有価証券報告書-第17期(2025/04/01-2026/03/31)

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2026/06/19 15:00
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201項目
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主として国内の法人や個人のお客さまへの貸出及び債券や株式、投資信託等の有価証券による運用等の銀行業務を中心とした金融情報サービスを行っております。これらの事業を健全に行っていくため、経営体力の範囲内でリスクを許容し、収益力の向上を目指しております。
当社グループでは、主として金利変動等を伴う金融資産及び金融負債を保有していることから、金利変動等による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合管理(ALM)を行うほか、必要に応じてデリバティブ取引を実施しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
当社グループが保有する金融資産には、主として国内の法人及び個人のお客さまに対する貸出金があり、顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されております。また、有価証券は、主に株式、債券、投資信託及び組合出資金であり、純投資目的及び政策投資目的で保有しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。
主な金融負債である預金及び譲渡性預金は、主として国内の法人及び個人のお客さまの預け入れによるものです。集中的な預金の解約等による流動性リスクに留意する必要がありますが、預金等の大部分は個人のお客さまによるもので小口分散されているほか、大口預金の比率を一定以下にコントロールする等により当該リスクを抑制しております。
デリバティブ取引には、ALMの一環で行っている金利スワップ取引、及びその他有価証券で保有する債券に対する先物取引、オプション取引等があります。デリバティブ取引は、投機的な取引を目的とするものではなく、主としてヘッジ目的で実施しております。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
当社グループでは、「リスク管理基本方針」及び各種リスク管理規程を定め、以下のリスク管理を実施する体制を整備しております。
① 信用リスクの管理
当社グループは、「クレジットポリシー」及び「信用リスク管理規程」等に従い、貸出金について、個別案件毎の与信審査、与信限度額、信用情報管理、内部格付、自己査定等の事後管理、保証や担保の設定、問題債権への対応、与信集中リスク管理等与信管理に関する体制を整備し運営しております。これらの与信管理は、各営業店のほか融資担当部門により行われ、また、定期的に経営会議等を開催し、審議・報告を行っております。さらに、与信管理の状況については監査担当部門がチェックしております。
② 市場リスクの管理
市場取引については、フロントオフィス、ミドルオフィス及びバックオフィスをそれぞれ独立した部署とし、相互に牽制する体制としております。
(イ) 金利リスクの管理
当社グループは、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。「市場リスク管理規程」等の規程に従い、金利リスク量を計測するとともに、定期的にギャップ分析や感応度分析等によりモニタリングを実施し、定期的に経営会議等に報告しております。また、現状分析を踏まえた今後の対応等の協議を行っております。
(ロ) 為替リスクの管理
当社グループは、「市場リスク管理規程」等に従い、為替の変動リスクに関して、総合持高、損失限度額を設定する、若しくはヘッジ取引を行う等により管理しております。
(ハ) 価格変動リスクの管理
当社グループは、「市場リスク管理規程」等に従い、価格変動リスクを管理しております。有価証券のリスクはバリュー・アット・リスク(VaR)、10BPV等リスク指標に基づいて、予め設定した限度額に対する使用状況をリスク管理部門が日次でモニタリングするとともに、経営会議等に報告しております。
(ニ) デリバティブ取引
デリバティブ取引の取扱いにつきましては、取引の執行、ヘッジ取引の有効性検証、事務管理に係る部門を分離し、取扱規程に基づいた運用・管理のもとに行っております。
(ホ) 市場リスクに係る定量的情報
トレーディング目的以外の金融商品
当社グループでは時価が日次で変動する商品を多数保有し、その変動額も他のリスクカテゴリーと比較して大きいため、VaRを用いた市場リスク量を日次(預金・貸出金等の金利リスク量は月次)で把握・管理しております。当社グループの市場リスク量は、子銀行である荘内銀行及び北都銀行の市場リスク量を合算した値として管理しております。
2026年3月期の当社グループのバンキング業務の市場リスク量は次のとおりであります。
なお、2025年3月期の当該市場リスク量は、( )で表示しております。
<バンキング勘定のリスク量>(単位:億円)
平均最大最小年度末
預金・貸出金等0(0)0(0)0(0)0(0)
有価証券242(342)298(388)195(301)256(308)
債券66(100)90(122)46(77)46(80)
株式52(55)78(77)24(39)76(58)
その他173(244)225(274)143(200)173(200)

