託先を含む業務プロセスの管理不備に起因する顧客への影響・業務プロセスのデジタル化及び高度化を通じたサービス品質の向上ならびに顧客利便性の向上
財務管理の品質向上・財務報告プロセス及び内部統制の不備に起因する財務情報の信頼性毀損・財務報告プロセスの高度化及び内部統制の強化を通じた財務情報の信頼性・透明性の向上

上記のリスクへの対応として、サステナブル分野への投資においては、外部環境の変化やステークホルダーの要請等を踏まえ、適切な投資判断及び継続的な状況把握に努めることで、リスクの低減を図ります。また、決済及び財務業務においては、業務プロセスの標準化及びデジタル化の推進によりヒューマンエラーの低減を図るとともに、内部統制の整備・強化及び継続的なモニタリングを通じて、サービス品質及び財務報告の信頼性の向上に向けた体制強化を推進します。
上記の機会への対応として、サステナブル分野への投資においては、成長領域の特定及び投資機会の探索に努め、事業創出及び価値向上を図ります。また、決済及び財務業務においては、業務プロセスの標準化・デジタル化及び内部統制の強化を通じて、サービス品質及び財務情報の信頼性の向上ならびにデータ活用の高度化を図り、顧客基盤及び取扱高の拡大並びに経営意思決定の高度化に資することを目指します。
○ 指標及び目標
戦略の進捗及び実効性を管理・モニタリングするため、以下の指標を設定しています。
なお、上記戦略の実行を通じた財務業務の標準化・高度化は内部統制の強化につながるものであり、その実効性
については、財務業務に係る重大な不備件数によりモニタリングしています。
指標2025年度目標2025年度実績
環境企業などへのベンチャーキャピタル(新規投資)
の実施
1件
2025年度までに
1件
2025年度までに
財務業務執行上の重大な不備件数ゼロゼロ

(ⅱ)地球環境の保全
○ 戦略
NTTが掲げる「カーボンニュートラル2040」に向けて取り組むとともに、当社グループの事業活動において大きな環境負荷が生じる紙による請求書の削減など、持続可能な資源利用に貢献していきます。
想定される主なリスクと機会は以下の通りです。
マテリアリティリスク機会
脱炭素社会への貢献、持続可能な資源利用・脱炭素社会への不十分な対応による影響(移行リスク)
・地球温暖化に起因する自然災害等の増加による影響(物理的リスク)
・資源利用を含む環境負荷軽減への不十分な対応による企業価値・ブランドへの影響
・脱炭素社会への対応を通じた企業価値及び信頼の向上
・紙による請求書からデジタルへの移行を通じた顧客利便性の向上及び利用企業の売上向上・コスト削減への寄与ならびに資源保護を通じた環境負荷低減への貢献

上記のリスクへの対応として、事業活動におけるエネルギー使用の削減や、ペーパーレス化の推進などを通じた脱炭素社会への対応を推進します。また、自然災害の発生を想定した事業継続計画(BCP)の策定及びBCP訓練の実施を通じた事業継続体制の強化に努めます。
上記の機会への対応としては、請求書の電子化や「Webビリング」の提供により、Webサイト上でのご利用料金の確認を推進することで、デジタル化の拡大を図るとともに、NTTグループ各社の通信サービス料金をまとめる「おまとめ請求」の活用により、顧客利便性の向上及び利用企業の売上向上やコスト削減への寄与を推進します。また、ペーパーレス化を通じた資源保護により、環境負荷低減への貢献を図ります。
○ 指標及び目標
戦略の進捗及び実効性を管理・モニタリングするため、以下の指標を設定しています。
指標2025年度目標2025年度実績
紙による請求書の削減対前年減対前年減(▲0.001%)

(ⅲ)安心安全な社会の実現
○ 戦略
情報漏えいやサイバー攻撃、システム障害等の情報セキュリティ上の事故は、当社の事業活動に支障を来すのみならず、サービスを利用する顧客や社会全体からの信頼に影響を及ぼすおそれがあります。重大な情報セキュリティ事故などを防ぐことは、当社の最重要な課題の一つとして取組を進めています。
想定される主なリスクと機会は以下の通りです。
マテリアリティリスク機会
情報セキュリティの確保、サービスへの安全・
安定的なアクセス
・情報セキュリティ及びシステム管理体制の不備に起因する情報漏えいやサイバー攻撃、システム障害等によるサービス品質の低下またはサービス停止・情報セキュリティ及びシステム管理体制
の強化を通じたサービスの安全性・安定性
の向上ならびに顧客及び社会からの信頼の向上

上記のリスクへの対応として、インシデントの発生により企業経営や事業活動、ならびにサービスの提供や顧客・社会からの信頼に影響を及ぼすおそれのある事態の発生を未然に防止するための体制強化に取り組んでいます。また、「危機管理委員会」を設置し、「危機管理マニュアル」に基づく全社的リスクマネジメントの推進、「緊急時対応計画」「危機管理計画」「事業継続計画」の策定及び訓練の実施を通じて、インシデントの未然防止及び発生時の影響最小化・迅速対応を推進しています。
上記のリスク対応の取組を通じて、情報セキュリティ及びシステムの安全性・安定性の向上を図るとともに、サービス提供体制の高度化及び顧客・社会からの信頼の向上という機会の創出に寄与します。
○ 指標及び目標
戦略の進捗及び実効性を管理・モニタリングするため、以下の指標を設定しています。
指標2025年度目標2025年度実績
重大情報セキュリティ事故件数ゼロゼロ
サイバー攻撃を起因とした意図しないサービス
停止の件数
ゼロゼロ

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