有価証券報告書-第27期(2025/04/01-2026/03/31)
①戦略
<中長期的な人材戦略及び方針>当社グループは、将来の持続的成長に向けた基盤強化に取り組んでおります。その中核となる施策として、クラウドサービス分野への戦略的投資を加速し、ガバメントクラウド正式採択に向けた要件充足や、営業体制の強化による新規市場の開拓を推進するとともに、これらを支える人材としてエンジニア・営業・マーケティング人材を中心に採用を継続、1,000名を超える組織規模へと拡大しました。2026年3月の正式採択により今後は、組織再編による人材配置の最適化や、AI・データ活用を基軸とした戦略立案を推進することで全社最適の視点から、組織力の最大化に向けた取組みを進めてまいります。
また、この成長局面においては、優秀な人材の確保を進めるとともに、多様なバックグラウンドを持つ社員が相互に学び合い、高いパフォーマンスを安定的に発揮できる、人材の育成や就業環境の整備が極めて重要であると認識しており、当社グループでは、社員の働きやすさと働きがいの両立を図る人的資本投資を進めております。
当社グループは、人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内環境整備に関する方針として、「ES(エンプロイーサクセス)」を掲げています。これは、社員の能力発揮を後押しする学びと実践のサイクル、多様な人材が集い挑戦する機会の提供、安心して長く活躍できる基盤作りを通して、社員一人ひとりの成長と成功(ES)を実現し、社会やお客様への価値提供の源泉である人材の価値をより高めていくことを目指すものです。
こうした人的資本経営の考え方を組織全体でより一層浸透させ、事業環境の変化や次の成長フェーズにおいても、組織一体となって顧客価値の創出に取り組むため、従来の価値観を発展させ、全社員が日々の判断や行動の拠り所とできる行動指針へと見直しを行いました。
今後は、この行動指針のもと、社員一人ひとりの主体的な行動と組織力の強化、人材の成長と成功を導く「5つの柱」の取組みを通じて、社員の成功(ES)と顧客の成功(CS)の両立を図り、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
「5つの柱」の具体的な取組みは以下の通りです。
<主な取組み内容>
※当社単体での主な取組み内容を記載しております。
〇 社員の学びの場を提供
当社では、社員の「変化したい」「成長したい」という想いを全力で応援するため、各種多様な研修プログラムを用意しています。2022年度から非エンジニアを対象に、デジタル人材の教育プログラム「DX Journey」を継続的に開催し、多くの社員が参加しプログラミングや自動化の基礎を身につけました。2025年度からは、全社員に対する生成AI導入研修を実施し、業務で生成AIを利用できる体制を整えています。また、キャリア採用者による知識を共有する場の設置や、自律的なキャリア形成研修に加えて、人員拡大に伴うマネジメント力強化のための研修として、マインドセットやピープルマネジメントを想定したマネージャー・リーダー向け研修なども実施し、行動へ接続する兆しが醸成されました。
〇 資格取得の推進と生成AIの積極的な活用
当社では、全社員がITについての理解を深め共通言語で話すことができるよう、正社員全員に対し国家試験「ITパスポート試験」(※1)に加えて、生成AI領域を含む DXをリードする人材を支援すべく、データサイエンティスト検定、 G検定を含む「Di-Lite」(※2)の資格取得も推奨しております。また、2025年4月には生成AIサービスの法人用アカウント (ChatGPT Enterprise又はCopilot) を全社員に提供開始し、OpenAIによるオンボーディング・トレーニングの実施、社員講師による導入研修等により、生成AIを活用した業務効率及び生産性向上の取組みを進めております。今後は自社プラットフォームを用いた生成AI利用環境の構築を進め、社内での活用を強化していく方針です。
※1 ITパスポート試験:情報処理推進機構が実施する情報処理技術者試験の一試験区分であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験
※2 Di-Lite:「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲
〇 エンゲージメントサーベイツール活用による継続的な組織改善
当社では、社員一人ひとりの「働きやすさ」と「働きがい」の両立を実現するため、エンゲージメントサーベイツールの活用(※3)によるエンゲージメントの可視化と改善を継続的に行っています。当社ではこのサーベイの結果を参考に、これまでも「働きやすさ」と「働きがい」の両立を目指した取組みを行ってまいりました。ガバメントクラウドの認定(当時は条件付き)やGPUインフラストラクチャーサービスの飛躍的成長、優秀人材の採用による組織全体の一体感向上などが追い風となった結果、それまでの「働きやすい会社」から、「働きやすく、働きがいのある会社」へ変化しました。2025年度の調査結果では、ガバメントクラウド正式採択への取組みを背景に、自社サービスに対する誇りや、給与ベースアップによる報酬面でのスコアが向上し、2026年度も引き続き、「働きやすく、働きがいのある会社」を維持しています。
※3 株式会社働きがいのある会社研究所が実施する「GPTW(Great Place to Work)」、パルスサーベイ等
<中長期的な人材戦略及び方針>当社グループは、将来の持続的成長に向けた基盤強化に取り組んでおります。その中核となる施策として、クラウドサービス分野への戦略的投資を加速し、ガバメントクラウド正式採択に向けた要件充足や、営業体制の強化による新規市場の開拓を推進するとともに、これらを支える人材としてエンジニア・営業・マーケティング人材を中心に採用を継続、1,000名を超える組織規模へと拡大しました。2026年3月の正式採択により今後は、組織再編による人材配置の最適化や、AI・データ活用を基軸とした戦略立案を推進することで全社最適の視点から、組織力の最大化に向けた取組みを進めてまいります。
