農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済成長、バイオ燃料の需要増加に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成長が継続するものと思われます。一方、国内においては、政府による農業改革が本格化し、農業の生産性を高め、従事者所得を増やすことを目標に、現在、農業生産資材価格の引き下げや農産物流通の構造改革について議論が重ねられております。農薬についても、ジェネリック農薬の登録の在り方を含め、農薬取締法の運用を国際標準に合わせる方向で議論が進められており、急速な市場環境の変化に対応した取り組みが求められております。
このような中、当社グループの状況は、世界的なダコニール需要の増加により、当社主力製品であるダコニール原体やその中間体IPNの出荷が好調であったものの、国内の水稲除草剤分野において、ベンゾビシクロンの新規混合剤への切り替えに遅れが生じ出荷が伸び悩みました。また、インドの連結子会社において、過年度の天候不順による在庫調整の影響や今期病害虫の発生が少なかったこともあり、売上高は低調に推移いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は108億28百万円となり、営業利益は5億77百万円、経常利益は4億42百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億68百万円となりました。
2017/02/09 10:00