有価証券報告書-第21期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/03/30 15:56
【資料】
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【項目】
135項目
24.金融商品
(1)金融商品の分類
金融商品の分類は、以下のとおりです。
① 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債
該当事項はありません。
② 償却原価で測定する金融資産及び金融負債
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
(流動資産)
現金及び現金同等物2,1606,449
営業債権及びその他の債権4,1143,680
その他の短期金融資産1714
(非流動資産)
その他の長期金融資産1,7831,856
(流動負債)
営業債務及びその他の債務2,3972,174
有利子負債及びその他の金融負債5,9439,218
(非流動負債)
有利子負債及びその他の金融負債24,09219,161

③ その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
(非流動資産)
その他の長期金融資産
株式2,2491,347

(2)資本管理
当社グループは、持続的な成長を通じて、企業価値を最大化することを目的として資本管理を行っております。
当社が資本管理において用いる主な指標は自己資本比率であります。
自己資本比率は自己資本額である「親会社の所有者に帰属する持分」を「負債及び資本合計」で除して計算しております。
自己資本額及び自己資本比率については次のとおりです。
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
自己資本額(百万円)7,0433,760
自己資本比率(%)15.79.2

なお、当社は、外部から課せられる自己資本規制(会社法等の一般的な規制を除く)はありません。
また、有利子負債に付されている財務制限条項については、注記20「有利子負債及びその他の金融負債 (3)財務制限条項」をご参照ください。
(3)財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク・資本性金融商品の価格変動リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク管理を行っております。
① 信用リスク管理
営業債権及びその他の債権については取引先の信用リスクに晒されております。信用リスクとは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務を果たすことができなくなったことにより、当社グループに財務上の損失が発生するリスクであります。
当社は、営業債権及びその他の債権についてグループデザイン室が総括し、営業企画ユニットおよび経理・総務ユニットが取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減をはかっております。
営業債権及びその他の債権については契約上の支払期日より遅延した場合に信用リスクが当初認識以降に著しく増大したものと判定しております。ただし、支払遅延および支払延期要請があった場合でも、その原因が債務不履行発生のリスクの増加によるものでない場合には信用リスクの著しい増大とは判定しておりません。
なお、契約上の支払期日より90日超入金のない滞留債権については債務不履行が生じているものと判断し、信用減損の客観的な証拠が存在するため、信用減損金融資産に分類しております。
また、法的に債権が消滅する場合等、債権の回収が合理的に見込めない場合においては、債権を直接償却しております。
なお、直接償却し、依然として履行強制活動の対象としている金融資産の契約上の未回収残高に重要性はありません。
金融資産については、連結財務諸表に計上されている減損後の帳簿価額が当社グループの信用リスクに係る最大エクスポージャーとなります。これらの信用リスクに係るエクスポージャーに関し、保証として保有する担保及びその他の信用補完をするものはありません。
なお、当社が保有する金融資産は、多数の取引先に対する債権であり、特定の取引先について重要な信用リスクのエクスポージャーはなく、特段の管理を要する信用リスクの過度の集中はありません。
予想信用損失の測定方法
営業債権及びその他の債権については、単純化したアプローチにより、常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。信用減損金融資産以外の債権については一括してグルーピングした上で簡便的に過去の信用損失に基づいて予想信用損失を測定しております。
信用減損金融資産については個別に残存期間にわたる予想信用損失を測定しております。
営業債権及びその他の債権の帳簿価額の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円)
営業債権及びその他の債権全期間の予想信用損失に等しい
金額で測定される金融資産
合計
信用減損金融資産金融資産
前連結会計年度期首(2019年1月1日)574,5374,594
当期の増減(認識及び認識の中止)△7△393△400
信用減損金融資産への振替27△27-
前連結会計年度(2019年12月31日)764,1164,193
当期の増減(認識及び認識の中止)△14△420△435
信用減損金融資産への振替13△13-
当連結会計年度(2020年12月31日)753,6823,758

