有価証券報告書-第18期(2023/01/01-2023/12/31)

【提出】
2024/03/27 15:53
【資料】
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【項目】
122項目
24.金融商品
(1)財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・市場リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。
(2)信用リスク管理
信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。
当社グループにおける金融資産は主に当社グループが運営するファンドへの立替金、未収入金及び投資先への立替金及び経営支援料に関する売掛金であります。当社グループが運営するファンドについては、資金管理を当社グループが行っているため、信用リスクは軽微であります。投資先に関しては継続的に資金状況をモニタリングすることで信用状況を管理する体制としております。
また、当社グループが使用するオフィスにつき賃貸借契約に基づく賃借を行っており、敷金保証金は取引開始時に信用判定を行うとともに、契約更新時その他適宜契約先の信用状況の把握に努めておりますが、取引先の信用リスクに晒されております。
連結財務諸表に表示されている金融資産の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに係るエクスポージャーの最大値であります。
上記金融資産について、過年度より期日経過、減損及び貸し倒れが発生した事実はなく、当連結会計年度末においても当該計上を懸念すべき事実は認識されていないため、年齢分析の記載は省略しています。
(3)流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払いを実行できなくなるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
金融負債の期日別残高は以下のとおりであります。
前連結会計年度(2022年12月31日)
(単位:千円)

帳簿価額契約上の
キャッ
シュ・
フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務535,744535,744535,744-----
未払法人所得税61,40561,40561,405-----
未払消費税74,14974,14974,149-----
公正価値で評価している子会社からの借入金4,350,0004,350,0004,350,000-----
借入金2,340,0002,340,000780,000780,000780,000---
リース負債317,943319,476141,989141,98935,497---
合計7,679,2437,680,7775,943,289921,989815,497---

当連結会計年度(2023年12月31日)
(単位:千円)

帳簿価額契約上の
キャッ
シュ・
フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務781,867781,867781,867-----
未払法人所得税1,477,0741,477,0741,477,074-----
未払消費税36,80936,80936,809-----
公正価値で評価している子会社からの借入金3,500,0003,500,0003,500,000-----
借入金1,539,7651,539,765780,000759,765----
リース負債176,999177,487141,98935,497----
合計7,512,5167,513,0046,717,740795,263----

(4)市場リスク管理
① 価格変動リスク
当社グループは、当社グループが運営するファンド等を通じて又は直接的に国内の上場株式及び非上場株式等に対する投資を行っていることから価格変動リスクに晒されております。当社グループは、投資委員会において投資先について定期的に報告をし、モニタリングすることで価格変動リスクを管理しています。
感応度分析
(ⅰ)上場株式
前連結会計年度末及び当連結会計年度末に保有する上場株式について、市場価格が10%下落した場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2022年1月1日
至 2022年12月31日)
当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
市場価格が10%下落した場合
ポートフォリオへの投資
公正価値で評価している子会社への投資
△336,335
△233,952
△213,957
△151,157

(ⅱ)非上場資本性投資
前連結会計年度末及び当連結会計年度末に保有する非上場資本性投資について、観察可能でないインプットが変動した場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりです。
(単位:千円)
観察可能でないインプット前連結会計年度
(自 2022年1月1日
至 2022年12月31日)
当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
EV/EBITDA倍率が10%上昇した場合
ポートフォリオへの投資
公正価値で評価している子会社への投資
162,246
626,201
323,274
817,093
EV/EBITDA倍率が10%低下した場合
ポートフォリオへの投資
公正価値で評価している子会社への投資
△162,246
△626,201
△323,274
△817,093
加重平均資本コストが0.5%上昇した場合
ポートフォリオへの投資
公正価値で評価している子会社への投資
△158,126
△604,743
△165,534
△593,587
加重平均資本コストが0.5%低下した場合
ポートフォリオへの投資
公正価値で評価している子会社への投資
179,997
691,625
187,204
671,489

② 金利リスク
当社グループの保有する金融商品については、金利変動が将来キャッシュ・フローに重要な影響を与えるものはありませんが、当社グループは自ら管理運営するファンドへの投資のため、自己資金に加えて金融機関からの借入による資金調達を行っており、金利については変動金利によるものであるため、金利変動リスクに晒されております。
感応度分析
当社グループでは、市場金利の動向を常時モニターし、損益に与える影響を試算しています。期末日において保有する変動金利の借入金の金利が1%上昇した場合の税引前利益に与える影響は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度
(自 2022年1月1日
至 2022年12月31日)
当連結会計年度
(自 2023年1月1日
至 2023年12月31日)
税引前利益に与える影響△10,898△18,096