また、この成長局面においては、優秀な人材の確保を進めるとともに、多様なバックグラウンドを持つ社員が相互に学び合い、高いパフォーマンスを安定的に発揮できる、人材の育成や就業環境の整備が極めて重要であると認識しており、当社グループでは、社員の働きやすさと働きがいの両立を図る人的資本投資を進めております。
当社グループは、人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内環境整備に関する方針として、「ES(エンプロイーサクセス)」を掲げています。これは、社員の能力発揮を後押しする学びと実践のサイクル、多様な人材が集い挑戦する機会の提供、安心して長く活躍できる基盤作りを通して、社員一人ひとりの成長と成功(ES)を実現し、社会やお客様への価値提供の源泉である人材の価値をより高めていくことを目指すものです。
こうした人的資本経営の考え方を組織全体でより一層浸透させ、事業環境の変化や次の成長フェーズにおいても、組織一体となって顧客価値の創出に取り組むため、従来の価値観を発展させ、全社員が日々の判断や行動の拠り所とできる行動指針へと見直しを行いました。
今後は、この行動指針のもと、社員一人ひとりの主体的な行動と組織力の強化、人材の成長と成功を導く「5つの柱」の取組みを通じて、社員の成功(ES)と顧客の成功(CS)の両立を図り、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
「5つの柱」の具体的な取組みは以下の通りです。
<主な取組み内容>
| 5つの柱(重点テーマ) | 主な取組み内容 |
| 人材育成と学び合う文化づくり | ・社員が講師を務める生成AI導入研修の開催や研修を通じたキャリア形成支援など社員の学びの場を提供 ・全社員対象にITパスポート試験、Di-Liteの資格取得を推奨 ・成長支援のための補助プログラム制度 (キャリア相談窓口、外部動画学習サービス提供、資格取得の費用補助、生成AIサービス利用料全額補助等) |
| 心と身体の健康 | ・保健師による社内報での情報発信 ・ヘルスチェックサーベイの実施による組織全体の健全性向上 ・残業状況のリアルタイム確認とリマインドのシステム化により、自律的な労働時間管理を支援 ・工数管理による人的リソースの最適配分、ワークライフバランスの実現 |
| 多様な人材の活躍促進 | ・女性リーダー育成プログラムなどキャリア支援による女性活躍を推進 ・賃金ベースアップやMVP表彰等によるモチベーション向上施策の実施 ・優秀な人材の採用による従来の枠組みの打破や新たな価値の創出 |
| チャレンジとリーダーシップによって新しい価値を育む文化づくり | ・エンゲージメントサーベイツール活用による継続的な組織改善 ・社内公募や本人の希望に基づく出向制度、副業制度の活用によるチャレンジ機会の提供 ・キャリア相談窓口設置し、自律的なキャリア形成を支援 ・マネジメントスキル強化を目的としたピープルマネジメント研修の実施 |
| フレキシブルな働き方 | ・リモート前提の働き方を継続 ・男性育児休暇取得の推進 ・フレックス制度を始めとする柔軟な勤務制度の活用 ・記念日休暇や連続した有給休暇の取得を奨励する手当制度等を通じ、有給休暇の取得を促進 |
※当社単体での主な取組み内容を記載しております。
〇 社員の学びの場を提供
当社では、社員の「変化したい」「成長したい」という想いを全力で応援するため、各種多様な研修プログラムを用意しています。2022年度から非エンジニアを対象に、デジタル人材の教育プログラム「DX Journey」を継続的に開催し、多くの社員が参加しプログラミングや自動化の基礎を身につけました。2025年度からは、全社員に対する生成AI導入研修を実施し、業務で生成AIを利用できる体制を整えています。また、キャリア採用者による知識を共有する場の設置や、自律的なキャリア形成研修に加えて、人員拡大に伴うマネジメント力強化のための研修として、マインドセットやピープルマネジメントを想定したマネージャー・リーダー向け研修なども実施し、行動へ接続する兆しが醸成されました。
〇 資格取得の推進と生成AIの積極的な活用
当社では、全社員がITについての理解を深め共通言語で話すことができるよう、正社員全員に対し国家試験「ITパスポート試験」(※1)に加えて、生成AI領域を含む DXをリードする人材を支援すべく、データサイエンティスト検定、 G検定を含む「Di-Lite」(※2)の資格取得も推奨しております。また、2025年4月には生成AIサービスの法人用アカウント (ChatGPT Enterprise又はCopilot) を全社員に提供開始し、OpenAIによるオンボーディング・トレーニングの実施、社員講師による導入研修等により、生成AIを活用した業務効率及び生産性向上の取組みを進めております。今後は自社プラットフォームを用いた生成AI利用環境の構築を進め、社内での活用を強化していく方針です。
※1 ITパスポート試験:情報処理推進機構が実施する情報処理技術者試験の一試験区分であり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験
※2 Di-Lite:「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲
〇 エンゲージメントサーベイツール活用による継続的な組織改善
当社では、社員一人ひとりの「働きやすさ」と「働きがい」の両立を実現するため、エンゲージメントサーベイツールの活用(※3)によるエンゲージメントの可視化と改善を継続的に行っています。当社ではこのサーベイの結果を参考に、これまでも「働きやすさ」と「働きがい」の両立を目指した取組みを行ってまいりました。ガバメントクラウドの認定(当時は条件付き)やGPUインフラストラクチャーサービスの飛躍的成長、優秀人材の採用による組織全体の一体感向上などが追い風となった結果、それまでの「働きやすい会社」から、「働きやすく、働きがいのある会社」へ変化しました。2025年度の調査結果では、ガバメントクラウド正式採択への取組みを背景に、自社サービスに対する誇りや、給与ベースアップによる報酬面でのスコアが向上し、2026年度も引き続き、「働きやすく、働きがいのある会社」を維持しています。
※3 株式会社働きがいのある会社研究所が実施する「GPTW(Great Place to Work)」、パルスサーベイ等