当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢及び個人消費の継続的な改善や、生産性向上のための設備投資が緩やかに増加する等、内需は底堅く推移しておりますが、米中貿易摩擦の激化により中国向け輸出に弱さが見られる等、外需環境は厳しい状況が続きました。今後、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題等による、世界経済の下振れリスクの顕在化が懸念されます。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、昨年度、約7割下落したダイヤモンドワイヤの販売価格が、今年度に入りさらに下落したことにより、ダイヤモンドワイヤ生産工場である沖縄工場と和泉第2工場の閉鎖を決議し、極細線ダイヤモンドワイヤの生産に注力することとしました。これらの結果、売上高は前年同期を大きく下回る結果となり、損益面についても、ダイヤモンドワイヤ製品在庫等に係る多額の評価減額を含む前年同期から損失額は減少しているものの、ダイヤモンドワイヤ販売事業における設備売却や固定費削減等の施策効果はまだ表れていないことから、損失計上が継続する結果となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は716百万円(前年同期比53.0%減)、営業損失は255百万円(前年同期は1,629百万円の営業損失)、経常損失は323百万円(前年同期は1,631百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は361百万円(前年同期は1,901百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2019/08/23 13:25