(*1) VaRの計測手法は、原則として「分散共分散手法」で計測しております。
(*2) 保有期間は、有価証券のうち市場流動性の高い金融商品(国債、地方債、上場株式(除く政策投資)等)は60営業日(上場株式のうち政策投資銘柄は250営業日)、市場流動性の低い金融商品及び預金・貸出金等は125営業日及び250営業日で算出しております。
(*3) 信頼区間は99%、変動率を計測するための市場データの抽出期間は250営業日を使用しております。
(*4) 有価証券の「債券」と「株式」のリスクファクター間で相関を考慮しているため、合計値が合致しません。
(*5) 現在の預金・貸金等の金利リスク量は、金利上昇リスクではなく、金利低下リスクを表すものとなっております。内部管理上は金利上昇リスクを管理することとしており、預金・貸出金等の金利リスク量を「0」としております。
なお、当社グループでは、有価証券のVaRについて、市場リスク量の計測モデルの正確性を検証するため、モデルが計測した保有期間1日のVaRと実際の損失を比較するバックテストを子銀行毎に実施しております。
現在使用している計測モデルは、相応の精度により市場リスクを捕捉しているものと考えられますが、変動率(ボラティリティ)の上昇により、リスク量(VaR)の増加が見込まれる局面では、随時対応を図り保守的に運営してまいります。
VaRによるリスク管理を行うにあたっては、特に以下の点に十分留意して活用することとしております。
(ⅰ) 市場リスクのVaR等の定量的情報は、統計的な仮定に基づいて算定したものであり、前提条件や算定方法等によって異なる値となること
(ⅱ) 市場リスクのVaR等の定量的情報は、前提条件等に基づいて算定した統計的な値であり、最大損失額の予測を意図するものではないこと(信頼区間に応じた頻度で損益がVaRを上回ることが想定されること)
(ⅲ) 将来の市場の状況は、過去とは大きく異なることがあること
なお、トレーディング目的の金融商品につきましては、いずれの子銀行においても保有残高が極めて少なく、経営に与える重要性が限定的であるため開示対象外としております。
③ 流動性リスクの管理
当社グループは、「流動性リスク管理規程」等に従い、流動性リスク管理に係る限度額を設定し、実績を日次でモニタリングするとともに、経営会議等に報告しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等及び組合出資金は、次表には含めておりません((注1)参照)。また、現金預け金、買入金銭債権、外国為替(資産・負債)、債券貸借取引受入担保金は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額の注記を省略しております。
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 商品有価証券
売買目的有価証券654654-
(2) 金銭の信託40,04340,043-
(3) 有価証券 (*1)
その他有価証券560,372560,372-
(4) 貸出金1,913,574
貸倒引当金 (*2)△10,355
1,903,2181,881,627△21,590
資産計2,504,2882,482,698△21,590
(1) 預金2,670,9432,670,514△429
(2) 譲渡性預金20,84420,844-
(3) 借用金103,300103,269△30
負債計2,795,0882,794,629△459
デリバティブ取引 (*3)
ヘッジ会計が適用されていないもの117117-
ヘッジ会計が適用されているもの4,4984,498-
デリバティブ取引計4,6164,616-

(*1) 有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 令和3年6月17日)第24-3項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託が含まれております。なお、第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は該当ありません。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 商品有価証券
売買目的有価証券649649-
(2) 金銭の信託40,42440,424-
(3) 有価証券 (*1)
その他有価証券395,125395,125-
(4) 貸出金1,967,175
貸倒引当金 (*2)△ 11,417
1,955,7581,889,342△66,415
資産計2,391,9572,325,541△66,415
(1) 預金2,650,6842,650,267△416
(2) 譲渡性預金21,04121,041-
(3) 借用金103,800103,800-
負債計2,775,5262,775,109△416
デリバティブ取引 (*3)
ヘッジ会計が適用されていないもの(306)(306)-
ヘッジ会計が適用されているもの12,11412,114-
デリバティブ取引計11,80711,807-

