四半期報告書-第51期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/13 15:57
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態の分析
① 資産
仕掛品が260百万円増加、受取手形及び売掛金が47百万円増加したものの、現金及び預金が896百万円減少したこと等により、総資産は前連結会計年度末に比べ418百万円減少し6,060百万円となりました。
② 負債
前受金が821百万円増加、支払手形及び買掛金が318百万円増加したものの、短期借入金が465百万円減少、1年内返済予定の長期借入金が901百万円減少したこと等により、負債は前連結会計年度末に比べ257百万円減少し5,697百万円となりました。
③ 純資産
2020年8月の欠損填補を目的とした減資により、資本金が5,203百万円、資本剰余金が3,951百万円それぞれ減少し、利益剰余金が9,155百万円増加しているものの、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少153百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ160百万円減少し362百万円となりました。
この結果、自己資本比率は5.7%(前連結会計年度末は7.8%)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、化学繊維用紡糸ノズル事業の受注の大幅な増加に伴い前受金が増加しているものの、2020年4月末に金融機関に対し1,300百万円の内入れ返済を実施した結果、資産、負債ともに減少しております。
(2) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により緊急事態宣言が発令されるなど、経済活動が大幅に制限された結果、国内景気が大きく悪化いたしました。海外経済も同様に、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しており収束の見通しも立っていないことから、今後の景気回復に向けては予断を許さない状況が継続しております。
このような状況下、当社グループは、電子材料スライス周辺事業において、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中断状態となっていた中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ生産設備等の譲渡案件は、2020年9月下旬より中国現地での作業は再開いたしましたが、当第2四半期連結会計期間末の時点では収益計上に至っておりません。また、特殊精密機器事業についても工作機械分野における厳しい事業環境の影響を受けておりますが、子会社の日本ノズル株式会社が行う化学繊維用紡糸ノズル事業においては、世界的なマスク需要の拡大を受け、同社が扱う不織布関連製品の受注が継続して大きく伸長いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,375百万円(前年同期比7.0%減)、営業損失は49百万円(前年同期は453百万円の営業損失)、経常損失は52百万円(前年同期は574百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は153百万円(前年同期は931百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① 電子材料スライス周辺事業
電子材料スライス周辺事業においては、前述のとおり2020年9月より中国へ渡航を開始し同月下旬より現地での作業は再開したものの、当第2四半期連結会計期間末の時点においては未完了であることから、江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ生産設備等の譲渡案件の収益計上に至りませんでした。
これらの結果、売上高は1百万円(前年同期比99.7%減)、セグメント損失は188百万円(前年同期は505百万円のセグメント損失)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、電子部品産業向け製品の売上は好調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、工作機械向け耐摩工具の売上は低調に推移しました。
これらの結果、売上高は381百万円(前年同期比9.8%減)、セグメント利益は20百万円(前年同期比65.4%減)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、新型コロナウイルス感染拡大による世界的なマスク需要の高まりもあり、不織布関連製品の受注については、当第2四半期連結会計期間末においても受注残高は2,500百万円を超えており、依然として高い受注環境が継続しております(前年同期末は834百万円の受注残高)。
また、当第2四半期連結累計期間においては、不織布製造用ノズル等の売上が好調に推移した結果、売上高は988百万円(前年同期比61.2%増)、セグメント利益は174百万円(前年同期比100.0%増)となりました。
④ マテリアルサイエンス事業
マテリアルサイエンス事業においては、新規事業として取り組んでいるナノサイズゼオライトの開発事業が中心となり、売上はサンプル提供等に係る少額に留まっております。また、2020年9月よりゼオライトを配合した不織布マスク「ゼオールAg+マスク」の販売を開始いたしました。
これらの結果、売上高は3百万円(前年同期比23.5%減)、セグメント損失は76百万円(前年同期は57百万円のセグメント損失)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ453百万円減少し、3,341百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における連結キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によって得られた資金は、612百万円(前年同期は17百万円の減少)となりました。
これは、前受金の増加821百万円及び仕入債務の増加312百万円等の増加要因が、税金等調整前四半期純損失137百万円、たな卸資産の増加300百万円、前渡金の増加109百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によって得られた資金は、321百万円(前年同期は102百万円の減少)となりました。
これは、定期預金の払戻による収入443百万円等の増加要因が、有形固定資産の取得による支出47百万円、有形固定資産の売却による支出74百万円等の減少要因を上回ったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によって支出された資金は、1,383百万円(前年同期比は952.5%増)となりました。
これは、長期借入金の返済による支出901百万円及び短期借入金の純減額465百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は105百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、「化学繊維用紡糸ノズル事業」における当社グループの受注高及び受注残高の実績が前年同期に比べ大幅に増加しております。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ③ 化学繊維用紡糸ノズル事業」に記載のとおりです。

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