このような状況のもと、当社は、当事業年度に「プラネット ビジョン2025」を策定し、中立的な立場で「企業間取引における業務効率の追求」「企業間におけるコミュニケーションの活性化」「流通における情報活用の推進」「社会に役立つ情報の収集と発信」を行うことで業界と社会に貢献すべく各施策への取組みを継続いたしました。従来に引き続き、日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品(一般用医薬品)等の各業界におけるメーカー・卸売業間の取引業務効率化のため、主たる事業であるEDI(電子データ交換)サービスの利用企業数増加とデータ利用の拡大を目指して活動してまいりました。また、EDIサービスとともに利用されるデータベースサービスの付加価値向上のための取組みに注力いたしました。
これらの結果、主にEDI通信処理データ量が増加したことに支えられ、当事業年度の売上高は2,902,262千円(前期比3.1%増)、営業利益は692,603千円(前期比1.4%増)となりました。一方、前期は投資有価証券評価益等が計上されましたが、当期は投資有価証券評価損が計上されたこと等により、経常利益は700,626千円(前期比5.5%減)となり、当期純利益は447,845千円(前期比0.9%増)となりました。
プラネットの事業部門は、基幹系サービスである「EDI事業」と、情報系サービスである「データベース事業」「その他事業」から構成されております。
2016/12/20 11:41