(*1) 有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 令和3年6月17日)第24-3項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託が含まれております。なお、第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は該当ありません。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で表示しております。
(注1) 市場価格のない株式等及び組合出資金の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報の「その他有価証券」には含まれておりません。
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
非上場株式 (*1) (*2)1,5481,546
組合出資金 (*3)3,9184,517

(*1) 非上場株式については、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 令和2年3月31日)第5項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。
(*2) 前連結会計年度において、非上場株式について213百万円減損処理を行っております。
当連結会計年度において、非上場株式について0百万円減損処理を行っております。
(*3) 組合出資金については、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 令和3年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。
(注2) 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
預け金 (*1)282,324-----
買入金銭債権3,828-----
有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの42,88874,16961,60876,540107,835145,372
うち国債1,0001,00050032,00037,00044,500
地方債16,08230,25122,81126,66220,25527,766
社債12,72818,15418,2594,41487064,009
その他13,07724,76320,03713,46349,7109,096
貸出金 (*2)272,365338,083298,770173,336182,740561,165
合計601,405412,252360,378249,876290,576706,537

(*1) 預け金のうち、期間の定めのないものは「1年以内」に含めて開示しております。
(*2) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない36,170百万円、期間の定めのないもの50,941百万円は含めておりません。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
預け金 (*1)398,256-----
買入金銭債権3,160-----
有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの32,37459,78868,77534,32650,586122,284
うち国債1,000-24,500-9,00037,500
地方債11,42925,87820,03314,67015,75519,701
社債9,97219,85511,7871,88674458,332
その他9,97314,05412,45517,76925,0866,750
貸出金 (*2)330,386341,192305,211170,771183,414549,102
合計764,177400,981373,986205,098234,001671,386

(*1) 預け金のうち、期間の定めのないものは「1年以内」に含めて開示しております。
(*2) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない34,672百万円、期間の定めのないもの52,425百万円は含めておりません。
(注3) 借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
預金 (*)2,347,80384,30028,506---
譲渡性預金20,844-----
借用金98,4004,900----
合計2,467,04789,20028,506---

(*) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
1年以内1年超
3年以内
3年超
5年以内
5年超
7年以内
7年超
10年以内
10年超
預金 (*)2,348,53980,21122,530---
譲渡性預金21,041-----
借用金103,800-----
合計2,473,38180,21122,530---

(*) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
区分時価
レベル1レベル2レベル3合計
金銭の信託-40,043-40,043
有価証券
売買目的有価証券
国債・地方債等-654-654
その他有価証券
国債・地方債等105,796133,836-239,632
社債-73,70638,053111,760
株式19,861--19,861
外国証券29930,560-30,859
投資信託33,900120,258-154,159
デリバティブ取引
金利関連-4,505-4,505
通貨関連-179-179
資産計159,857403,74538,053601,656
デリバティブ取引
金利関連-6-6
通貨関連-57-57
債券関連5--5
負債計563-69

(*) 有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 令和3年6月17日)第24-3項及び第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は含まれておりません。
第24-3項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表計上額は4,099百万円であります。
第24-9項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表計上額はありません。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
区分時価
レベル1レベル2レベル3合計
金銭の信託-40,424-40,424
有価証券
売買目的有価証券
国債・地方債等-649-649
その他有価証券
国債・地方債等60,02294,992-155,014
社債-54,95834,48389,442
株式19,792--19,792
外国証券10,4728,054-18,526
投資信託25,08582,885-107,971
デリバティブ取引
金利関連-12,114-12,114
通貨関連-11-11
資産計115,372294,09034,483443,947
デリバティブ取引
通貨関連-318-318
負債計-318-318

(*) 有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 令和3年6月17日)第24-3項及び第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は含まれておりません。
第24-3項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表計上額は4,377百万円であります。
第24-9項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表計上額はありません。
(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
区分時価
レベル1レベル2レベル3合計
貸出金-270,6361,610,9911,881,627
資産計-270,6361,610,9911,881,627
預金-2,670,514-2,670,514
譲渡性預金-20,844-20,844
借用金-103,269-103,269
負債計-2,794,629-2,794,629

