一方、国内ITアウトソーシングサービス市場に関しましては、平成24年に2兆9,684億円であった市場規模がその後5年間年平均成長率2.1%で推移し、平成29年には3兆2,925億円となることが見込まれております(矢野経済研究所)。ITアウトソーシングサービスは、利用者側にとってはコスト削減に繋がるサービスでもあるため、景気の先行きに不透明感が増す状況の中でも、ユーザーニーズの多様化に対応したサービスによってコスト削減を実現させつつ経営基盤強化に繋がるサービスを提供することができる企業を中心に、当該市場は引き続き堅調な成長を継続することが予想されております。さらに、インターネット資産に対する企業の考え方は「所有」から「利用」への傾向に変化していることも当社グループの事業領域を牽引する要因となっております。また、当社グループの中核サービスであるiDCサービスと相関性の高いデータセンター市場に関しましては、平成25年に9,926億円であった市場が、クラウドコンピューティングやSaaS等新たなサービス需要の高まり等により、平成29年には1兆2,831億円に達すると見込まれ、その後も7%程度の成長が見込まれております(IDC Japan)。
このような環境の下、当連結会計年度においては、クラウドサービスを中心としたマネージドサービスやインテグレーションサービスを中心としたソリューションサービス等が順調に推移した結果、売上高は17,601百万円(前年同期比5.6%増加)となりましたが、主に電力料金の上昇等の影響により営業利益2,705百万円(前年同期比11.8%減少)、経常利益2,431百万円(前年同期比11.5%減少)となり、当期純利益は1,383百万円(前年同期比18.8%減少)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは、総合ITアウトソーシング事業の単一セグメントであるため、従来どおり販売サービス別に示しております。サービス別の状況は次のとおりであります。
2014/10/28 16:00