農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済成長、バイオ燃料の需要増加に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成長が継続するものと思われます。一方、国内においては、政府による農業改革が本格化し、農業の生産性を高め、従事者所得を増やすことを目標に、現在、農業生産資材価格の引き下げや農産物流通の構造改革について議論が重ねられております。農薬についても、2017年4月より、国際基準に基づいた新規農薬原体の原体規格設定が開始され、既存農薬原体に対する運用については今後注視して行く必要があります。
このような中、当社グループの状況は、世界的なダコニール需要の増加により、当社主力製品であるダコニール関連剤(原体及び製剤)やその中間体IPNの出荷を中心に、各品目において好調に推移いたしましたが、閑散期にあたることから当第1四半期連結累計期間の売上高は29億15百万円(前年同四半期比7億50百万円増、34.6%増)、営業損失は1億33百万円(前年同四半期は営業損失4億48百万円)、経常損失は1億25百万円(前年同四半期は経常損失6億8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億84百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億35百万円)となりました。
なお、当社グループの販売する製品は、農繁期に備え、冬季から春季にかけて出荷が集中する傾向にあります。そのため、第3四半期連結会計期間(10月1日から12月31日まで)、第4四半期連結会計期間(1月1日から3月31日まで)に売上が集中する傾向にあり、特に第3四半期連結会計期間はその傾向が顕著となります。
2017/08/04 10:00