四半期報告書-第18期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/11 10:24
【資料】
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【項目】
21項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
(単位:千円)
内 訳前第1四半期累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年6月30日)
当第1四半期累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年6月30日)
対前年同
期増減率
(%)
前事業年度
(自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
サイト運営手数料収入1,344,5781,655,64523.16,545,628
「宿泊予約」1,101,9591,301,52818.15,293,663
「その他」242,618354,11746.01,251,965
広告収入、その他21,13412,049△43.073,388
合 計1,365,7121,667,69522.16,619,017

当第1四半期における当社を取り巻く外部環境は、円安や株高が続き緩やかな景気回復が見られました。しかしながら新興国における景気減速や、個人消費動向の先行きは不透明で、本格的な景気回復には至っていない状況が続いております。
こうした状況のなか、当社では昨年度から続けているプレミアサービスによりコアなユーザーの囲い込みを促進するとともに、ユーザーの利便性を向上させるためのさまざまな施策を実施してまいりました。高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」のみならず厳選レストランの予約サイト「一休.comレストラン」などのサービス展開により、登録会員数は402万人となりました(前年度末393万人)。
「宿泊予約」(「一休.com」及び「一休.comビジネス」)の取扱施設数は第1四半期末において、ホテル・旅館合計2,627施設となり、前事業年度末のホテル・旅館合計2,588施設から39施設増加しました。販売宿泊室数は約45万室(前年同期約42万室)、販売取扱高は12,360百万円(前年同期10,536百万円)となり、一室あたりの平均単価は27,381円(前年同期24,717円)となりました。その結果、手数料収入は1,301百万円(前年同期1,101百万円)と大幅に増加しました。
「その他」(「一休.comレストラン」、「贈る一休」及び「一休.comスパ」)の手数料収入は354百万円(前年同期242百万円)となりました。
「広告収入、その他」は12百万円(前年同期21百万円)となりました。
営業収益は1,667百万円(前年同期比22.1%増)となりました。一方、営業費用は、事業拡大による人件費増、取扱高増大に伴うポイント費用の増加、新規会員獲得のための広告宣伝費等が増加したため、1,129百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
これらの結果、営業利益538百万円(前年同期比55.7%増)、経常利益554百万円(前年同期比53.1%増)、四半期純利益350百万円(前年同期比51.7%増)となりました。

(2) 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ1,628百万円減少し、8,644百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が1,674百万円減少したためであります。
負債合計額は、前事業年度末に比べ689百万円減少し、3,026百万円となりました。その主な要因は、未払金が267百万円、未払法人税等が229百万円、未払消費税等が103百万円減少したためであります。
純資産は、前事業年度末に比べ938百万円減少し、5,617百万円となりました。その主な要因は、自己株式の取得により741百万円、配当の実施により558百万円減少した一方で、四半期純利益の計上により350百万円増加したためであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 従業員数
当第1四半期累計期間において、当社は業容の拡大に伴い16名増加しております。
(6) 生産、受注及び販売実績
当第1四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。