当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出、生産活動並びに個人消費などにおいて回復に一服感は見られたものの、いずれも持ち直しの基調へと推移しており、堅調を維持する企業収益並びに改善を持続する雇用情勢及び雇用所得環境の中、景気は緩やかな回復基調を維持しております。先行きにおいては、海外経済の堅調な回復傾向を背景とした輸出の増加や所得環境の着実な改善を背景とした個人消費の増加等を起点とし、緩やかな回復が続くと見込まれております。一方、米国の通商政策の動向や中東地域における地政学リスク、欧州及び東アジアの政治的リスク等の影響に留意する必要があります。
このような環境下、当社はコールセンター向けに各種クラウドサービスを提供しておりますが、その中でもコールセンターにおいて必要不可欠となる電話系のサービスを中心に売上高は順調に推移しております。当社主力商品である@nyplace(IPネットワークを利用した電話交換機機能をクラウドで提供するインバウンド向けのサービス)をはじめ、COLLABOS PHONE(インターネット環境を利用したソフトフォンをベースとした電話交換機機能をクラウドで提供するサービス)においては新規契約獲得等により、大幅に契約チャネル数を伸ばしております。また、顧客情報管理系のサービスについては、COLLABOS CRM(コールセンター業務に特化したインバウンド向け顧客管理システムをクラウドで提供するサービス)において契約期間の満了に伴う契約ID数の減少はあるものの、COLLABOS CRM Outbound Edition(コールセンター業務に特化したアウトバウンド向け顧客管理システムをクラウドで提供するサービス)を含め、電話系サービスと組み合わせたトータルソリューションの提供により、当社サービス全体の売上高に寄与しております。これらの結果、当第1四半期累計期間における売上高は、前年同四半期に大型の一時売上が計上されていたこと等により481,212千円、前年同四半期比2.2%増にとどまりましたが、@nyplaceでは既存顧客の増席や新規契約獲得等による期間平均利用席数が前年同四半期比967席増加(15.4%増)するなど、月額料金売上は順調に増加しました。また、各段階利益については、人員増に伴う人件費の増加並びに前事業年度における本社機能の移転・増床及び基幹システムの導入等によるコスト増加要因により、営業利益は60,480千円(同18.5%減)、経常利益は59,820千円(同18.4%減)、四半期純利益は40,283千円(同18.9%減)となりました。
なお、当第1四半期におきましては、インターネット広告業界において高い技術力と世界レベルの広告配信システムを提供する株式会社ジーニーと協同し、企業におけるWebやメール、電話といった各種コンタクトチャネルにおける情報資産の統合と横断的な分析により、消費者を多角的に捉え、効果的かつ効率的なマーケティング施策を実現するデジタルマーケティング(※1)プラットフォーム(※2)の実証実験を開始しております。
2018/08/06 15:16