当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
区分時価
レベル1レベル2レベル3合計
貸出金-238,0271,651,3141,889,342
資産計-238,0271,651,3141,889,342
預金-2,650,267-2,650,267
譲渡性預金-21,041-21,041
借用金-103,800-103,800
負債計-2,775,109-2,775,109

(注1) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
資産
金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている金融商品については、取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格等によっております。観察できないインプットによる影響額が重要な場合はレベル3の時価、そうでない場合はレベル2の時価に分類しております。
売買目的有価証券及びその他有価証券
売買目的有価証券及びその他有価証券については、活発な市場における無調整の相場価格を利用できるものはレベル1の時価に分類しております。主に上場株式や国債がこれに含まれます。
公表された相場価格を用いていたとしても市場が活発でない場合にはレベル2の時価に分類しております。主に地方債、社債がこれに含まれます。
相場価格が入手できない場合には、将来キャッシュ・フローの現在価値技法などの評価技法を用いて時価を算定しております。評価に当たっては観察可能なインプットを最大限利用しており、インプットには、TIBOR、国債利回り、期限前返済率、信用スプレッド、倒産確率、倒産時の損失率等が含まれます。算定にあたり重要な観察できないインプットを用いている場合には、レベル3の時価に分類しております。
また、市場における取引価格が存在しない投資信託について、解約又は買戻請求に関して市場参加者からリスクの対価を求められるほどの重要な制限がない場合には基準価額を時価とし、レベル2の時価に分類しております。
なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「(有価証券関係)」に記載しております。
貸出金
貸出金のうち、残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限る等の特性により返済期限を設けていないものについては、返済見込期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため当該帳簿価額を時価としております。
固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を信用格付ごとの信用スプレッド及び市場金利で割り引いて時価を算定しております。また、変動金利によるものは、内部格付、期間に基づく区分ごとに、原則として金利満期までの元利金の合計額を信用格付毎の信用スプレッド及び市場金利で割り引いて時価を算定しております。
なお、信用スプレッドは信用格付ごとの累積デフォルト率、ロス率を基に残存期間帯別に計算しております。
貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。
時価に対して観察できないインプットによる影響額が重要な場合はレベル3の時価、そうでない場合はレベル2の時価に分類しております。
負債
預金、及び譲渡性預金
要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価としております。また、定期預金については、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いた現在価値により時価を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際の店頭表示基準利率を用いております。なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。当該時価はレベル2の時価に分類しております。
借用金
借用金の時価は、期間に基づく区分毎に、元利金の合計額を市場金利で割り引いて時価を算定しております。なお、残存期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。当該時価はレベル2の時価に分類しております。
デリバティブ取引
デリバティブ取引については、活発な市場における無調整の相場価格を利用できるものはレベル1の時価に分類しており、主に債券先物取引や金利先物取引がこれに含まれます。
ただし、大部分のデリバティブ取引は店頭取引であり、公表された相場価格が存在しないため、取引の種類や満期までの期間に応じて現在価値技法やオプション価格計算モデル等の評価技法を利用して時価を算定しております。それらの評価技法で用いている主なインプットは、金利や為替レート、ボラティリティ等であります。また、取引相手の信用リスク及び当行自身の信用リスクに基づく価格調整を行っております。観察できないインプットを用いていない又はその影響が重要でない場合はレベル2の時価に分類しており、金利スワップ取引、為替予約取引等が含まれます。重要な観察できないインプットを用いている場合はレベル3の時価に分類しております。
(注2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価に関する情報
(1) 重要な観察できないインプットに関する定量的情報
前連結会計年度(2025年3月31日)
区分評価技法重要な観察できない
インプット
インプットの範囲インプットの
加重平均
有価証券
その他有価証券
社債
私募債現在価値技法倒産確率0.07%-100.00%0.44%
回収率0.00%-27.13%27.12%

当連結会計年度(2026年3月31日)
区分評価技法重要な観察できない
インプット
インプットの範囲インプットの
加重平均
有価証券
その他有価証券
社債
私募債現在価値技法倒産確率0.05%-100.00%1.12%
回収率0.00%-15.02%14.91%


