訂正有価証券報告書-第35期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/10/02 10:41
【資料】
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【項目】
149項目
(3) 【監査の状況】
①監査等委員会監査の状況
監査等委員会における監査については、監査等委員会で定めた監査方針及び計画に基づいた役割分担に従い、取締役会等の重要な会議に出席し取締役の職務執行の状況が適法及び経済合理的に適正であるか、また、経営方針の進捗状況として業績の聴取など必要に応じて質問を行い説明を求め、取締役会前に開催される定期監査等委員会において意見交換を行っております。
また、内部管理体制の改善及び強化に係る対応すべき項目の進捗確認のため、内部管理体制強化委員会へは常勤監査等委員が出席しております。
尚、内部監査室及び会計監査人との定期的な報告会を実施し質疑応答などによる方法及び常勤監査等委員は補足的に質疑応答内容について確認を行うなど従前以上の連携強化を図っております。
②内部監査の状況
内部監査は、社長直轄の独立部門である内部監査室が担当しております。その人数は1名であります。年間監査計画を立案し、当社及び連結子会社に対し財務報告に係る内部統制監査及び業務監査を行っております。
また、監査状況については定期監査等委員会及び取締役会等に同席し都度情報共有を図ると共に、会計監査人との定期的報告会にも同席し連携強化を図っております。
③会計監査の状況
ⅰ)会計監査人の名称
やまと監査法人
ⅱ)業務を執行した公認会計士
小黒健三
木村喬
ⅲ)監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 6名
ⅳ)会計監査人の選定方針と理由
会計監査人選任・再任については、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」などを参考として、執行部門より提案された会計監査人候補を総合的に評価し、会計監査人の選任・再任の議案内容を決定しております。
ⅴ)監査等委員会による会計監査人の評価
日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、会計監査人から監査計画・監査の実施状況・職務の遂行が適正に行われていることを確保するための体制・監査に関する品質管理基準等の報告を受け、検討し、総合的に評価しております。
ⅵ)監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
前々連結会計年度及び前々事業年度 アスカ監査法人
前連結会計年度及び前事業年度 松沢公認会計士事務所、向山公認会計士事務所
当連結会計年度及び当事業年度 やまと監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
前連結会計年度及び前事業年度
1.異動の年月日
2018年5月18日
2.就退任する会計監査人の概要
(1)就任する会計監査人の概要
① 名 称 松沢公認会計士事務所、向山公認会計士事務所
② 所在地 東京都新宿区住吉町 5-3 東京都江東区東雲 1-9-42-1909
③ 業務執行社員の氏名 松澤 博昭 向山 光浩
④ 日本公認会計士協会の上場会社監査
事務所登録制度における登録状況 上場会社監査事務所名簿に登録されております。
(2)退任する会計監査人の概要
① 名 称 アスカ監査法人
② 所在地 東京都港区西新橋 2-7-4CJ ビル 6階
③ 業務執行社員の氏名 若尾典邦 石渡裕一朗
3.上記2(1)に記載する者を会計監査人の候補とした理由
監査役会が、松沢公認会計士事務所、向山公認会計士事務所を会計監査人の候補者とした理由は、同監査人が当社の会計監査人に必要な独立性及び専門性の有無、品質管理体制を有しており、総合的に検討した結果、適任と判断したためであります。
4.退任する会計監査人の直近における就任年月日
2017年6月26日
5.退任する会計監査人が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等
該当事項はありません。
6.異動の決定または異動に至った理由及び経緯
当社は、過年度の会計処理の一部につき、不適切な会計処理が行われた可能性があることが認められました。
本件の対応について、当社の会計監査人であるアスカ監査法人と協議を行ってきましたが、同監査法人において、過去の決算において事実と異なる説明がされており、不適切な会計処理が行われていた相当程度の可能性があると判断されたことから、2018年5月18日に同監査法人との監査契約を合意解除することとなりました。
また、当該異動に伴い、同日開催の監査役会において、会社法第346条第4項及び第6項の規定に基づき、一時会計監査人の選任を決議しました。なお、金融商品取引法第193条の2第1項及び第2項の監査証明を行う公認会計士等についても同様であります。
アスカ監査法人からは監査業務の引継ぎについての協力を得ることができる旨、確約を頂いております。また、第三者委員会からの質疑等があった場合、これに対応を頂けるよう、確約を頂いておりますので、同委員会による調査には、影響を及ぼさないものと考えております。
7.6.の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する会計監査人の意見
特段の意見は無い旨の回答を得ております。
当連結会計年度及び当事業年度
1.異動の年月日
2019年6月26日(当社第34期定時株主総会開催日)
2.就退任する会計監査人の概要
(1)就任する会計監査人の概要
① 名 称 やまと監査法人
② 所在地 東京都港区西新橋 2-37-6
③ 業務執行社員の氏名 小黒 健三 木村 喬
④ 日本公認会計士協会の上場会社監査
事務所登録制度における登録状況 準登録されております。
(2)退任する会計監査人の概要
① 名 称 松沢公認会計士事務所 向山公認会計士事務所
② 所在地 東京都新宿区住吉町 5-3 東京都江東区東雲 1-9-42-1909
③ 業務執行社員の氏名 松澤 博昭 向山 光浩
3.上記2(1)に記載する者を会計監査人の候補とした理由
監査等委員会が、やまと監査法人を会計監査人の候補者とした理由は、同監査法人が当社の会計監査人に必要な独立性及び専門性の有無、品質管理体制を有しており、かつ監査報酬が当社の希望する水準であること等を総合的に検討した結果、適任と判断したためであります。
4.退任する会計監査人の直近における就任年月日
2018年5月18日
5.退任する会計監査人が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等
該当事項はありません。
6.異動の決定または異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人であります松澤博昭氏及び向山光浩氏は、2019 年6月 26 日開催予定の第 34 期定時株主総会終結の時をもって任期満了となりました。当社の新年度の監査契約の方針として、個人の会計監査人による監査から監査法人による監査へと変更することとしており、当初松澤博昭氏及び向山光浩氏は、新年度の監査契約の更新を希望しておりましたが、今般やまと監査法人が受託の意向を示したことにより、松澤博昭氏及び向山光浩氏との間で新年度の監査契約を締結しないことといたしました。やまと監査法人は、上場会社の会計監査人の経験は無いものの、業務執行社員をはじめ、スタッフについても大手若しくは準大手の監査法人において上場会社の監査経験があり、当社が求める独立性及び専門性の有無、品質管理体制を有していることより選任するものであります。
なお、松澤博昭氏及び向山光浩氏からは監査業務の引継ぎにつきましても協力を得ることができる旨、確約をいただいております。
7.6.の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する会計監査人の意見
特段の意見は無い旨の回答を得ております。
④監査報酬の内容等
ⅰ) 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社31,00020,000
連結子会社
31,00020,000

当社及び当社連結子会社における非監査業務に基づく報酬につきましては、前連結会計年度、当連結会計年度ともに該当事項はありません。
ⅱ) その他重要な報酬の内容
該当事項はありません。
ⅲ) 監査報酬の決定方針
当社の会計監査人に対する監査報酬の決定方針としましては、監査日数、監査対象会社の規模・業務の特性等の要素を勘案して決定しております。
ⅳ) 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人の監査計画・監査の実施状況および報酬見積りの算定根拠などを確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等について同意をしております。