有価証券報告書-第19期(2023/10/01-2024/09/30)
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しや雇用・所得環境の改善等により、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、物価上昇、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化、世界的な金融引締めに伴う影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループでは、重点的に取り組む事業を、国内市場5つ(インフラ整備・保全、水管理・保全、防災、交通、地方創生)、海外市場5つ(民間事業、スマートシティ開発事業、O&M事業、DX事業、事業投資)に定め、各市場で推進しております。
市場別の受注状況は、国内市場におきましては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」による公共工事の執行により、引き続き、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注環境は堅調であり、当連結会計年度における受注高は583億59百万円(前連結会計年度比13.6%増)となりました。
海外市場におきましては、開発途上国でのインフラ整備の需要は依然旺盛で良好な受注環境にあり、当連結会計年度における受注高は306億72百万円(前連結会計年度比1.2%減)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の受注高は890億31百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。
売上高及び営業損益につきましては、国内市場、海外市場とも堅調に推移しており、売上高は862億82百万円(前連結会計年度比10.4%増)、営業利益は46億64百万円(同20.1%増)となりました。また、為替相場の変動により為替差損5億41百万円を計上したため、経常利益は40億22百万円(同5.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億97百万円(同8.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(インフラ・マネジメントサービス事業)
インフラ・マネジメントサービス事業の売上高は、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注が堅調に推移し、704億80百万円(前連結会計年度比8.1%増)となりました。営業利益は、38億46百万円(同13.5%増)となっております。
(環境マネジメント事業)
環境マネジメント事業の売上高は、解体工事等の大型案件の受注が堅調に推移し、140億79百万円(前連結会計年度比23.1%増)となりました。営業利益は、6億6百万円(同130.4%増)となっております。
(その他事業)
その他事業の売上高は、IT関連事業の受注が堅調に推移し、27億10百万円(前連結会計年度比12.1%増)となりました。営業利益は、1億49百万円(同0.7%減)となっております。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億89百万円増加し、96億63百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は28億13百万円(前連結会計年度比30億9百万円の収入増)となりました。これは主に法人税等の支払額が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は21億87百万円(前連結会計年度比4億64百万円の支出増)となりました。主な内訳は、投資有価証券の取得による支出6億32百万円、有形固定資産の取得による支出6億79百万円、及び無形固定資産の取得による支出3億90百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は3億37百万円(前連結会計年度比38億6百万円の収入減)となりました。主な内訳は、短期借入金の純増額12億88百万円、自己株式の取得による支出3億22百万円、及び配当金の支払額6億8百万円であります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
2 その他事業は、生産高がないため記載しておりません。
(2)受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
財政状態及び経営成績の分析・検討の内容は以下のとおりであります。
なお、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績などを勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ25億10百万円増加し、651億95百万円となりました。これは主に現金及び預金、未成業務支出金、及び投資有価証券が増加したことによるものであります。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ2億14百万円増加し、407億9百万円となりました。これは主に短期借入金、及び未払法人税等が増加した一方で、契約負債が減少したことによるものであります。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末に比べ22億96百万円増加し、244億86百万円となりました。これは主に退職給付に係る調整累計額の増加、及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、受注高は890億31百万円(前連結会計年度比8.0%増)、売上高は862億82百万円(同10.4%増)、営業利益は46億64百万円(同20.1%増)、経常利益は40億22百万円(同5.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億97百万円(同8.3%減)となりました。
これらの要因については、「業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
詳細につきましては「業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。
(5)資金の財源及び流動性について
当社グループの資金需要は、知的サービスの提供という事業特性から、生産活動に必要な人件費及び外注費、受注獲得のための販売費及び一般管理費が主な内容であります。これらの資金は、基本的に営業キャッシュ・フローにより賄いますが、コミットメントライン契約及び当座借越契約を締結しており、季節的に資金不足が生じる場合は、金融機関から借入れることとしております。また、グループ内の資金効率を高めるため、資金は当社に集中し管理する体制を敷いており、グループ金融を活用しております。
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しや雇用・所得環境の改善等により、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、物価上昇、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化、世界的な金融引締めに伴う影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループでは、重点的に取り組む事業を、国内市場5つ(インフラ整備・保全、水管理・保全、防災、交通、地方創生)、海外市場5つ(民間事業、スマートシティ開発事業、O&M事業、DX事業、事業投資)に定め、各市場で推進しております。
市場別の受注状況は、国内市場におきましては、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」による公共工事の執行により、引き続き、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注環境は堅調であり、当連結会計年度における受注高は583億59百万円(前連結会計年度比13.6%増)となりました。
