四半期報告書-第18期第2四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/14 15:43
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29項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、原油価格の上昇や円高基調など景気の下押し要因はあるもの
の堅調に推移している海外経済や増加傾向にある雇用者所得により緩やかな景気回復を維持しましたが、米国政権
の保護貿易主義政策による貿易摩擦の激化が景気の下振れリスクとして懸念されており、先行き不透明な状況が依
然として続いております。
当社グループを取り巻く先端医療・再生医療分野におきましては、理化学研究所が、関西文化学術研究都市に創薬や再生医療分野の医療機器開発を進めることを目的にiPS細胞創薬基盤開発連携拠点を開所するなど、産学連携に向けた動きが見られました。
以上のような環境の下、当社グループは再生医療支援事業及び細胞シート再生医療事業における活動を推進いたしました。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は347,907千円(前年同四半期比321,685千円の増加)、営業損失は40,719千円(前年同四半期比344,286千円の減少)、経常損失は40,329千円(前年同四半期比349,833千円の減少)、親会社株主に帰属する四半期純損失は41,474千円(前年同四半期比349,163千円の減少)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 再生医療支援事業
再生医療支援事業では、温度応答性細胞培養器材に関する研究開発活動に取り組みました。販売面では、販売促進活動に取り組みつつ、引き続き新規導入商材の開発に向けた探索・選定活動を推進いたしました。また、第1四半期に引き続き今期より開始した再生医療受託サービスに関する広報活動を実施いたしました。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は22,907千円(前年同四半期比3,314千円の減少)、営業損失は42,206千円(前年同四半期比17,937千円の減少)となりました。
② 細胞シート再生医療事業
細胞シート再生医療事業では、食道再生上皮シート及び軟骨再生シートの細胞シート再生医療製品パイプラインの自社開発を中心とした研究開発を推進しております。
食道再生上皮シートの開発では、2016年8月より進めて参りました治験について2018年4月までに治験実施施設での症例登録を終了いたしました。最終症例の登録が期初想定より時間を要したことから、現時点で販売承認申請の時期としては、2019年上期頃(期初計画では2018年第4四半期から2019年第1四半期頃)を想定しております。また、販売承認取得時期としては2019年中(期初計画では2019年中)を予定しております。
自己細胞由来の軟骨再生シートの開発では、東海大学が2018年上期に先進医療申請に向けて、厚生労働省医政局専門官との相談を踏まえた申請準備を進めました。今後、東海大学は2018年下期中に、申請後に実施される厚生労働省 先進医療会議での審査に向けた準備を進める予定であり、当社も引き続きその支援に努めて参ります。
海外展開におきましては、台湾企業(MetaTech社)との間で締結した細胞シート再生医療事業に関する台湾での独占的事業提携の活動の一環として、第1四半期連結会計期間に引き続き当社より一部の開発データについて提供が完了したことに伴い売上高として225,000千円を当第2四半期連結会計期間に計上いたしました。
以上のような活動の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は325,000千円(前年同四半期比325,000千円の増加)、営業利益は152,223千円(前年同四半期は166,593千円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて137,668千円減少し、1,339,688千円となりました。これは主に、現金及び預金が109,226千円減少したことによります。
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,247千円減少し、83,063千円となりました。これは主に、有形固定資産が996千円減少したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて138,915千円減少し、1,422,751千円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて96,690千円減少し、206,403千円となりました。これは主に、未払金が68,691千円、前受金が25,563千円減少したことによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて96,690千円減少し、206,403千円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて42,225千円減少し、1,216,348千円となりました。これは主に、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ2,612千円増加する一方、親会社株主に帰属する四半期純損失41,474千円を計上したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前第2四半期連結会計期間末に比べて91,350千円減少し1,240,997千円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動に使用した資金は102,459千円(前年同四半期比209,614千円の支出減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失40,329千円を計上したことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は986千円(前年同四半期比1,475千円の支出減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出986千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は、3,525千円となりました(前年同四半期比584,631千円の収入減)。これは、新株予約権の行使による株式の発行による収入3,525千円であります。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は158,412千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(5)継続企業の前提に関する事項について
当社グループは、当社新株予約権の行使による資金調達の実施等により、前連結会計年度末の手元資金(現金及び預金)残高は1,350,223千円となり、財務基盤については一定水準を保持して推移しております。一方で事業面におきましては細胞シート再生医療事業の重要課題である細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の道程を示すまでには至っておりません。以上のことから、当社グループは当四半期連結会計期間において、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しております。
当社グループは当該状況の解消を図るべく、引き続き以下の施策に取り組んでおります。
当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化の実現と海外事業提携の推進による収益機会の獲得
当社グループは、今後、食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また海外事業提携先の開拓を通じて、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。

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