営業債権及びその他の債権の延滞日数別の帳簿価額の総額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
営業債権及びその他の債権全期間の予想信用損失に等しい
金額で測定される金融資産
合計
信用減損金融資産金融資産
前連結会計年度(2019年12月31日)764,1164,193
延滞なし-3,9803,980
90日以内-136136
90日超76-76
当連結会計年度(2020年12月31日)753,6823,758
延滞なし-3,5843,584
90日以内09898
90日超75-75

貸倒引当金残高の増減は以下のとおりです。
(単位:百万円)
営業債権及びその他の債権全期間の予想信用損失に等しい
金額で測定される金融資産
合計
信用減損金融資産金融資産
前連結会計年度期首(2019年1月1日)56460
期中増加額24328
減少(直接償却)△0-△0
減少(戻入)△6△4△10
減少(その他)---
前連結会計年度(2019年12月31日)75379
期中増加額13215
減少(直接償却)△8-△8
減少(戻入)△4△3△8
減少(その他)---
当連結会計年度(2020年12月31日)75277

② 流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクであります。当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関よりコミットメントライン契約等随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債の期日別残高は以下のとおりであり、契約上のキャッシュ・フローは利息支払額を含んだ割引前のキャッシュ・フローを記載しております。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務2,3972,3972,397-----
借入金13,28113,3454,1042,0925,764823560-
リース負債16,75417,1912,0131,6491,5921,5091,4768,950
合計32,43332,9348,5153,7417,3572,3332,0368,950

当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務2,1742,1742,174-----
借入金14,54514,5897,4405,764823560--
リース負債13,83314,1401,8371,7081,3821,3411,2836,588
合計30,55330,90411,4527,4732,2051,9011,2836,588

報告日現在における当座貸越契約及びコミットメントライン契約に基づく借入実行残高は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
当座貸越極度額及びコミットメントライン契約の総額7,20012,100
借入実行残高1,8005,500
差引額5,4006,600

③ 為替リスク管理
当社グループの為替リスクに晒されている金融商品の残高は僅少であり、為替リスクの影響は軽微であるため、為替変動リスクの感応度分析の開示は省略しております。
④ 金利リスク管理
当社グループの借入金のうち一部は変動金利による借入金であり、市場金利の変動を受けるため、金利変動リスクに晒されています。当社グループは、金利の上昇による将来の利息の支払額の増加を抑えるために借入金の固定金利と変動金利の適切なバランスを維持するとともに変動金利相場の現状及び今後の見通しについては常時モニタリングを行っております。
金利変動リスクの感応度分析
当社グループの変動金利による借入金について、連結会計年度末に金利が一律1.0%上昇した場合の税引前当期利益への影響額は次のとおりであります。当該分析は、他の全ての変動要因が一定であると仮定して計算しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年12月31日)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
税引前利益△117△137

⑤ 資本性金融商品の価格変動リスク管理
当社グループは、上場株式を保有しており、資本性金融商品から生じる市場価格の変動リスクに晒されております。
当社グループは、定期的に市場価格や発行体の財務内容を把握し、保有状況を継続的に見直しております。
資本性金融商品の価格変動リスクの感応度分析
当社グループが保有する市場性のある資本性金融商品の市場価格が10%下落した場合のその他の包括利益(税効果考慮前)に与える影響額は次の通りであります。当該分析は、他の全ての変動要因が一定であると仮定して計算しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年12月31日)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
その他の包括利益△101△74

(4)金融商品の公正価値ヒエラルキー
下記は、公正価値のレベル1からレベル3までの公正価値ヒエラルキーに基づく分類を示しております。
レベル1-活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2-レベル1に含まれる市場価格以外の、直接または間接的に観察可能なインプット情報のみを用いて算定される公正価値
レベル3-観察不能なインプットを用いて算定される公正価値
当社グループは、各ヒエラルキー間の振替を各四半期連結会計期間末に認識しております。
公正価値の測定に使用される公正価値のレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定しております。
① 経常的に公正価値で測定する金融商品
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度(2019年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式1,010-1,2392,249
合計1,010-1,2392,249

