四半期報告書-第49期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/14 16:00
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態の分析
① 資産
現金及び預金の減少1,738百万円、受取手形及び売掛金の減少519百万円、原材料及び貯蔵品の減少650百万円、固定資産減損損失の計上5,013百万円等により、総資産は前連結会計年度末に比べ8,974百万円減少し8,483百万円となりました。
② 負債
支払手形及び買掛金の減少445百万円、短期借入金の増加1,100百万円、長期借入金の増加14百万円、リース債務の減少348百万円、未払法人税等の減少101百万円等により、負債は前連結会計年度末に比べ275百万円減少し9,299百万円となりました。
③ 純資産
利益剰余金の減少8,738百万円等により、純資産は前連結会計年度末に比べ8,698百万円減少し816百万円の債務超過となりました。
この結果、自己資本比率は△9.8%(前連結会計年度末は45.1%)となりました。
主力事業である電子材料スライス周辺事業における市場の急変に伴う業況悪化により、現金及び預金、売上債権、たな卸資産等の流動資産が減少するとともに、減損処理により固定資産が大きく減少しました。また、多額の純損失計上により純資産も大幅に減少し、当四半期連結会計期間の末日時点において債務超過の状態になっております。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、人手不足感の継続に伴う雇用及び所得情勢の改善や、省人化ニーズを背景とした設備投資の増加基調等により緩やかな成長の動きが見られました。一方では、米中貿易摩擦の激化等による世界経済の減速懸念が強まる中、国内外の景気先行きに対する不確実性は高まっております。
このような状況下、当社グループは、主力事業である電子材料スライス周辺事業において、単結晶ウエハメーカーの新規顧客の開拓、φ55µm以下の極細線ダイヤモンドワイヤの販売強化や原価低減など、収益性の回復に向け各種施策に取り組んだ結果、大手単結晶ウエハメーカーとの取引拡大や、極細線ダイヤモンドワイヤの販売比率の向上など、一定の成果はございましたが、ダイヤモンドワイヤの販売価格下落の影響は大きく、当第3四半期連結会計期間においても依然として厳しい状況が続いております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は3,694百万円(前年同期比60.6%減)、営業損失は3,361百万円(前年同期は1,356百万円の営業利益)、経常損失は3,437百万円(前年同期は1,213百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8,738百万円(前年同期は1,267百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子材料スライス周辺事業
前述のとおり電子材料スライス周辺事業においては、新規顧客の開拓や極細線ダイヤモンドワイヤの販売拡大などにより、販売数量は回復傾向にありますが、利益面については、販売価格の下落の影響は大きく、収益の回復までには至りませんでした。
これらの結果、売上高は1,712百万円(前年同期比77.8%減)、セグメント損失は3,551百万円(前年同期は1,253百万円のセグメント利益)となりました。
② 特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、産業機械向け実装機用ノズル、工作機械向け耐摩工具とも好調に推移し、また、新規顧客開拓にも努めてまいりました。
これらの結果、売上高は656百万円(前年同期比5.6%増)と増収になりましたが、配賦基準を売上高基準としていることによる本社経費負担増により、セグメント利益は84百万円(前年同期比42.9%減)となりました。
③ 化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においては、化学繊維用紡糸ノズルに加え、不織布用紡糸ノズルの受注も堅調に推移し、第1四半期において大型装置案件の納品が完了したことなどにより、売上高、利益ともに前年同期を大きく上回りました。
これらの結果、売上高は1,323百万円(前年同期比28.2%増)、セグメント利益は302百万円(前年同期比95.3%増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は333百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、「電子材料スライス周辺事業」における当社グループの受注及び販売の実績が前年同期に比べ著しく変動しました。詳細は、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営成績の状況 ①電子材料スライス周辺事業」に記載のとおりです。
(6) 従業員数
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは経営資源の集約を目的として、ダイヤモンドワイヤの製造工場の1拠点であった沖縄工場を一時休止しております。これに伴い、電子材料スライス周辺事業の従業員数は、71名減少しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7) 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
当社グループは、このような状況を解消するため、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(継続企業の前提に関する事項)」に記載のとおり、以下の施策を遂行することで、将来の成長に向けて当該状況を早期に解消し、業績及び財務状況の改善に努めてまいります。
① 収益力の改善
・単結晶市場での顧客開拓
・極細線化へのさらなる推進
・原価低減策のさらなる強化
② 固定費削減
③ 財務基盤の安定化

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