四半期報告書-第26期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/08 9:47
【資料】
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【項目】
31項目
(重要な後発事象)
(重要な子会社等の株式の売却)
「第2 事業の状況 3 経営上の重要な契約等」に記載のとおり、当社は、2019年6月20日開催の取締役会において、当社が保有する連結子会社eMFORCE Inc.の全株式をデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社に譲渡することを決議し、2019年7月1日付で同社との間で株式売買契約を締結いたしました。
本契約により、当第2四半期連結会計期間において、eMFORCE Inc.の留保利益に係る繰延税金負債85百万円を計上しております。なお、2019年12月期第3四半期連結会計期間において、当該株式譲渡に伴う特別利益250百万円及び法人税等88百万円を計上する見込みです。
1.株式譲渡の理由
eMFORCE Inc.は、検索広告を中心とする運用型広告に強みを持つ韓国のインターネット専業広告代理店です。インターネット広告が日本国内で急速に拡大する中、当社グループのツールやマーケティングノウハウを海外へ展開し、国境を越えて事業シナジーを生むことにより当社グループを拡大することを目的として、2005年に株式を取得し当社の連結子会社となりました。
株式取得からおよそ14年が経過する中、eMFORCE Inc.は韓国国内で着実に業績を拡大してまいりましたが、当社グループの日本国内のマーケティング事業とのシナジーは当初想定を下回る状況が続いておりました。そのため、当社グループにおける海外デジタルマーケティング事業の方向性や経営資源配分についても慎重に議論を重ねた結果、海外デジタルマーケティング事業を一部見直すとともに、デジタルシフトが加速する日本国内のマーケティング事業に注力することが当社グループの企業価値向上により資すると判断いたしました。
2.譲渡する相手先の名称
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
3.株式譲渡の時期
2019年7月31日
4.当該子会社の名称、事業内容及び当社との取引関係
(1)名称 eMFORCE Inc.
(2)事業内容 インターネット広告事業
(3)当社との取引関係 特記すべき事項はありません。
5.譲渡する株式の数、譲渡価額、譲渡損益及び譲渡後の持分比率
(1)譲渡前の所有株式数 483,880株(議決権所有割合96.78%)
(2)譲渡株式数 483,880株(議決権所有割合96.78%)
(3)譲渡後の株式数 0株(議決権所有割合 -%)
(4)譲渡価額 774百万円
(5)譲渡損益
2019年12月期第3四半期連結会計期間において、特別利益250百万円を計上する見込みです。