このうち番組提供のスポンサーから得られるタイム収入は、系列局を通じた全国放送(ネット部門)において前年を上回りました。ミニ番組を活用した新規企画など、単発型の出稿のセールス強化が奏功した結果です。一方、首都圏放送(ローカル部門)は、時報CM企画などのセールス施策を行い新規のミニ番組を獲得しましたが、「パリオリンピック」によるレギュラー番組の休止などが影響し前年割れとなりました。ネットとローカルを合わせたレギュラー部門全体では、ネット部門が牽引し、前年を超える結果となりました。特別番組部門は、60周年の大型特番「JAPANプロジェクト」や「生きとし生けるもの」などのセールスが好調となったことに加え、「パリオリンピック」の放送もあり前年を大幅に上回りました。タイム収入全体では7.1%増の22,737百万円となりました。
スポット収入は、『交通・レジャー』『自動車・関連品』『飲料』などの出稿が好調となりました。東京地区の広告市場は前年同期比3.1%増と回復傾向にあり、㈱テレビ東京も商品量を確保し売上を伸ばしました。販促企画による新規広告主の獲得などにより、スポット収入は5.3%増の12,694百万円となりました。
地方放送局などへの番組販売では、他系列の地方放送局において、オリンピックなどの特別番組の編成が増加したこともあり、全体として番組購入需要が減少する傾向となりました。番組別では、「ありえへん∞世界」や「家、ついて行ってイイですか?」など販売が好調に推移した番組はあるものの、番組販売収入は2.2%減の2,088百万円となりました。
2024/11/14 10:35