海外原糖市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり12.00セントで始まり、タイ・インドでの砂糖生産量の上方修正等を背景とした世界的供給過剰感やブラジル通貨レアル安の進行等を材料に下落に転じ、8月後半には今期安値となる10.13セントをつけました。その後、主要生産国の天候懸念に加え、ブラジルの旺盛なエタノール需要による砂糖生産減少等から、2015/16砂糖年度の生産が6年ぶりに消費を下回るとの見通しが強まり、12月前半には今期高値となる15.85セントまで上昇し、15.24セントで当第3四半期を終了しました。また、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、上白糖1㎏当たり185~186円で始まりましたが、海外原糖相場の下落を受けて10月に183~184円に2円下落し、当第3四半期を終了しました。
このような状況のもと、砂糖につきましては、第3四半期は暖冬の影響から、鍋需要やホット飲料向け出荷の出遅れが目立ちましたが、第1四半期において前期の消費税増税の影響が解消したことにより、第3四半期連結累計期間では業務用、家庭用とも前年を上回りました。また、当社独自製品であるきび砂糖は、消費者の嗜好に合致する商品として好調な出荷を維持しました。果糖等その他の甘味料の販売につきましても、順調に取扱高を増やしました。その結果、砂糖その他食品事業の合計の売上高は36,277百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は2,346百万円(同6.8%増)となりました。
その他の事業につきましては、ドゥ・スポーツプラザを運営する健康産業事業は、会員数が伸びたほか、エステ等の付帯営業が好調に推移し、増収増益となりました。また、冷蔵倉庫事業におきましては、畜産品および氷の取扱いが前期に引き続き好調でした。一方、港湾運送事業におきましては輸入合板等の取扱いが減少しました。その結果、合計の売上高は2,626百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は332百万円(同1.4%増)となりました。
2016/02/10 13:50