訂正四半期報告書-第50期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/23 13:25
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の状況
① 資産
現金及び預金は59百万円増加したものの、受取手形及び売掛金の減少197百万円、商品及び製品の減少36百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ174百万円減少し7,735百万円となりました。
② 負債
支払手形及び買掛金の減少80百万円、リース債務の減少108百万円、未払法人税等の減少38百万円、短期借入金の減少199百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ520百万円減少し8,719百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加347百万円、資本剰余金の増加347百万円、利益剰余金の減少361百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ345百万円増加し983百万円の債務超過となりました。
この結果、自己資本比率は△13.1%(前連結会計年度末は△17.2%)となりました。
電子材料スライス周辺事業においてダイヤモンドワイヤ生産体制縮小を図った結果、売上債権を中心に総資産は減少しております。一方で、有利子負債の減少と新株予約権の行使により純資産は増加しておりますが、依然債務超過の状態にあります。
(2) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢及び個人消費の継続的な改善や、生産性向上のための設備投資が緩やかに増加する等、内需は底堅く推移しておりますが、米中貿易摩擦の激化により中国向け輸出に弱さが見られる等、外需環境は厳しい状況が続きました。今後、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題等による、世界経済の下振れリスクの顕在化が懸念されます。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、昨年度、約7割下落したダイヤモンドワイヤの販売価格が、今年度に入りさらに下落したことにより、ダイヤモンドワイヤ生産工場である沖縄工場と和泉第2工場の閉鎖を決議し、極細線ダイヤモンドワイヤの生産に注力することとしました。これらの結果、売上高は前年同期を大きく下回る結果となり、損益面についても、ダイヤモンドワイヤ製品在庫等に係る多額の評価減額を含む前年同期から損失額は減少しているものの、ダイヤモンドワイヤ販売事業における設備売却や固定費削減等の施策効果はまだ表れていないことから、損失計上が継続する結果となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は716百万円(前年同期比53.0%減)、営業損失は255百万円(前年同期は1,629百万円の営業損失)、経常損失は323百万円(前年同期は1,631百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は361百万円(前年同期は1,901百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子材料スライス周辺事業
前述のとおり電子材料スライス周辺事業においては、ダイヤモンドワイヤの販売価格のさらなる下落の影響を受け、非常に厳しい事業環境となっております。
これらの結果、売上高は185百万円(前年同期比74.4%減)、セグメント損失は265百万円(前年同期は1,761百万円のセグメント損失)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっているものの、産業機械向け実装機用ノズル、工作機械向け耐摩工具とも前年同期と同水準で推移いたしました。
これらの結果、売上高は220百万円(前年同期比0.5%増)と微増になりましたが、配賦基準を売上高基準としていることによる本社経費負担増により、セグメント損失は7百万円(前年同期は26百万円のセグメント利益)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、海外からの各種ノズル受注が堅調に推移しましたが、前年同期における大型装置の販売による増収増益の影響により、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は306百万円(前年同期比47.4%減)、セグメント利益は65百万円(前年同期比59.7%減)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は51百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、「電子材料スライス周辺事業」における当社グループの受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ① 電子材料スライス周辺事業」に記載のとおりです。
(6) 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当社グループは、このような状況を解消するため、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載のとおり、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消し、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
① 電子材料スライス周辺事業について
・工場閉鎖による生産体制の最適化及び固定費削減
・ダイヤモンドワイヤ生産設備の売却
・極細線ダイヤモンドワイヤ生産技術を活かした新たな収益構築スキームの確立
② 財務基盤の安定化
・新株予約権による資金調達
・既存借入に係る返済条件見直し

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