業績予想修正の理由

2020年３月期の業績につきましては、中期的に取り組んでまいりました開発・運用売上中心の事業モデルから独自の感性メタデータを活用したライセンス収入主体のデータ・テクノロジーライセンス売上を中心とする事業モデルの進展が一段と進みました。従来の大手通信会社向けの受託型の開発・運用事業が減少した一方で、利益率の高いデータライセンス事業が成長し、粗利益率が前事業年度の44.3％から当事業年度は45.4％となりました。
これらの結果として、売上は期初予想比15.3％減と業績予想を下回り、営業利益、経常利益、当期純利益は、それぞれ41.4％増、43.2％増、43.4％増と期初予想を上回ることとなりました。
なお、配当予想につきましては、足元の状況及び経営環境並びに配当金額の規模等を総合的に勘案した結果、前回発表予想から変更はございません。当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要な課題の１つと認識しており、長期的な視点に立った安定的な配当を継続することを基本方針としております。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。