このような状況から、当社グループの主力取扱製品価格に影響を及ぼす銅価格は、経済のグリーン化への動きや供給制約の影響により期初から上昇基調を維持し、5月にはロンドン金属取引所銅3か月先物価格で10,747.5ドルと2011年2月以来の史上最高値を更新しました。その後は、米国での量的緩和の縮小への思惑からやや調整的な動きとなりましたが、年度末比較では42.9%高の9,535ドルとなり、年度を通して市況環境は良好に推移いたしました。
また、販売数量もインゴットはやや減少したものの、スクラップが各製品とも堅調な需要から前年度比増加したこともあり、利鞘拡大と相まって利益面でも良好な結果となりました。一方で今年度は、引き続きコロナ禍の悪影響が危惧されたことや市況の上昇基調が維持されたことで低価格調達が可能となったことから価格変動リスクの回避及び利益の確保をはかるためロンドン金属取引所銅先物でヘッジを行ったことからデリバティブ運用損1,062百万円を営業外費用に計上いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は620億58百万円(前連結会計年度比45.2%増)、営業利益31億97百万円(同394.3%増)、経常利益20億96百万円(同273.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億53百万円(同257.9%増)となりました。
2021/11/25 14:11