当第3四半期累計期間におきましては、One To Oneマーケティングの活用及びMD機能の強化によって、中古商品の需要と供給を適切な水準に戻すことに注力し、前事業年度において課題となった売上総利益率の改善に取り組みました。そして、新品カメラ市場が一眼レフからミラーレスへの転換期を迎え、それに適合するミラーレス用の交換レンズがこれから拡充される状況の中、当社が構築したプラットフォームにおいては、購入前から購入時そして購入後までの循環の輪を大きくすることで収益の拡大を図るステージに移行しました。具体的には、主力となるカメラ事業において、“購入前”には商品を選ぶ上で有益な情報が得られる当社スタッフのブログ「THE MAPTIMES」や500機種以上のフォトプレビューサイト「Kasyapa」、“購入時”には欲しい商品が先に届く「先取交換」、リアルな商品イメージが伝わる商品動画(Youtube)や約30カットの商品画像、質の高いユーザーの声や情報を活用した「見積りSNS」と「コミュレビ」、“購入後”にはWeb上で気軽に本格的なフォトコンテストにも参加出来る写真共有サイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」、その他様々なサービスと仕組みを活用してまいりました。時計事業においては、前事業年度に注力した在庫の量的拡充とレディース商品も含めた戦略的ラインナップを更に推し進め、時計専門店「GMT」から新たにスマートフォンを中心とし、SNSとの連携を強化したレディース腕時計専門サイト「BRILLER」を開設いたしました。また、Web会員の新規入会は継続的に確保され、総会員数も順調に増加しております。これらの取り組みにより、売上高は26,385,498千円(前年同四半期比1.8%増)となりました。
販売費及び一般管理費では、顧客を自社サイトへ誘導することで、他社ショッピングサイトの取引きが減少したことによる利用手数料の減少、また、カメラ市場環境に起因した需要動向の鈍化に対応するための販売促進費等をコントロールしてまいりました。一方で、ECサイトの機能強化及び運用に係る業務委託手数料や人員補強にともなう諸費用等の増加に加え、消費増税後の政府主導による中小事業者対象のキャッシュレス決済ポイント還元政策への対策として、カメラ事業では自社サイトおよび店舗における自社ポイント施策を強化したこともあり、売上高販売管理費比率は前年同四半期から0.4ポイント上昇し12.1%となり、結果、3,202,714千円(同4.9%増)となりました。ただし、当事業年度のスタート時からの取り組みにより売上総利益率が従前の水準にまで改善したことによって、利益面では営業利益は1,556,564千円(同34.7%増)、経常利益は1,546,922千円(同34.9%増)となり、四半期純利益は1,063,056千円(同35.4%増)となりました。
(2)セグメント別経営成績
2020/02/14 11:52