このような経営環境の下、当社グループは、自動車部品事業においては、カーエアコン、エンジン領域等の既存製品が堅調の中、電動化領域の売上増加が顕著であったこと、空調・カスタム部品事業においては、中国市場の一部に低迷が見られるものの、日系空調メーカーの東南アジア地区での増産等により売上は好調に推移いたしました。一方で、エレメント部品事業においては、一部顧客の在庫調整や受注低迷等の影響を受け、売上が減少いたしました。その結果、主な用途別売上高は、自動車部品事業では7,632百万円(前年度比1.8%増)、空調・カスタム部品事業では4,085百万円(同1.5%増)、エレメント部品事業では752百万円(同13.7%減)となりました。当期は中期事業計画2年目として、中期経営目標(2020年度の売上高140億円、営業利益率8%)に対する進捗と成果を確認しつつ、販路拡大や技術戦略と共に生産性向上等によって競争力を強化し、持続的な事業の拡大へ向けた具体策を着実に進めてまいりました。売上面ではエレメント部品事業分野における需要の不透明さを堅調な自動車及び、合理化により価格競争力が増した空調事業分野がカバーするかたちで順調に推移しております。営業利益面では、採算性の良い製品の売上増加に伴うプロダクトミックス改善効果が発現し、部品の共通化や現調化、現場改善活動等、原価改善の取組みについては、お客様から高い評価をいただいております。また、生産面では増産へ向けた供給体制整備の一環として、十和田工場敷地内に新工場棟が竣工いたしました。
これらの諸施策により、当連結会計年度の売上高は12,470百万円(前年度比0.6%増)となりました。損益面では、営業利益は735百万円(前年度比5.9%増)、経常利益は752百万円(前年度比65.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は560百万円(前年度比67.5%増)となりました。
前連結会計年度比較での営業外損益面の主な変動要因は、昨年度実施したリファイナンスにより支払利息が減少したこと、元安ドル高等による為替差益を計上したこと等であります。
2019/06/27 14:18