①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(自2018年3月1日 至2019年2月28日)における日本経済は、年間を通してGDPはプラス成長が見込まれるものの、米国の保護政策や中国経済の鈍化、英国のEU離脱問題等、さまざまなマイナス要因が顕在化してきており、先行きの不透明感が増している状況にあります。このようななか、IT需要は変わらず好調を維持しており、FinTech(Financial Technology)やEdTech(Education Technology)などの言葉に象徴されるように、あらゆる業種・業態におけるネットサービス化の流れはますます加速しております。加えて、AI(人工知能)やRPA(RoboticProcess Automation)など、業務の効率化や生産性向上に向けた技術の利活用も急速に進んでいます。また、これまで農業や工業領域での活用が主だったIoT(Internet of Things)の進展は、クルマや住宅など、コンシューマ領域に広がってきており、今後さらなる市場拡大が期待されております。こういった流れのなか、当社グループではIoTの成長性を見据え2015年10月に株式を取得し持分法適用関連会社化した株式会社ジェネシスホールディングス(以下ジェネシス)を、昨年3月に連結子会社化し、本格的にデバイス事業に乗り出しました。今期においては、ソースネクスト株式会社が9月に販売を開始した音声通訳機「POCKETALK(ポケトーク)W」やJapanTaxi株式会社が9月から全国展開を開始した「決済機付き車載サイネージタブレット」などのIoTデバイスの売上が急拡大しました。ソリューション事業においては、あらゆる領域でのデジタル化、ネットサービス化の流れを受け、金融系や映像系のサービス構築支援事業が堅調に推移しました。また、コンテンツ事業においては、キッズ、教育分野に注力しており、今期はスマートフォンアプリ『クレヨンしんちゃんお手伝い大作戦』が大きく伸長しました。これらの結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は8,902,848千円(前期比80.0%増)と大幅な増収となり、営業利益は504,494千円(前期は営業損失323,367千円)、経常利益は481,639千円(前期は経常損失431,066千円)、純利益は436,427千円(前期は純損失646,496千円)となり、純利益においては創業以来最高益となりました。
事業別の詳細については以下の通りです。
2019/05/27 11:25