(2) 期首残高から期末残高への調整表、当期の損益に認識した評価損益
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
期首残高当期の損益又は
その他の包括利益
購入、売却、発行及び決済の純額レベル3の時価への振替
(*3)
レベル3の時価からの振替
(*4)
期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融資産及び金融負債の評価損益
損益に計上
(*1)
その他の包括利益に計上
(*2)
有価証券
その他有価証券
社債
私募債36,101△2△3822,333--38,053-

(*1) 連結損益計算書の「その他業務費用」の「国債等債券売却損」に含まれております。
(*2) 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。
(*3) レベル2の時価からレベル3の時価への振替であり、該当事項はありません。
(*4) レベル3の時価からレベル2の時価への振替であり、該当事項はありません。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
期首残高当期の損益又は
その他の包括利益
購入、売却、発行及び決済の純額レベル3の時価への振替
(*3)
レベル3の時価からの振替
(*4)
期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融資産及び金融負債の評価損益
損益に計上
(*1)
その他の包括利益に計上
(*2)
有価証券
その他有価証券
社債
私募債38,053△0△327△3,241--34,483-

(*1) 連結損益計算書の「その他業務費用」の「国債等債券売却損」に含まれております。
(*2) 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。
(*3) レベル2の時価からレベル3の時価への振替であり、該当事項はありません。
(*4) レベル3の時価からレベル2の時価への振替であり、該当事項はありません。
(3) 時価の評価プロセスの説明
当社グループはリスク管理部門において時価の算定に関する方針及び手続きを定めており、これに沿って各取引部門が時価を算定しております。算定された時価は、独立した評価部門において、時価の算定に用いられた評価技法及びインプットの妥当性並びに時価のレベル分類の適切性を検証しております。検証結果は毎期リスク管理部門に報告され、時価の算定の方針及び手続に関する適切性が確保されております。
時価の算定に当たっては、個々の資産の性質、特性及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを用いております。また、第三者から入手した相場価格を利用する場合においても、利用されている評価技法及びインプットの確認や類似の金融商品の時価との比較等の適切な方法により価格の妥当性を検証しております。
(4) 重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明
社債の時価の算定で用いている重要な観察できないインプットは、倒産確率、回収率であります。なお、倒産確率の著しい増加(減少)は、時価の著しい低下(上昇)を生じさせることになり、回収率の著しい増加(減少)は、時価の著しい上昇(低下)を生じさせることになります。一般に、倒産確率に関して用いている仮定の変化は、回収率に関して用いている仮定の逆方向への変化を伴います。
(注3) 第24-3項の取扱いを適用した投資信託の期首残高から期末残高への調整表
前連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
期首残高当期の損益又は
その他の包括利益
購入、売却及び償還の純額投資信託の基準価額を時価とみなす取扱いを適用することとした額投資信託の基準価額を時価とみなす取扱いを適用しないこととした額期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する投資信託の評価損益
損益に計上
(*1)
その他の包括利益に計上 (*2)
1,848△179△02,100--4,099-

(*1) 連結損益計算書の「資金運用収益」の「有価証券利息配当金」に含まれております。
(*2) 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。
連結決算日における解約又は買戻請求に関する制限の内容ごとの内訳
(単位:百万円)
解約又は買戻請求に関する制限の主な内容連結貸借対照表計上額
解約に際し、1カ月超前に事前通告が必要となる4,099

当連結会計年度(2026年3月31日)
(単位:百万円)
期首残高当期の損益又は
その他の包括利益
購入、売却及び償還の純額投資信託の基準価額を時価とみなす取扱いを適用することとした額投資信託の基準価額を時価とみなす取扱いを適用しないこととした額期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する投資信託の評価損益
損益に計上
(*1)
その他の包括利益に計上 (*2)
4,099△5377△100--4,377-

(*1) 連結損益計算書の「資金運用収益」の「有価証券利息配当金」に含まれております。
(*2) 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。
連結決算日における解約又は買戻請求に関する制限の内容ごとの内訳
(単位:百万円)
解約又は買戻請求に関する制限の主な内容連結貸借対照表計上額
解約に際し、1カ月超前に事前通告が必要となる4,377

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