当社の属する戸建住宅市場では、消費税率引き上げ後の反動減が継続しているうえ、緊急事態宣言中、受注活動への影響は避けられなかったと思われ、新設住宅着工戸数が2019年7月から2020年6月まで12か月連続、前年度同月比を割り込みました。当第2四半期累計期間における新設住宅着工戸数は、4月マイナス12.9%、5月マイナス12.3%、6月マイナス12.8%となり、弱含み、横ばいとなりました。このような状況の下、当社の戸建新築工事戸数は当第2四半期累計期間で23,064戸と前年同期比で8.5%減少したものの、「アクアフォーム」の商品力と強力な施工力を活かした受注活動を継続してまいりましたので、戸建部門の売上高は6,082百万円と前年同期比で4.8%の微減に留まりました。他方、当社が属する建築物市場においては、ゼネコン各社が新型コロナウイルスの防疫対策として緊急事態宣言の対象地域にある作業所を一時閉所すると発表し、建築工事が中断されたものの、不燃断熱材「アクアモエン」が好調であることや施工体制の強化により、建築物部門の売上高は、2,045百万円と前年同期比で14.2%の増収となりました。その他、Z空調等の空調・換気の売上高は155百万円と前年同期比で176.5%の増収となり、機械販売は236百万円と前年同期比で37.8%の増収となりましたが、副資材・その他売上高は894百万円と前年同期比で8.9%の減収、原料販売は385百万円と前年同期比で13.7%の減収となりました。
これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高につきましては、9,989百万円と前年同期比で0.1%の微減となりました。一方、利益面では営業利益は、773百万円と前年同期比で7.0%の増益、経常利益は783百万円と前年同期比で8.8%の増益、四半期純利益につきましては518百万円と前年同期比で10.2%増益となりました。増益となりました主な要因は、「アクアフォーム」の原材料価格が下落したことによるものであり、コロナ禍の影響で世界的需要が減少したことが背景となっています。
(2)財政状態の分析
2020/08/12 9:19