また、10月には台風19号の水害により、本社工場(福島県郡山市)及び富久山工場(福島県郡山市)が浸水する被害が発生しました。本社工場は浸水による被害が一部にとどまったこともあり同月中に復旧しました。主に環境事業の一部製品を生産する富久山工場は生産設備の水没により操業を停止しておりますが、4月からの操業再開を予定しております。
当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は1,731,540千円(対前年同四半期22.4%減)、主に海外子会社での売上高減少のほか、台風19号による水害もあり、前期を下回りました。営業利益は11,343千円(同87.5%減)、経常利益は11,539千円(同85.5%減)と前述の貴金属事業における主要取引先の減産影響、台風19号の水害により減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は146,281千円(前年同四半期は57,557千円の利益)、当第1四半期連結累計期間末時点での台風被害による復旧費用228,118千円を特別損失に計上しております。なお、当該特別損失に対応する受取保険金は計上しておりません。
このような事業環境のもと、当社グループは電子部品・デバイスメーカーの生産回復期において、いち早く市場ニーズに応えることが出来るよう、これまで進めてきた企業体質強化の取り組みを継続し、既存事業の強化と効率化、レアメタル事業を中心とする新規事業の収益化に注力してまいります。既存事業では、貴金属材料の供給による付加価値向上、製造工程の自動化による効率改善等に継続して取り組んでまいります。レアメタル事業では、回収する原料の幅を広げながら材料化技術を高めることにより、製品の多様化・取扱品目の拡大に取り組んでまいります。リチウムイオン二次電池等に使用されたレアメタルの再生につきましては、二次電池材料メーカーの評価試験を継続し、早期事業化に向けた取り組みを加速してまいります。
2020/02/07 15:43