四半期報告書-第20期第3四半期(平成27年9月1日-平成27年11月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年11月30日)におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用情勢の好転により緩やかな景気回復の基調が続いております。更に、景気の先行きにつきましても、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって緩やかに回復していくことが期待され、また、訪日外国人観光客による旺盛なインバウンド需要などにより、改善傾向が見込まれております。しかしながら、中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、未だに不透明さが残る状況でありました。
当社グループを取り巻く経営環境におきましても、外食業界における個人消費の持ち直しにより、徐々に改善傾向にあるものの、企業間の顧客確保の競争は激しさを増しており、当業界を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況で推移いたしました。
このような環境下、当社グループは、『世界一のエンターテイメント企業グループ』へ向けた収益基盤強化を図るため、当第3四半期連結累計期間におきましては、高収益ブランド店舗の新規出店及び新規ブランドの店舗開発、並びに当該新規ブランド店舗の垂直立ち上げ等に注力してまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間におきましては、40店舗の新規出店(前年同期28店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前年同期比で減益となっております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの店舗展開状況につきましては、40店舗の新規出店、4店舗の業態変更、6店舗の退店により直営店舗数は270店舗となり、連結業績は、売上高21,772,539千円(前年同期比14.6%増)、営業利益270,698千円(前年同期比52.7%減)、経常利益259,102千円(前年同期比54.6%減)、四半期純損失は258,083千円(前年同期は201,995千円の四半期純利益)となりました。
マルチ(複数)ブランド戦略を推進する飲食事業におきましては、当社グループ飲食事業における高収益ブランドである「わらやき屋」ブランドや「九州 熱中屋」ブランド、「美食米門」ブランド等の店舗を首都圏及び中京圏、関西圏に新規出店するとともに、既存店におきましては「コンセプト」・「空間」・「ストーリー」を一層魅力あるものにし、お客様のリピート率向上を図るため、従来以上にQSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)の強化・徹底に取り組んでまいりました。また、既存ブランドの出店だけでなく、新規ブランドとして国内においては、「ザ・ステーキ六本木(非アルコール業態)」、「九州食堂 Gachi(おひとりでも楽しめる低価格帯居酒屋)」、「KAWAII MONSTER CAFE(コンセプトレストラン)」、「Marche aux Poissons(フレンチレストラン)」、「BISTORO French Paradox(フレンチレストラン)」、「Grand Breton Cafe(フレンチレストラン)」等を出店、海外においては、米国ハワイ州に「BREAD&BUTTER(カフェ)」を出店する等、新規出店による業容拡大並びに更なるブランドポートフォリオの拡充に努めてまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、37店舗の新規出店(前年同期25店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外における飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前年同期比で減益となっております。しかしながら、既存高収益ブランド店舗は堅調に推移していることから、今後におきましても、既存高収益ブランドを中心とした積極出店を行ってまいります。
店舗展開状況につきましては、37店舗の新規出店、4店舗の業態変更、6店舗の退店により計222店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は16,331,525千円(前年同期比16.4%増)、セグメント利益は824,567千円(前年同期比26.1%減)となりました。
アミューズメント事業におきましては、「BAGUS」ブランドを首都圏及び九州圏に新規出店するとともに、既存店においてはビリヤード・ダーツ部門では新規顧客層の獲得による顧客層拡大に注力する一方、一部店舗におきましてフレアバーテンディングや専属インストラクターのレッスン等を実施することにより、リピーターのお客様満足度を向上させる施策を導入するなど、店舗のブラッシュアップに努めてまいりました。複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策及び各種キャンペーンを実施することで集客力向上に取り組む一方、MSR(ミステリーショッピングリサーチ)への取り組み強化により、お客様満足度の向上に取り組んでまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、3店舗の新規出店(前年同期3店舗)を行ったことにより、売上高は前年同期比で増収となっており、利益面においても既存店売上高が堅調に推移するなかで販売費及び一般管理費の適切なコントロールを行った結果、前年同期比で増益となっております。
店舗展開状況につきましては、3店舗の新規出店により計48店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,411,931千円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益は800,986千円(前年同期比37.4%増)となりました。
ライセンス事業におきましては、「九州 熱中屋」ブランドのフランチャイズ募集に加え、既存ライセンス店舗及び既存フランチャイズ店舗のサービス力向上を目的としたフォローアップに注力いたしました。
店舗展開状況につきましては、9店舗となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は29,081千円(前年同期比33.8%減)、セグメント利益は14,466千円(前年同期比6.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ413,098千円増加し、15,099,700千円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金、無形固定資産がそれぞれ1,017,100千円、245,828千円減少したものの、有形固定資産、差入保証金、売掛金がそれぞれ1,067,711千円、324,736千円、102,457千円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ624,254千円増加し、11,932,414千円となりました。主な要因といたしましては、社債、未払法人税等がそれぞれ260,000千円、128,290千円減少したものの、長期借入金、1年内返済予定の長期借入金がそれぞれ1,057,809千円、213,128千円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ211,156千円減少し、3,167,286千円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が340,878千円減少したものの、少数株主持分が88,113千円増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し財政状態の分析
