当社グループにおいては、このような市場の流れに対応していくために、事業構造の転換を進めております。ソリューション事業においては、通信キャリア中心のビジネスから一般法人やサービスプロバイダー向けの事業を拡大し、社会全体に広がる情報通信サービスニーズに対応する体制にシフトしつつあります。プロダクト&サービス事業においては、スマートフォンの浸透とイノベーションの進展のなかで需要拡大が見込めるビジネスコミュニケーション分野やEdTech(Education Technology、教育分野のICT化)、FinTech(Financial Technology、金融分野のICT化)など新しい分野に次々と取り組んでいます。今期においても、ビジネスコミュニケーションプロダクトとして展開している『SMART Message』に新たにAI機能を搭載し自動応答を実現するシステムを開発したり、韓国NAVER社で採用されているWebやアプリの運営をロボット監視するシステムの日本国内での事業化等を推進しております。
今期は、フィーチャーフォン時代から取り組んできたミドルウェアのライセンスや有料コンテンツサービスが縮小したことにより、プロダクト&サービス事業の売上高が大きく減少しました。これに加え、昨年12月から開始したSNSゲーム『モンスター娘のいる日常 オンライン』の採算が悪化したこと、既述の新しいプロダクト&サービス事業への開発、販売の先行投資の継続等により、全社として損失を計上することとなりました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,616,445千円(前年同期比5.5%減)、営業損失189,014千円(前年同期は営業利益28,652千円)、経常損失223,984千円(前年同期は経常利益33,589千円)、純損失285,959千円(前年同期は純利益43,964千円)となりました。
なお、営業損失と経常損失の差については、デバイス事業を営む持分法適用関連会社における生産・出荷の季節性変動に伴う持分法による投資損失及び為替差損によるものです。また、SNSゲーム『モンスター娘のいる日常 オンライン』については、採算の悪化を受け、本年11月にサービスを中止することを決定しました。これらの要因等によりソフトウェア資産の減損処理を行い、特別損失を計上しております。内容につきましては、同日発表の「営業外費用及び特別損失の計上、並びに業績予想の修正、役員報酬減額に関するお知らせ」をご参照ください。
2016/10/14 15:25