海外市場におきましては、開発途上国でのインフラ整備の需要は依然旺盛で良好な受注環境にあり、当連結会計年度における受注高は306億72百万円(前連結会計年度比1.2%減)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の受注高は890億31百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。
売上高及び営業損益につきましては、国内市場、海外市場とも堅調に推移しており、売上高は862億82百万円(前連結会計年度比10.4%増)、営業利益は46億64百万円(同20.1%増)となりました。また、為替相場の変動により為替差損5億41百万円を計上したため、経常利益は40億22百万円(同5.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億97百万円(同8.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(インフラ・マネジメントサービス事業)
インフラ・マネジメントサービス事業の売上高は、防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・河川・港湾等の維持管理業務等の受注が堅調に推移し、704億80百万円(前連結会計年度比8.1%増)となりました。営業利益は、38億46百万円(同13.5%増)となっております。
(環境マネジメント事業)
環境マネジメント事業の売上高は、解体工事等の大型案件の受注が堅調に推移し、140億79百万円(前連結会計年度比23.1%増)となりました。営業利益は、6億6百万円(同130.4%増)となっております。
(その他事業)
その他事業の売上高は、IT関連事業の受注が堅調に推移し、27億10百万円(前連結会計年度比12.1%増)となりました。営業利益は、1億49百万円(同0.7%減)となっております。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億89百万円増加し、96億63百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は28億13百万円(前連結会計年度比30億9百万円の収入増)となりました。これは主に法人税等の支払額が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は21億87百万円(前連結会計年度比4億64百万円の支出増)となりました。主な内訳は、投資有価証券の取得による支出6億32百万円、有形固定資産の取得による支出6億79百万円、及び無形固定資産の取得による支出3億90百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は3億37百万円(前連結会計年度比38億6百万円の収入減)となりました。主な内訳は、短期借入金の純増額12億88百万円、自己株式の取得による支出3億22百万円、及び配当金の支払額6億8百万円であります。
生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 自 2023年10月1日 至 2024年9月30日 | 前年同期比(%) |
| インフラ・マネジメントサービス事業(千円) | 70,685,626 | 8.2 |
| 環境マネジメント事業(千円) | 12,381,545 | 9.4 |
| 合計(千円) | 83,067,171 | 8.4 |
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
2 その他事業は、生産高がないため記載しておりません。
(2)受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 自 2023年10月1日 至 2024年9月30日 | 前年同期比(%) |
| インフラ・マネジメントサービス事業(千円) | 71,988,883 | 3.2 |
| 環境マネジメント事業(千円) | 14,701,011 | 35.0 |
| その他事業(千円) | 2,341,927 | 31.8 |
| 合計(千円) | 89,031,822 | 8.0 |
(注) 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 自 2023年10月1日 至 2024年9月30日 | 前年同期比(%) |
| インフラ・マネジメントサービス事業(千円) | 70,477,933 | 8.1 |
| 環境マネジメント事業(千円) | 13,782,740 | 23.2 |
| その他事業(千円) | 2,021,464 | 13.7 |
| 合計(千円) | 86,282,137 | 10.4 |
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 自 2022年10月1日 至 2023年9月30日 | 当連結会計年度 自 2023年10月1日 至 2024年9月30日 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 国土交通省 | 10,957,341 | 14.0 | 11,372,810 | 13.2 |
| フィリピン共和国 運輸省 | 8,332,997 | 10.7 | 8,982,089 | 10.4 |
(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
財政状態及び経営成績の分析・検討の内容は以下のとおりであります。
なお、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績などを勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ25億10百万円増加し、651億95百万円となりました。これは主に現金及び預金、未成業務支出金、及び投資有価証券が増加したことによるものであります。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ2億14百万円増加し、407億9百万円となりました。これは主に短期借入金、及び未払法人税等が増加した一方で、契約負債が減少したことによるものであります。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末に比べ22億96百万円増加し、244億86百万円となりました。これは主に退職給付に係る調整累計額の増加、及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、受注高は890億31百万円(前連結会計年度比8.0%増)、売上高は862億82百万円(同10.4%増)、営業利益は46億64百万円(同20.1%増)、経常利益は40億22百万円(同5.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億97百万円(同8.3%減)となりました。
これらの要因については、「業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
詳細につきましては「業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。
(5)資金の財源及び流動性について
当社グループの資金需要は、知的サービスの提供という事業特性から、生産活動に必要な人件費及び外注費、受注獲得のための販売費及び一般管理費が主な内容であります。これらの資金は、基本的に営業キャッシュ・フローにより賄いますが、コミットメントライン契約及び当座借越契約を締結しており、季節的に資金不足が生じる場合は、金融機関から借入れることとしております。また、グループ内の資金効率を高めるため、資金は当社に集中し管理する体制を敷いており、グループ金融を活用しております。