当社グループが属する外食業界は、国内人口の減少や高齢化の急激な進捗等の要因とともに、業界内の顧客確保の競争が激化しております。また、お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。当社グループは、『GIVE "FUN & IMPACT" TO THE WORLD』を企業理念としており、食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメント等に『熱狂』的にこだわったサービス提供を通じ、全てのお客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を更に『熱狂』へ促すお店作りを追求することが重要であると考えております。そして、これまで培った「個店の強み」(=食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメントへの『熱狂』的こだわり)と「チェーン店の強み」(=ブランド集約によるスケールメリットの享受、本部コストの低減)を融合させた当社グループ独自の成長戦略により、企業理念の達成を目指しております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針
当社グループは居酒屋を中心とした飲食事業及びアミューズメント事業により企業規模を拡大してまいりました。お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。
今後におきましては、具体的な経営戦略もさることながら、お客様満足の追求を目的とした継続的な営業力強化、そのために必要な継続的な人材採用や教育の強化、お客様のあらゆるニーズに対応するためのバックシステムの更なる強化及び構築等を行うことで更なる企業価値の向上を目指してまいります。
(7)目標とする指針について
当社グループは、お客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を提供し続ける企業グループでありたいと考えており、実現のためには、更なる既存店舗の継続的なブラッシュアップ及び「QSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)」の向上によるリピーター顧客の増加が必要であるとの考えより、定量的な指標として既存店売上高前年同月比及び既存店客数前年同月比を重要な経営指標としております。
① 第3四半期連結累計期間の全社業績 | (単位:千円、%) | |||
前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
売上高 | 19,005,483 | 21,772,539 | 2,767,055 | 14.6 |
営業利益 | 572,378 | 270,698 | △301,680 | △52.7 |
経常利益 | 570,960 | 259,102 | △311,858 | △54.6 |
四半期純利益又は 四半期純損失(△) | 201,995 | △258,083 | △460,079 | - |
営業利益率 | 3.0 | 1.2 | △1.8ポイント |
当第3四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年11月30日)におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用情勢の好転により緩やかな景気回復の基調が続いております。更に、景気の先行きにつきましても、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって緩やかに回復していくことが期待され、また、訪日外国人観光客による旺盛なインバウンド需要などにより、改善傾向が見込まれております。しかしながら、中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、未だに不透明さが残る状況でありました。
当社グループを取り巻く経営環境におきましても、外食業界における個人消費の持ち直しにより、徐々に改善傾向にあるものの、企業間の顧客確保の競争は激しさを増しており、当業界を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況で推移いたしました。
このような環境下、当社グループは、『世界一のエンターテイメント企業グループ』へ向けた収益基盤強化を図るため、当第3四半期連結累計期間におきましては、高収益ブランド店舗の新規出店及び新規ブランドの店舗開発、並びに当該新規ブランド店舗の垂直立ち上げ等に注力してまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間におきましては、40店舗の新規出店(前年同期28店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前年同期比で減益となっております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの店舗展開状況につきましては、40店舗の新規出店、4店舗の業態変更、6店舗の退店により直営店舗数は270店舗となり、連結業績は、売上高21,772,539千円(前年同期比14.6%増)、営業利益270,698千円(前年同期比52.7%減)、経常利益259,102千円(前年同期比54.6%減)、四半期純損失は258,083千円(前年同期は201,995千円の四半期純利益)となりました。
② 第3四半期連結累計期間のセグメント業績 | ||||
『飲食事業』 | (単位:千円、%) | |||
前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
売上高 | 14,026,709 | 16,331,525 | 2,304,816 | 16.4 |
セグメント利益 | 1,115,753 | 824,567 | △291,186 | △26.1 |
セグメント利益率 | 8.0 | 5.0 | △2.9ポイント |
マルチ(複数)ブランド戦略を推進する飲食事業におきましては、当社グループ飲食事業における高収益ブランドである「わらやき屋」ブランドや「九州 熱中屋」ブランド、「美食米門」ブランド等の店舗を首都圏及び中京圏、関西圏に新規出店するとともに、既存店におきましては「コンセプト」・「空間」・「ストーリー」を一層魅力あるものにし、お客様のリピート率向上を図るため、従来以上にQSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)の強化・徹底に取り組んでまいりました。また、既存ブランドの出店だけでなく、新規ブランドとして国内においては、「ザ・ステーキ六本木(非アルコール業態)」、「九州食堂 Gachi(おひとりでも楽しめる低価格帯居酒屋)」、「KAWAII MONSTER CAFE(コンセプトレストラン)」、「Marche aux Poissons(フレンチレストラン)」、「BISTORO French Paradox(フレンチレストラン)」、「Grand Breton Cafe(フレンチレストラン)」等を出店、海外においては、米国ハワイ州に「BREAD&BUTTER(カフェ)」を出店する等、新規出店による業容拡大並びに更なるブランドポートフォリオの拡充に努めてまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、37店舗の新規出店(前年同期25店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、海外ウェディング事業の立ち上がりの遅れや海外における飲食事業の不振等の事由により、利益面においては前年同期比で減益となっております。しかしながら、既存高収益ブランド店舗は堅調に推移していることから、今後におきましても、既存高収益ブランドを中心とした積極出店を行ってまいります。
