有価証券報告書-第26期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 17:13
【資料】
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【項目】
140項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役は3名(うち、常勤監査役1名、社外監査役2名)で構成され、監査役監査は、「監査役監査規程」に従い行われております。
監査役は、監査計画及び所定の定例監査又は臨時監査手続きに従い、取締役会や経営会議など社内の重要な会議へ出席すると共に、議事録、稟議書、契約書等の書類の査閲、関係者へのヒアリング、会計監査人による監査への立会い、実地調査等の方法により監査を実施しております。
監査役は、必要に応じて内部監査室、会計監査人及び内部統制部門と意見交換や情報交換を行うなどの連携をとり、監査の有効性や効率性の向上に努めております。
当事業年度の監査役会の開催頻度・個々の監査役の出席状況は以下のとおりです。
氏名開催回数出席回数
奥山 琢磨15回15回
平山 剛13回12回
小松 祐介13回11回
清水 勝士2回2回
野口 基宏2回2回

当事業年度において、監査役会は15回開催いたしました。
平山剛氏及び小松祐介氏の開催回数及び出席回数は2019年6月27日就任以降に開催された監査役会を対象とし、清水勝士氏及び野口基宏氏の開催回数及び出席回数は2019年6月27日退任以前に開催された監査役会を対象としております。
② 内部監査の状況
当社の内部監査組織として、社長直轄の組織である内部監査室を設置しております。内部監査には、事業年度の監査計画に基づいて継続的に行う「定例監査」並びに社長の特命又は必要に応じて随時行う「臨時監査」があります。内部監査は、「内部監査規程」に従って実施し、法令及び定款、諸規程等のルールに沿って適正に会計処理、業務活動が行われているか、効率的に業務が行われているかを監査しております。また、個人情報を含めた情報管理、衛生管理等も監査しております。監査の結果、要改善事項があった場合には、被監査部門と内部統制部門の責任者に通知し、被監査部門は改善措置の方法、計画及び、実施状況の回答書を内部監査室経由で、社長に提出しております。
内部監査室は、必要に応じて監査役会、会計監査人及び内部統制部門と意見交換や情報交換を行うなどの連携をとり、監査の有効性や効率性の向上に努めております。
③ 会計監査の状況
a 監査法人の名称
KDA監査法人
b 継続監査期間
9年
c 業務を執行した公認会計士
指定社員業務執行社員 公認会計士 佐佐木 敬昌氏
指定社員業務執行社員 公認会計士 園田 光基氏
d 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他1名です。
e 監査法人の選定方針と理由
当社の監査法人の選定方針としては、監査業務に関わる豊富な知識及び監査業務執行の正確性が高い監査法人を選定することとしております。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定致します。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任致します。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告致します。
なお、取締役会が、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることを監査役会に請求し、監査役会はその適否を判断したうえで、株主総会に提出する議案の内容を決定致します。
f 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、常勤監査役が適時実施する監査法人との意見交換、監査業務の監視及び検証等により適宜実施され、監査役会において報告しております。常勤監査役である奧山琢磨氏は公認会計士の資格を有しており、常勤監査役との意見交換により、細部にわたり評価を実施しております。
当事業年度におけるKDA監査法人の監査の方法及び結果は相当であると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
1 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社16,200-21,000-
連結子会社----
16,200-21,000-

2 監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(1.を除く)
該当事項はありません。
3 その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
前連結会計年度
当社連結子会社であるStrategic Cyber Holdings LLCは、米国においてKevin Bee, CPA, A Professional Accountancy Corporationに対して、監査証明業務に基づく報酬として125千米ドルの報酬を支払っております。
当連結会計年度
当社連結子会社であるStrategic Cyber Holdings LLCは、米国においてKevin Bee, CPA, A Professional Accountancy Corporationに対して、監査証明業務に基づく報酬として229千5百千米ドルの報酬を支払っております。
4 監査報酬の決定方針
該当事項はありません。
5 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について適切であると判断したためであります。