業績予想修正の理由

当期において、テクノロジー／デジタル業界のM&A活動は、特に欧米地域において引き続き力強く推移しております。当社の業績予想は、予想日時点で進行中の契約済案件に対して見込まれる成功確率の最善の見積もりに基づいて作成しており、2021年6月2日および2021年8月3日に業績予想の上方修正を発表いたしました。2021年8月3日の発表以降、これまで成功確率を低く見込んでいた欧米地域における複数の大型案件が進捗を見せ、短期間のうちにサイニングまたはクロージングに至りました。一方、新規案件の受注状況は当初の見込通り推移しており、これは現在の高水準の売上推移と比べると大幅に低い水準となります。上記を勘案の上、2021年12月期の業績予想を上方修正いたしますが、2022年度以降の業績につきましては、グローバル経済並びにM&A活動に対する不透明感が増していると考え、従前からの見通しを維持します。なお、上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。