店舗展開状況につきましては、37店舗の新規出店、4店舗の業態変更、6店舗の退店により計222店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は16,331,525千円(前年同期比16.4%増)、セグメント利益は824,567千円(前年同期比26.1%減)となりました。
『アミューズメント事業』 | (単位:千円、%) | |||
前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
売上高 | 4,934,840 | 5,411,931 | 477,091 | 9.7 |
セグメント利益 | 582,875 | 800,986 | 218,110 | 37.4 |
セグメント利益率 | 11.8 | 14.8 | 3.0ポイント |
アミューズメント事業におきましては、「BAGUS」ブランドを首都圏及び九州圏に新規出店するとともに、既存店においてはビリヤード・ダーツ部門では新規顧客層の獲得による顧客層拡大に注力する一方、一部店舗におきましてフレアバーテンディングや専属インストラクターのレッスン等を実施することにより、リピーターのお客様満足度を向上させる施策を導入するなど、店舗のブラッシュアップに努めてまいりました。複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策及び各種キャンペーンを実施することで集客力向上に取り組む一方、MSR(ミステリーショッピングリサーチ)への取り組み強化により、お客様満足度の向上に取り組んでまいりました。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、3店舗の新規出店(前年同期3店舗)を行ったことにより、売上高は前年同期比で増収となっており、利益面においても既存店売上高が堅調に推移するなかで販売費及び一般管理費の適切なコントロールを行った結果、前年同期比で増益となっております。
店舗展開状況につきましては、3店舗の新規出店により計48店舗となり、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,411,931千円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益は800,986千円(前年同期比37.4%増)となりました。
『ライセンス事業』 | (単位:千円、%) | |||
前第3四半期 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
売上高 | 43,934 | 29,081 | △14,852 | △33.8 |
セグメント利益 | 13,586 | 14,466 | 880 | 6.5 |
セグメント利益率 | 30.9 | 49.7 | 18.8ポイント |
ライセンス事業におきましては、「九州 熱中屋」ブランドのフランチャイズ募集に加え、既存ライセンス店舗及び既存フランチャイズ店舗のサービス力向上を目的としたフォローアップに注力いたしました。
店舗展開状況につきましては、9店舗となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は29,081千円(前年同期比33.8%減)、セグメント利益は14,466千円(前年同期比6.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
連結貸借対照表 要約 | (単位:千円、%) | |||
前連結会計年度 | 当第3四半期 | 増減額 | 増減率 | |
総資産 | 14,686,602 | 15,099,700 | 413,098 | 2.8 |
純資産 | 3,378,442 | 3,167,286 | △211,156 | △6.3 |
自己資本比率 | 22.9 | 20.2 | △2.6ポイント |
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ413,098千円増加し、15,099,700千円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金、無形固定資産がそれぞれ1,017,100千円、245,828千円減少したものの、有形固定資産、差入保証金、売掛金がそれぞれ1,067,711千円、324,736千円、102,457千円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ624,254千円増加し、11,932,414千円となりました。主な要因といたしましては、社債、未払法人税等がそれぞれ260,000千円、128,290千円減少したものの、長期借入金、1年内返済予定の長期借入金がそれぞれ1,057,809千円、213,128千円増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ211,156千円減少し、3,167,286千円となりました。主な要因といたしましては、利益剰余金が340,878千円減少したものの、少数株主持分が88,113千円増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し財政状態の分析
当社グループが属する外食業界は、国内人口の減少や高齢化の急激な進捗等の要因とともに、業界内の顧客確保の競争が激化しております。また、お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。当社グループは、『GIVE "FUN & IMPACT" TO THE WORLD』を企業理念としており、食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメント等に『熱狂』的にこだわったサービス提供を通じ、全てのお客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を更に『熱狂』へ促すお店作りを追求することが重要であると考えております。そして、これまで培った「個店の強み」(=食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメントへの『熱狂』的こだわり)と「チェーン店の強み」(=ブランド集約によるスケールメリットの享受、本部コストの低減)を融合させた当社グループ独自の成長戦略により、企業理念の達成を目指しております。
(6)経営者の問題認識と今後の方針
当社グループは居酒屋を中心とした飲食事業及びアミューズメント事業により企業規模を拡大してまいりました。お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。
今後におきましては、具体的な経営戦略もさることながら、お客様満足の追求を目的とした継続的な営業力強化、そのために必要な継続的な人材採用や教育の強化、お客様のあらゆるニーズに対応するためのバックシステムの更なる強化及び構築等を行うことで更なる企業価値の向上を目指してまいります。
(7)目標とする指針について
当社グループは、お客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を提供し続ける企業グループでありたいと考えており、実現のためには、更なる既存店舗の継続的なブラッシュアップ及び「QSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)」の向上によるリピーター顧客の増加が必要であるとの考えより、定量的な指標として既存店売上高前年同月比及び既存店客数前年同月比を重要な経営指標としております。