5698 エンビプロHD

5698
2024/04/26
時価
156億円
PER 予
12.9倍
2014年以降
2.7-24.74倍
(2014-2023年)
PBR
0.93倍
2014年以降
0.38-2.02倍
(2014-2023年)
配当 予
2.71%
ROE 予
7.19%
ROA 予
3.73%
資料
Link
CSV,JSON

外部顧客への売上高 - リチウムイオン電池リサイクル事業

【期間】

連結

2020年6月30日
4154万
2021年6月30日 +401.79%
2億844万
2022年6月30日 +378.22%
9億9684万
2023年6月30日 +29.77%
12億9359万

有報情報

#1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、資源循環事業、グローバルトレーディング事業、リチウムイオン電池リサイクル事業、環境経営コンサルティング事業、障がい福祉サービス事業等で構成されており、各事業単位で包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「資源循環事業」、「グローバルトレーディング事業」、「リチウムイオン電池リサイクル事業」の3つを報告セグメントとしております。
2023/09/27 16:24
#2 事業の内容
グローバルトレーディング事業においては、当社グループにおいて生産したリサイクル資源ならびに同業者等から仕入れたリサイクル資源や中古自動車等を全国に保有する集荷拠点に集荷し、国内外への販売を行っております。また、リサイクル資源、バイオマス燃料や中古自動車等の輸入及び三国間貿易にも取り組んでおります。加えて、輸出入業者を対象とした輸出入に係る物流サービスの提供も行っております。海外拠点は、中古自動車等の販売においてはチリに現地法人を、金属スクラップ等の販売においてはオランダに支店を、ベトナムとイギリスに駐在所を有しております。
リチウムイオン電池リサイクル事業においては、電池工場等から排出される工程廃材や使用済みの電池を主な取り扱い対象としており、これらを乾燥・破砕・選別することでコバルト、ニッケル、リチウムが含有された希少金属の濃縮滓を生産し販売をしております。
またこの3つの事業区分以外に、大手企業の環境経営やESG投資対応をアドバイスする「環境経営コンサルティング事業」、就職を希望する障がいのある方に対して就職に向けた技能、知識の習得や、適切な仕事の提供を行う「障がい福祉サービス事業」を展開しております。
2023/09/27 16:24
#3 会計方針に関する事項(連結)
棚卸資産
通常の販売目的で保有する棚卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)
a 商品及び製品
主として移動平均法
b 原材料
主として移動平均法
c 仕掛品
主として移動平均法
d 貯蔵品
最終仕入原価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 3~50年
機械装置及び運搬具 2~10年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
ソフトウエア 5年2023/09/27 16:24
#4 従業員の状況(連結)
2023年6月30日現在
セグメントの名称従業員数(名)
[16]
リチウムイオン電池リサイクル事業18
[1]
(注) 1.従業員数は就業人員数であります。
2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
2023/09/27 16:24
#5 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
リチウムイオン電池リサイクル事業領域の課題
・既存の静岡におけるブラックマス製造工場に加え、新たに国内に数カ所の工場を建設することで、電池リサイクル能力の拡大を予定しております。リサイクルするリチウムイオン電池の確保、付加価値の高い製品を安定的に生産するための安全で効率的な製造プロセスの確立を進めてまいります。
・産業用や家庭用の蓄電池等に使用されるリチウムイオン電池にリン酸鉄系の活物質が使用される割合が増加しております。リン酸鉄系のリチウムイオン電池には、ニッケル、コバルトの含有が無く資源価値が低いため、廃棄物として流通しています。この流れに対応するため、産業廃棄物の中間処分業許可を活用し、有価物に加えて産業廃棄物の受入れを一括で行うワンストップサービスの体制を構築することで、競争力強化による収益源の多様化を目指します。
・リチウムイオン電池のサプライチェーンにおけるクローズドループを構築するためには、使用済み電池をリサイクルし、原料としてのニッケル、コバルト、リチウムを電池メーカーへ戻す必要があります。この役割を担うために、他社との資本・業務提携等のあらゆる可能性を模索しながら湿式製錬事業への参入を検討しています。2023/09/27 16:24
#6 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
このような環境の中で、当連結会計年度においては「持続可能社会実現の一翼を担う」のミッションステートメントのもと、「サーキュラーエコノミーの具体的事例の実現」を戦略コンセプトに事業を推進しました。
加えて、日東化工株式会社の連結子会社化やリチウムイオン電池リサイクル事業の新たな工場用土地・建物を取得し、一方で、中古自動車関連商材を取り扱う海外孫会社2社(ウガンダ、UAE)を整理するなど、事業の最適化に取り組みました。
また、今後の成長を根底から支えるための企業理念共有レベルの向上、攻めの姿勢を貫くための環境整備や安全管理、及び人的資本への積極的投資等による内部体制の強化を進めてまいりました。
2023/09/27 16:24
#7 設備投資等の概要
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度に実施した設備投資の総額は4,648百万円であり、セグメント別の投資金額は、資源循環事業で3,484百万円、グローバルトレーディング事業で93百万円、リチウムイオン電池リサイクル事業で132百万円、その他で8百万円、全社で930百万円であります。その主なものは次の通りであります。
当連結会計年度中に完成した主要設備
2023/09/27 16:24
#8 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(連結)
リチウムイオン電池リサイクル事業
リチウムイオン電池リサイクル事業については、電池工場等から排出される工程廃材や使用済みの電池を主要な取扱い対象としており、これらのコバルト、ニッケルが含有された希少金属の濃縮滓の販売を行っております。顧客との販売契約等に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。
当該履行義務は、商品又は製品を引き渡す一時点において、顧客が当該商品又は製品に対する支配を獲得して履行義務が充足されると判断し、検収時点で収益を認識しております。
2023/09/27 16:24