このような環境のなかで、当社グループ(以下、当社及び連結子会社SanBio, Inc.(米国カリフォルニア州マウンテンビュー市)の2社を指します。)は、わが国における再生医療業界への政府主導による追い風を資金調達面においても活かすべく、東京証券取引所への上場申請を行い、平成27年4月8日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場いたしました。また、当連結会計年度における当社グループの活動状況は、米国における慢性期脳梗塞細胞医薬品「SB623」の安全性及び有効性を評価する第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験において、SB623治験薬の投与を行った治験者18人全員に対する6か月間のフォローアップが終了いたしました。これに伴い、平成26年6月に米国食品医薬局(FDA)から第Ⅱb相臨床試験開始の承認を得ることができ、現在この試験の準備を進めております。
このような状況のなか、平成26年9月に、大日本住友製薬株式会社と「SB623」に関して北米での共同開発及びライセンス契約の締結をいたしました。この締結に基づく契約一時金及び当該契約締結時点が契機となるマイルストン収入などが事業収益として計上されたため、当事業年度の事業収益は3,229百万円(前連結会計年度比1,480.7%増)、営業利益は2,248百万円(前連結会計年度は営業損失584百万円)、経常利益は2,228百万円(前連結会計年度は経常損失587百万円)、当期純利益は1,736百万円(前連結会計年度は当期純損失589百万円)となりました。
また、当社においては、国内での研究開発及び販売の実現性の調査を開始したことと東京証券取引所への上場準備を行うなどにより、販売費及び一般管理費221百万円を計上したことにより、営業損失は221百万円(前事業年度は営業損失50百万円)、経常損失は226百万円(前事業年度は経常損失50百万円)、当期純損失は227百万円(前事業年度は当期純損失50百万円)となりました。
2015/04/30 14:20