このような情勢の下、当社グループは、厳しい外部環境に耐えうる経営基盤を構築するため、将来的に成長が見込める5G分野や新規市場開拓などの中長期的取組みを行いつつ、さらなる高採算ビジネスの獲得に注力し「収益構造改革」を推進しております。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、前年同四半期に比べメモリの販売価格の下落と既存ビジネスの需要の減少といった厳しい状況の中で、通信機器向けの新規半導体ビジネスの獲得や、EMSビジネス及びリチウムイオンバッテリビジネスなどの高付加価値商品の販売に注力しました。その結果、活況であった前年同四半期に比べ売上高は、331億76百万円(前年同四半期比5.3%減)となりました。営業利益は、売上総利益の減少により3億92百万円(前年同四半期比21.3%減)となりました。経常利益以下の利益は、外貨建て資産と外貨建て負債の保有バランスにより評価上の為替差益が生じておりますが円安基調に推移したため前四半期より同差益額が圧縮され、経常利益が、1億85百万円(前年同四半期比22.8%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益が、1億19百万円(前年同四半期比27.3%減)となりました。
品目別では、半導体分野は、通信機器向け新規ビジネスを獲得したものの、産業用機器向けCPUやLEDなどのメモリ以外の商品の減少により、売上高129億29百万円(前年同四半期比6.6%減)となりました。液晶分野は、PC向け及び車載向けは堅調に推移したものの、一部大手顧客の生産調整により液晶モジュールが減少し、売上高124億35百万円(前年同四半期比14.4%減)となりました。電子機器分野は、異物検出装置はほぼ前年同四半期並みに推移しましたが、産業用機器向けビジネスの低迷により、売上高33億86百万円(前年同四半期比27.7%減)となりました。その他分野は、EMSビジネス及びリチウムイオンバッテリビジネスが好調に推移したことと、太陽光発電所向け電力機器などの新規ビジネスが寄与し、売上高44億24百万円(前年同四半期比124.1%増)となりました。
2020/02/10 15:03