(5)金融商品の公正価値
① 公正価値の算定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、次のとおり決定しております。なお、金融商品の公正価値の見積りにおいて、市場価格に基づく価額の他、市場価格がない場合には、割引将来キャッシュ・フロー法、又はその他の適切な評価技法により見積もっております。
営業債権及びその他の債権
満期又は決済までの期間が短期であるため、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
貸付金
返済日までの期間が短期であるため、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
ポートフォリオへの投資、公正価値で評価している子会社への投資
市場性のある有価証券の公正価値は、市場価格を用いて見積もっております。非上場株式等の市場価格のない有価証券については、割引将来キャッシュ・フロー法、類似業種比較法、収益、利益性及び純資産に基づく評価モデル等の適切な評価技法により、公正価値を見積もっております。投資事業組合等への出資金については、組合財産の公正価値を見積もった上で当該公正価値に対する当社グループの持分相当額を公正価値としております。
その他の金融資産
債権の種類ごとに分類し、一定の期間ごとに、その将来キャッシュ・フローを満期までの期間及び信用リスクを加味した利率で割り引く方法により、公正価値を見積もっております。なお、短期間で決済されるものは、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
営業債務及びその他の債務
満期又は決済までの期間が短期であるため、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
借入金及び公正価値で評価している子会社からの借入金、その他の金融負債
固定金利によるものは、一定の期間ごとに区分した将来キャッシュ・フローを残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引く方法や、一定の期間ごとに区分した将来キャッシュ・フローを、新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引く方法により公正価値を測定しております。変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。なお、短期間で決済されるものは、公正価値が帳簿価額と近似していることから、帳簿価額を公正価値とみなしております。
② 金融商品の分類及び公正価値
金融資産及び金融負債の分類及び公正価値は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2022年12月31日)
当連結会計年度
(2023年12月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
千円千円千円千円
資産:
償却原価で測定される金融資産
営業債権及びその他の債権325,369325,369206,383206,383
貸付金--35,00035,000
その他の金融資産164,710164,710209,888209,888
FVTPLの金融資産
投資31,393,76831,393,76836,404,87936,404,879
ポートフォリオへの投資7,783,6157,783,6158,468,4358,468,435
公正価値で評価している子会社への投資23,610,15323,610,15327,936,44427,936,444
負債:
償却原価で測定される金融負債
営業債務及びその他の債務535,744535,744781,867781,867
借入金及び公正価値で評価している子会社からの借入金6,690,0006,690,0005,039,7655,039,765

③ 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類
IFRS第13号「公正価値測定」は、公正価値の測定に利用するインプットの重要性を反映させた公正価値のヒエラルキーを用いて、公正価値の測定を分類することを要求しております。
公正価値のヒエラルキーは、以下のレベルとなっております。
レベル1:活発な市場における同一資産・負債の市場価格
レベル2:直接的又は間接的に観察可能な、公表価格以外の価格で構成されたインプット
レベル3:観察不能な価格を含むインプット
公正価値の測定に使用される公正価値のヒエラルキーのレベルは、その公正価値の測定にとって重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定しております。
また、レベル間の振替につきましては、振替を生じさせた事象又は状況の変化の日に認識しております。
金融資産及び金融負債の公正価値のヒエラルキーごとの分類は次のとおりであります。
連結財政状態計算書において公正価値で測定される金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2022年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
千円千円千円千円
投資
ポートフォリオへの投資2,640,604-5,143,0107,783,615
公正価値で評価している子会社への投資--23,610,15323,610,153
金融資産合計2,640,604-28,753,16331,393,768

当連結会計年度(2023年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
千円千円千円千円
投資
ポートフォリオへの投資1,551,634-6,916,8018,468,435
公正価値で評価している子会社への投資--27,936,44427,936,444
金融資産合計1,551,634-34,853,24536,404,879

前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル1とレベル2間の振替はありませんでした。
連結財政状態計算書において公正価値で測定されていない金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2022年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
千円千円千円千円
営業債権及びその他の債権-325,369-325,369
その他の金融資産-164,710-164,710
金融資産合計-490,080-490,080
営業債務及びその他の債務-535,744-535,744
借入金及び公正価値で評価している子会社からの借入金-6,690,000-6,690,000
金融負債合計-7,225,744-7,225,744

