知的財産については、当社グループ独自の再生細胞薬SB623及びその後続開発品について、物質特許(注)のみならず、製造・用途に係る特許、及び周辺特許も取得するなど、競争力の源泉となる知的財産権確保に努めています。当連結会計年度においては、SB623の網膜変性疾患用途特許(米国)、外傷性脳損傷用途特許(オーストラリア)等の取得を完了しました。
このような状況のなか、北米において大日本住友製薬株式会社と締結しているSB623の共同開発及びライセンス契約により、米国の慢性期脳梗塞フェーズ2b臨床試験における最初の被験者の組み入れにより受領したマイルストン収入5百万米ドル及び開発協力金収入等の収入により、当連結会計年度の事業収益は949百万円(前連結会計年度は事業収益1,174百万円)となりました。営業損失については、上記2つの開発プログラムに係る臨床試験費用等を含む費用として研究開発費2,058百万円を計上した結果、1,932百万円(前連結会計年度は営業損失1,125百万円)となりました。また、主に為替差損199百万円を計上したことにより、経常損失は2,166百万円(前連結会計年度は経常損失1,172百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は1,835百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失988百万円)となりました。
なお、当社グループは他家幹細胞を用いた再生細胞事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績記載を省略しております。
2017/04/27 15:08