有価証券報告書-第8期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

【提出】
2014/03/31 15:01
【資料】
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【項目】
60項目

対処すべき課題


3 【対処すべき課題】
当社は、第1号「直営型ホテル」(千葉県)の建設に向けて事業を推進してまいりましたが、物件が千葉県の海沿いということで東日本大震災による地震と放射能への不安感により様子見に入られた方が多く、また当社のホテル運営経験が少ないことを危惧されるお客様もおられた事等から当初計画よりも遅延しており、現在のところ着工予定は未定となっております。
また、「運営型ホテル」の第1号として「ザ・レジェンドホテル タラサ志摩」(三重県)をリニューアルオープンさせましたが、ホテル運営方針の相違により業務委託契約は終了いたしました。
これに伴い、新規に「運営型ホテル」第2号の運営受託に向けて営業活動を実施してまいりましたが現在のところ受託には至っておりません。
一方で、当社の広告宣伝及びイメージアップの一環として講演活動、「関わる全ての方を幸せにすること、そんな存在になること」をメインテーマとした研究機関である「レジェンド・アカデミア」を開設し、各種講座を開催してまいりました。
上記の通り、当社の主要3部門(ホテル、トラスト、コンサルティングサービス)のうち、現在のところ「ホテル部門」「トラスト(不動産)部門」の売上目途は立っておらず、各種セミナー講座の開催等により「コンサルティングサービス部門」の売上のみが立っている状況になっております。
加えて、当事業年度はホテル関係の進捗が現在のところございませんでした。
このような状況を踏まえ、当社と致しましては企業存続をかけてダイナミックな決断をしてまいりたいと考えております。
一旦経営の軸足を「ホテル部門」から、新規事業である「野菜の卸売及び小売業等」、及び「不動産事業」の拡大強化に移してまいります。
そのための資金調達を行い、財務基盤を確立させるとともに、新規事業及び不動産事業拡大強化への資金・人材等の投資により抜本的な業績改善を図り、経営基盤を安定化させてまいりたいと考えております。その上で、再度ホテル部門を推し進めていきたいと考えております。