当連結会計年度(2023年12月31日)
レベル1レベル2レベル3合計
千円千円千円千円
営業債権及びその他の債権-206,383-206,383
貸付金-35,000-35,000
その他の金融資産-209,888-209,888
金融資産合計-451,271-451,271
営業債務及びその他の債務-781,867-781,867
借入金及び公正価値で評価している子会社からの借入金-5,039,765-5,039,765
金融負債合計-5,821,632-5,821,632

④ レベル3に分類される金融商品
レベル3に分類される金融商品については、取締役会に報告された評価方針及び手続に基づき、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価の実施及び評価結果の分析を行っております。
評価結果は、財務経理責任者であるCFO&コントローラーによりレビューされ、承認されております。
公正価値ヒエラルキーのレベル3に分類される金融商品について、経常的な公正価値測定に用いた評価技法及び重要な観察可能でないインプットに関する情報は次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年12月31日)
公正価値
(単位:千円)
評価技法観察可能でないインプット範囲
ポートフォリオへの投資及び公正価値で評価している子会社への投資28,753,163マーケットアプローチ及びインカムアプローチEV/EBITDA倍率
加重平均資本コスト
6.4x-12.9x
5.0%-12.5%

当連結会計年度(2023年12月31日)
公正価値
(単位:千円)
評価技法観察可能でないインプット範囲
ポートフォリオへの投資及び公正価値で評価している子会社への投資34,853,245マーケットアプローチ及びインカムアプローチEV/EBITDA倍率
加重平均資本コスト
5.3x-13.9x
5.4%-11.7%

経常的に公正価値で測定するレベル3に分類される金融商品の公正価値のうち、マーケットアプローチ及びインカムアプローチ(内容については注記「24.金融商品(5)金融商品の公正価値 ① 公正価値の算定方法」における「ポートフォリオへの投資、公正価値で評価している子会社への投資」に記載しております。)で評価される「ポートフォリオへの投資」及び「公正価値で評価している子会社への投資」の公正価値は、注記「24.金融商品(4)市場リスク管理」の感応度分析に記載のとおり、EV/EBITDA倍率の上昇(下落)により増加(減少)し、加重平均資本コストの上昇(下落)により減少(増加)致します。レベル3に分類される金融商品について、インプットがそれぞれ合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の著しい増減は想定されておりません。
レベル3に分類された金融資産及び金融負債の増減は次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)
金融資産
FVTPLの金融資産合計
ポートフォリオへの投資公正価値で評価している子会社への投資
千円千円千円
2022年1月1日残高3,924,49021,570,16525,494,655
購入及び出資等1,328,648902,2762,230,925
売却、償還及び分配等△286,438△527,921△814,360
利得又は損失(注1)176,3091,665,6341,841,944
純損益176,3091,665,6341,841,944
その他の包括利益---
レベル3からの振替---
2022年12月31日残高5,143,01023,610,15328,753,163
報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注2)176,3091,665,6341,841,944

当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)
金融資産
FVTPLの金融資産合計
ポートフォリオへの投資公正価値で評価している子会社への投資
千円千円千円
2023年1月1日残高5,143,01023,610,15328,753,163
購入及び出資等450,2351,825,7902,276,025
売却、償還及び分配等△2,930,678△1,104,655△4,035,334
利得又は損失(注1)4,336,5123,605,1567,941,668
純損益4,336,5123,605,1567,941,668
その他の包括利益---
レベル3からの振替(注3)△82,277-△82,277
2023年12月31日残高6,916,80127,936,44434,853,245
報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動(注2)3,295,0923,605,1566,900,248

(注)1.純損益に認識した利得又は損失は、連結損益計算書の「投資売却による実現利益(△は損失)」、「ポートフォリオへの投資の公正価値変動」、「公正価値で評価している子会社の公正価値変動」に含めています。なお、上記の他に、連結損益計算書の「ポートフォリオへの投資の公正価値変動」には、レベル1に分類される上場株式の公正価値変動が含まれております。
2.報告期間末に保有している資産について純損益に計上された当期の未実現損益の変動は、純損益に認識した利得又は損失の金額から、純損益に認識した利得又は損失のうち連結損益計算書の「投資売却による実現利益(△は損失)」に含まれている金額を控除した金額であります。
3.上場等により公正価値の測定に使用する重要なインプットが観察可能となったことによるレベル1への振替であります。

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