有価証券報告書-第16期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/29 14:46
【資料】
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【項目】
147項目
(3)【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、監査等委員である取締役5名で構成され、内1名を常勤、4名を社外取締役としています。監査等委員は取締役会に出席し、経営の適正性を常に検証しております。また、社外取締役である監査等委員(4名)は独立性を確保した立場を活かし、経営監視の実効性を高めております。また、取締役である常勤監査等委員(1名)は、日常的な情報収集及び重要な社内会議への出席による情報共有、並びに内部監査部門と監査等委員会との十分な連携を行い、監査等委員会の監査・監督機能の強化に努めております。
監査等委員会は原則毎月1回開催する他、必要に応じて臨時監査等委員会を開催しております。
また、内部監査責任者及び監査法人と随時情報交換や意見交換を行う他、定期的に三者によるミーティングを行うなど緊密に連携し、監査機能の向上に取り組んでおります。
当事業年度において当社は監査等委員会を月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
原澤 一彦14回14回
松本 勉14回14回
山口 功作14回14回
平山 孝雄14回14回
中山 泰秀10回10回

(注)中山泰秀氏の出席状況は、令和4年6月28日就任以降に開催された監査等委員会を対象としております。
監査等委員会における具体的な検討内容は、監査の方針及び監査実施計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性等です。
また、常勤監査等委員の活動として、随時部門責任者とのコミュニケーションを図っており、社内の情報の収集に努めております。
② 内部監査の状況
各部門に対しての各種規程類の遵守状況、業務執行の適法性や効率性を監査するため、経営管理部長を監査責任者とし、社長直轄の独立した立場で実施しております。経営管理部に対する内部監査は、社長が指名する経営管理部以外の部署に所属する者(1名)が担当しております。監査責任者及び監査担当者は、監査等委員会及び監査法人と連携し、当社の業務全般に対して法令、会社方針、社内規程に沿った適正かつ効率的な運用が成されているかを監査し、必要に応じて指導を行い業務の改善と経営効率の向上を図っております。
内部監査につきましては、経営管理部が年間計画に基づき監査を実施しており、「内部監査報告書」を代表取締役に提出しております。
内部監査の実効性を確保するための取組としましては、内部監査実施後に開催される監査等委員会において内部監査の結果報告を行っており、経営管理部と監査等委員である取締役との間で定期的に協議を実施している他、会計監査人との間でも定期的に情報交換を行い、相互連携に努めております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
アスカ監査法人
b.継続監査期間
1年間
c.業務を執行した公認会計士
指定社員 業務執行社員 公認会計士 石渡 裕一朗
指定社員 業務執行社員 公認会計士 小原 芳樹
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の監査業務に係る補助者は、公認会計士2名、その他4名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社監査等委員会が、アスカ監査法人を会計監査人とした理由は、同監査法人の品質管理体制、独立性、専門性並びに監査報酬等を総合的に勘案した結果、適任と判断したためであります。
f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価
監査等委員会は、会計監査人に対して評価を行っております。会計監査人が独立の立場を保持し、且つ適正な監査を実施しているかを監視・検証しており、適正に監査が行われていることを確認しております。
g.監査法人の異動
当社は令和4年6月28日開催の第15回定時株主総会における会計監査人選任の決議により、次のとおり監査法人の異動をしております。
第15期(自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日 連結・個別) 有限責任 あずさ監査法人
第16期(自 令和4年4月1日 至 令和5年3月31日 連結・個別) アスカ監査法人
なお、臨時報告書(令和4年5月25日提出)に記載した事項は次のとおりであります。
(1)異動に係る監査公認会計士等の名称
① 選任する監査公認会計士等の名称
アスカ監査法人
② 退任する監査公認会計士等の名称
有限責任 あずさ監査法人
(2)当該異動の年月日
令和4年6月28日(第15回定時株主総会開催日)
(3)退任する監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日
平成26年8月1日
(4)退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はありません。
(5)当該異動の決定又は当該異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である有限責任 あずさ監査法人は令和4年6月28日開催の第15回定時株主総会の終結の時をもって任期満了となりました。当該会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものの、監査環境の変化等により近年の監査報酬が増加傾向にあることから、監査対応と監査費用の相当性等について他の監査法人と比較検討した結果、当社の事業の状況に適した監査が期待できることに加え、会計監査人として必要とされる独立性、専門性、品質管理体制、監査の実施状況及び監査報酬などにおいて適任と判断し、アスカ監査法人を新たに会計監査人として選任することといたしました。
(6)上記(5)の理由及び経緯に対する意見
① 退任する監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
② 監査等委員会の意見
妥当であると判断しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく
報酬(千円)
非監査業務に基づく
報酬(千円)
監査証明業務に基づく
報酬(千円)
非監査業務に基づく
報酬(千円)
提出会社26,600-25,000-
連結子会社----
26,600-25,000-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は策定しておりませんが、監査公認会計士等からの見積提案をもとに、監査計画、監査内容、監査日数等の要素を勘案して検討し、監査等委員会の同意を得て決定する手続きを実施しております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
会計監査人と確認し令和5年3月期の監査計画を踏まえた監査見積もり時間に基づいたものであり、報酬単価も合理的であることから、報酬額は妥当と判断しております。