四半期報告書-第50期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
① 資産
現金及び預金が1,132百万円増加したものの、受取手形及び売掛金の減少609百万円、商品及び製品の減少149百万円、原材料及び貯蔵品の減少130百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ25百万円減少し7,885百万円となりました。
② 負債
前受金の増加785百万円、リース債務の減少1,229百万円、短期借入金の減少220百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ1,070百万円減少し8,169百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加1,181百万円、資本剰余金の増加1,181百万円、利益剰余金の減少1,318百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ1,044百万円増加し284百万円の債務超過となりました。
この結果、自己資本比率は△3.8%(前連結会計年度末は△17.2%)となりました。
電子材料スライス周辺事業においてダイヤモンドワイヤ生産体制縮小を図った結果、売上債権を中心に総資産は減少しております。また、有利子負債は減少し、新株予約権の行使により純資産は増加しておりますが、依然債務超過の状態にあります。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足を背景とした雇用情勢の改善や生産性向上に向けた設備投資ニーズの継続等により、内需は底堅く推移しているものの、米中間の貿易問題や英国のEU離脱問題等により、外需環境は厳しい状況が継続しました。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、ダイヤモンドワイヤ生産事業からの撤退ならびに主力工場である和泉工場の売却を決定いたしました。この影響により、売上高は前年同期を大きく下回る結果となり、損益面についても、減収による影響に加え、固定資産の減損処理等を行った前年同期から損失額は減少しているものの、中国の江蘇三超社に対する設備売却に係る費用や事業撤退、工場閉鎖・移転等に伴う構造改革費用が先行して計上されたことから、引き続き、損失計上する結果となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,282百万円(前年同期比38.2%減)、営業損失は483百万円(前年同期は3,361百万円の営業損失)、経常損失は633百万円(前年同期は3,437百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,318百万円(前年同期は8,738百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子材料スライス周辺事業
前述のとおり電子材料スライス周辺事業においては、ダイヤモンドワイヤの生産事業において、生産を終了した影響を受け、前年同期を大きく下回る結果となっております。
これらの結果、売上高は698百万円(前年同期比59.2%減)、セグメント損失は510百万円(前年同期は3,551百万円のセグメント損失)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっているものの、産業機械向け実装機用ノズル、工作機械向け耐摩工具とも前年同期とほぼ同水準で推移いたしました。
これらの結果、売上高は631百万円(前年同期比3.8%減)と微減になりましたが、配賦基準を売上高基準としていることによる本社経費負担増により、セグメント利益は3百万円(前年同期比95.9%減)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、前年同期における大型装置の販売の影響に加え、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっていることから、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は941百万円(前年同期比28.9%減)、セグメント利益は117百万円(前年同期比61.2%減)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は122百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、受託合成事業からの撤退に伴い、フロー合成システムの開発を停止しております。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末より123名減少しております。これは主に、ダイヤモンドワイヤ生産事業からの撤退によるものです。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、「電子材料スライス周辺事業」における当社グループの受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ①電子材料スライス周辺事業」に記載のとおりです。
(7) 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当社グループは、このような状況を解消するため、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載のとおり、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消すべく、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
① 電子材料スライス周辺事業について
・工場閉鎖やダイヤモンドワイヤ生産事業撤退による事業構造改革の推進
・江蘇三超社と締結したダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等に関する契約履行
・極細線ダイヤモンドワイヤ生産技術を活かした新たな収益構築スキームの確立
② 財務基盤の安定化・新株予約権の行使による資金調達
・新株予約権の行使による資金調達(2020年1月6日付 全個数行使完了)
・取引金融機関からの継続的な支援の確保
(1) 財政状態の分析
① 資産
現金及び預金が1,132百万円増加したものの、受取手形及び売掛金の減少609百万円、商品及び製品の減少149百万円、原材料及び貯蔵品の減少130百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ25百万円減少し7,885百万円となりました。
② 負債
前受金の増加785百万円、リース債務の減少1,229百万円、短期借入金の減少220百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ1,070百万円減少し8,169百万円となりました。
③ 純資産
資本金の増加1,181百万円、資本剰余金の増加1,181百万円、利益剰余金の減少1,318百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ1,044百万円増加し284百万円の債務超過となりました。
この結果、自己資本比率は△3.8%(前連結会計年度末は△17.2%)となりました。
電子材料スライス周辺事業においてダイヤモンドワイヤ生産体制縮小を図った結果、売上債権を中心に総資産は減少しております。また、有利子負債は減少し、新株予約権の行使により純資産は増加しておりますが、依然債務超過の状態にあります。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足を背景とした雇用情勢の改善や生産性向上に向けた設備投資ニーズの継続等により、内需は底堅く推移しているものの、米中間の貿易問題や英国のEU離脱問題等により、外需環境は厳しい状況が継続しました。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、ダイヤモンドワイヤ生産事業からの撤退ならびに主力工場である和泉工場の売却を決定いたしました。この影響により、売上高は前年同期を大きく下回る結果となり、損益面についても、減収による影響に加え、固定資産の減損処理等を行った前年同期から損失額は減少しているものの、中国の江蘇三超社に対する設備売却に係る費用や事業撤退、工場閉鎖・移転等に伴う構造改革費用が先行して計上されたことから、引き続き、損失計上する結果となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,282百万円(前年同期比38.2%減)、営業損失は483百万円(前年同期は3,361百万円の営業損失)、経常損失は633百万円(前年同期は3,437百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,318百万円(前年同期は8,738百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子材料スライス周辺事業
前述のとおり電子材料スライス周辺事業においては、ダイヤモンドワイヤの生産事業において、生産を終了した影響を受け、前年同期を大きく下回る結果となっております。
これらの結果、売上高は698百万円(前年同期比59.2%減)、セグメント損失は510百万円(前年同期は3,551百万円のセグメント損失)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっているものの、産業機械向け実装機用ノズル、工作機械向け耐摩工具とも前年同期とほぼ同水準で推移いたしました。
これらの結果、売上高は631百万円(前年同期比3.8%減)と微減になりましたが、配賦基準を売上高基準としていることによる本社経費負担増により、セグメント利益は3百万円(前年同期比95.9%減)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、前年同期における大型装置の販売の影響に加え、米中貿易摩擦の影響を受け市場環境は厳しくなっていることから、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
これらの結果、売上高は941百万円(前年同期比28.9%減)、セグメント利益は117百万円(前年同期比61.2%減)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は122百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、受託合成事業からの撤退に伴い、フロー合成システムの開発を停止しております。
(5) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数は、前連結会計年度末より123名減少しております。これは主に、ダイヤモンドワイヤ生産事業からの撤退によるものです。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、「電子材料スライス周辺事業」における当社グループの受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ①電子材料スライス周辺事業」に記載のとおりです。
(7) 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当社グループは、このような状況を解消するため、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載のとおり、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消すべく、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
① 電子材料スライス周辺事業について
・工場閉鎖やダイヤモンドワイヤ生産事業撤退による事業構造改革の推進
・江蘇三超社と締結したダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡等に関する契約履行
・極細線ダイヤモンドワイヤ生産技術を活かした新たな収益構築スキームの確立
② 財務基盤の安定化・新株予約権の行使による資金調達
・新株予約権の行使による資金調達(2020年1月6日付 全個数行使完了)
・取引金融機関からの継続的な支援の確保