四半期報告書-第50期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 14:23
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
① 資産
現金及び預金の減少269百万円、受取手形及び売掛金の減少470百万円、商品及び製品の減少105百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ1,158百万円減少し6,751百万円となりました。
② 負債
リース債務の減少1,129百万円、短期借入金の減少212百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ1,354百万円減少し7,885百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加558百万円、資本剰余金の増加558百万円、利益剰余金の減少931百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ195百万円増加し1,134百万円の債務超過となりました。
この結果、自己資本比率は△17.1%(前連結会計年度末は△17.2%)となりました。
電子材料スライス周辺事業においてダイヤモンドワイヤ生産体制縮小を図った結果、売上債権を中心に総資産は減少しております。一方で、有利子負債の減少と新株予約権の行使により純資産は増加しておりますが、依然債務超過の状態にあります。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢及び個人消費の継続的な改善や、生産性向上のための設備投資が緩やかに増加する等、内需は底堅く推移しておりますが、米中貿易摩擦の激化により中国向け輸出に弱さが見られる等、外需環境は厳しい状況が続きました。今後、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題等による、世界経済の下振れリスクの顕在化が懸念されます。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、ダイヤモンドワイヤ生産工場であった沖縄工場及び和泉第2工場の閉鎖決議に伴う生産体制の縮小に加え、昨年度から下落しているダイヤモンドワイヤの販売価格が今年度に入ってからもさらに下落し続けた影響などにより、売上高は前年同期を大きく下回る結果となりました。損益面についても、減収による影響に加え、固定資産の減損処理等を行った前年同期から損失額は減少しているものの、中国の江蘇三超社に対する設備売却に係る費用や事業撤退、工場閉鎖等に伴う構造改革費用が先行して計上されたことから、損失計上が継続する結果となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,478百万円(前年同期比39.2%減)、営業損失は453百万円(前年同期は3,053百万円の営業損失)、経常損失は574百万円(前年同期は3,066百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は931百万円(前年同期は8,354百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子材料スライス周辺事業
前述のとおり電子材料スライス周辺事業においては、ダイヤモンドワイヤ販売価格のさらなる下落の影響等を受け、非常に厳しい事業環境となっております。
これらの結果、売上高は431百万円(前年同期比61.2%減)、セグメント損失は463百万円(前年同期は3,184百万円のセグメント損失)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっているものの、産業機械向け実装機用ノズル、工作機械向け耐摩工具とも前年同期とほぼ同水準で推移いたしました。
これらの結果、売上高は422百万円(前年同期比4.1%減)と微減になりましたが、配賦基準を売上高基準としていることによる本社経費負担増により、セグメント利益は0百万円(前年同期比98.0%減)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、海外からの各種ノズル受注が堅調に推移しましたが、前年同期における大型装置の販売の影響により、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は613百万円(前年同期比30.1%減)、セグメント利益は87百万円(前年同期比54.7%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ268百万円減少し、2,008百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によって支出された資金は、17百万円(前年同期比98.4%減)となりました。
これは、売上債権の減少462百万円及び未収消費税等の減少246百万円、固定資産売却損224百万円等の増加要因が、税金等調整前四半期純損失919百万円、長期預り金の減少162百万円等の減少要因を下回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によって支出された資金は、102百万円(前年同期比88.5%減)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出61百万円、有形固定資産の売却による支出33百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によって支出された資金は、131百万円(前年同期は1,216百万円の収入)となりました。
これは、リース債務返済による支出1,140百万円及び短期借入金の純減額212百万円等による支出が、株式の発行による収入1,107百万円及び長期借入れによる収入160百万円等の収入を上回ったことによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は89百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末より43名減少しております。これは主に、ダイヤモンドワイヤ生産事業の縮小によるものです。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、「電子材料スライス周辺事業」における当社グループの受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ①電子材料スライス周辺事業」に記載のとおりです。
(8) 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当社グループは、このような状況を解消するため、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載のとおり、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消し、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
① 電子材料スライス周辺事業について
・工場閉鎖やダイヤモンドワイヤ生産事業撤退による事業構造改革の推進
・江蘇三超社と締結したダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等に関する契約履行
・極細線ダイヤモンドワイヤ生産技術を活かした新たな収益構築スキームの確立
② 財務基盤の安定化
・新株予約権の行使による資金調達
・取引金融機関からの継続的な支援の確保

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