前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)において、レベル間で振替が行われた金融商品はありません。
(単位:百万円)
当連結会計年度(2020年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式740-6071,347
合計740-6071,347

当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)において、レベル間で振替が行われた金融商品はありません。
レベル3に分類されたその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融商品の公正価値の変動は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年12月31日)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
期首残高2,0251,239
利得及び損失合計△676△631
その他の包括利益△676△631
購入204-
売却△314△0
企業結合による増加--
レベル1への振替--
期末残高1,239607

(注) その他の包括利益に認識した利得又は損失は、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれております。
公正価値の測定方法
レベル3に分類されている金融商品は非上場会社の株式であります。非上場会社の株式については、当該投資先の将来の収益性等の見通し及び対象銘柄における純資産価額等のインプット情報を総合的に考慮し、割引キャッシュ・フロー法、修正純資産法等の評価技法を用いて公正価値を測定しております。
評価技法及びインプット
観察不能なインプットを用いた評価技法及びインプットに関する定量的情報は次のとおりであります。
評価技法観察不能なインプット範囲
割引キャッシュ・フロー法割引率9.46~11.16%
永久成長率0.0~1.0%

感応度分析
観察不能なインプットのうち、永久成長率が低下した場合、株式の公正価値が低下する関係にあります。割引率が上昇した場合、株式の公正価値が低下する関係にあります。
評価プロセス
レベル3の金融商品に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。公正価値の測定に際しては、対象となる金融商品の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプットを用いております。また公正価値の測定結果については経理ユニット責任者のレビュー及び承認を受けております。
② その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の内訳
当社グループにおいて保有する資本性金融商品に対する投資は、取引関係の維持・強化又はベンチャー企業へのインキュベーションを目的としたものですが、いずれも短期的な公正価値の上昇による便益の獲得を主目的としたものではないことから、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。
(a)主な銘柄又は業種の公正価値
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定した資本性金融商品に対する投資の主な銘柄又は業種の公正価値は次のとおりです。
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
銘柄又は業種金額
上場株式
ラクスル株式会社520
株式会社アカツキ406
幼児活動研究会株式会社60
株式会社イノベーション22
上場株式小計1,010
非上場株式
教育・人材関連業250
IT・コンサルティング関連業858
不動産関連業105
その他25
非上場株式小計1,239
合計2,249

当連結会計年度(2020年12月31日)
(単位:百万円)
銘柄又は業種金額
上場株式
株式会社インバウンドテック740
上場株式小計740
非上場株式
教育・人材関連業238
IT・コンサルティング関連業330
不動産関連業12
その他26
非上場株式小計607
合計1,347

(b)受取配当金
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する受取配当金の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年12月31日)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
期中に認識を中止した投資32
期末日現在で保有している投資31
合計64

(c)認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
期中に認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識中止時点の公正価値、累積利得または損失(税引前)は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年12月31日)
当連結会計年度
(自 2020年1月1日
至 2020年12月31日)
公正価値1,967636
累積利得1,441447

これは、当社グループ外部の企業との間で株式売却に関する契約を締結したことに伴いその公正価値が上昇したことをふまえて、当該株式の一部または全部を売却したものです。
(d)利益剰余金への振替額
当社グループでは、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の変動による累積利得または損失は、投資を処分した場合に利益剰余金に振り替えることとしております。利益剰余金へ振り替えたその他の包括利益の累積利得(税引後)は、当連結会計年度において300百万円であります。
③ 償却原価で測定する金融商品の公正価値
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年12月31日)
当連結会計年度
(2020年12月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
レベル2レベル2
金融負債
長期借入金
(1年内返済予定含む)
11,42111,4219,0459,044
合計11,42111,4219,0459,044

短期間で決済される金融資産及び負債の公正価値は帳簿価額と一致又は近似しているため、開示しておりません。
長期借入金の公正価値の測定方法については、以下のとおりです。
変動金利によるものは市場金利を反映しており、当社の信用状態は大きな変化はないことから公正価値は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される金利に基づき、割引キャッシュ・フロー法を用いて公正価値を測定しております。

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