また当社独自の「感性AI」を活用した「人間の感性・感情を理解するテクノロジー」による特定分野に特化した「専門AI」に関する特定パートナー企業との実証実験(PoC=Proof of Concept)の取り組みは当期においても引き続き進捗しております。また感性マーケティング事業に向けて美容分野や住宅分野など、エンターテイメント分野以外への感性メタデータ提供やその利活用は着実な広がりを見せております。
開発・運用型売上ではなく、技術ライセンス収入主体への事業モデルの転換に向けたデータ・テクノロジーライセンス事業に一段と主力事業がシフトする一方で、研究開発やデータ開発を引き続き、売上の25%を目処に積極的な投資を実行しております。主力であるエンターテイメント分野のデータ・サービスは順調であった一方で、新規分野である非エンターテイメント分野向けのデータ・サービスの進捗に遅れがあり、それらの結果として当期の売上高は前事業年度比81.0%の994,295千円、売上原価は、ライセンス事業の収益力向上が進んだことから原価率の低減および粗利率の向上が進み、前事業年度比78.2%の524,374千円となりました。販売費及び一般管理費については、積極的な研究開発費を前年と同様に継続しつつも、インフラ費用など外部委託コストの削減などの効率化により、前事業年度比90.7%の485,700千円となりました。この結果、営業損失15,780千円(前事業年度は営業利益21,212千円)、経常損失15,503千円(前事業年度は経常利益21,474千円)、当期純損失51,440千円(前事業年度は当期純利益17,202千円)となりました。
当事業年度末における総資産は、1,208,002千円(前事業年度末比51,481千円減)となりました。流動資産につきましては1,036,670千円(同14,057千円減)となりました。増減の主な要因としましては、現金及び預金の増加(同28,353千円増)、回収による売掛金の減少(同35,864千円減)があったことによります。固定資産につきましては、減価償却によるソフトウエアの減少(同11,536千円減)、ソフトウエア仮勘定の増加(同10,932千円増)、繰延税金資産の減少(同33,912千円減)などにより、171,331千円(同37,423千円減)となりました。
2021/06/22 15:40