当社ではリチウムイオン電池市場の拡大と安全担保材料としてのセパレータに対する高品質要求に対応するため、大型最新製造ラインの導入及び工場内製造環境の改善に継続して取り組んでおります。更に2020年以降の需要拡大に備え、セパレータ成膜ライン及びコーティングラインの増設を計画的に継続しております。
このような市場環境の中、当社の中国向け売上は第2四半期に引き続きEV需要の回復が遅れており、当第3四半期連結累計期間の販売数量が大幅に減少し、1,762百万円(前年同四半期比44.6%減)となりました。韓国では引き続きLGグループ及び新規顧客向け民生用途の需要が伸びており、売上高は3,510百万円(同35.6%増)となりました。日本顧客向け販売に関しては東北村田製作所グループ各社向け販売を中心に928百万円(同17.7%減)となりました。この結果、当第3四半期連結累計期間において売上高は韓国顧客向けに大きく伸びたものの、中国顧客向けの減少を補いきれず前年同四半期を9.5%下回りました。営業利益においては、成膜ライン及びコーティングラインの増設を進めていることから減価償却費等の固定費が増加しております。また、当社製造子会社W-SCOPE KOREA CO., LTD.及び稼働を始めたW-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.(以下、WCP)では来年以降の量産販売を目論む案件の技術評価及び仕様承認用サンプル出荷が増えており費用が増加しております。
平均為替レートにつきましては、当第3四半期連結累計期間の対1米ドルが前年同四半期比で約2.27円円高の109.61円、対1米ドルが前年同四半期比で47.80ウォンウォン高の1,090.88ウォン、対1,000ウォンでは前年同四半期比で約2.2円円安の100.5円となりました。
2019/11/12 15:06