このような環境にあって、当社グループは、引続き、イノベーション(成長戦略)とコスト・リダクションを経営の二本柱とする事業活動を推進しました。国内事業では、ポテト系スナックやシリアル食品の「フルグラ」が好調で高い市場シェアを維持・拡大することができました。また、利益面では、第1四半期において需給バランス調整費用の発生により利益率が低下しましたが、第2四半期以降、生産効率の向上や在庫の削減、販売管理費の効率的運用に努めた結果、営業利益率は前年並みまで改善し、収益拡大に貢献しました。海外事業では、北米の「Harvest Snaps」と韓国の「Honey Butter Chip」が引続き好調に推移しました。また、海外事業のさらなる拡大に向けて、平成27年4月にシンガポールでの売上・シェア拡大を目的として販売代理店を子会社化いたしました。一方、業績不振が続いていた中国の子会社、カルビー(杭州)食品有限公司については平成27年9月に合弁契約を解消しました。英国では、平成27年11月より、北米で好調が続いている「Harvest Snaps」を「YUSHOi」という製品名で大手小売業への展開を開始しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、食品製造販売事業が好調に推移したことにより、185,166百万円(前年同四半期比12.5%増)となりました。利益面では、円安に伴う原材料価格の上昇や償却負担増により売上原価率が上昇しましたが、販売費の効率化と増収による利益増により、営業利益は21,909百万円(前年同四半期比13.5%増)となりました。英国、インドネシア、スペインに係る開業費449百万円、発売延期となった成型ポテトチップスに係るたな卸資産廃棄損302百万円を計上したことなどにより、経常利益は、21,230百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。カルビー(杭州)食品有限公司に係る関係会社株式売却益370百万円を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は13,392百万円(前年同四半期比13.6%増)となりました。
2016/02/08 15:08