当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調が継続したものの、海外における不安定な政治動向や地政学的リスクの継続等の影響が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。 情報サービス業界においては、2020年の東京オリンピック/パラリンピックといった国際イベントに伴う施設監視システム構築やサイバーセキュリティ強化といった社会的な要因によるITインフラ投資は増加傾向にあります。また、企業においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)に対応可能な環境整備が活発化することにより、レガシーシステムの刷新、クラウド環境への移行もしくはオンプレミス(自社運用)環境とクラウド環境が混在するハイブリッド環境の増加、業務プロセスの効率化や自動化への取り組み等が見込まれます。 当社は、こうした流れに対応し「ITコストの最適化」及び「IT運用管理の効率化」に寄与する、自社開発のネットワークシステム性能監視/情報管理ツール「System Answerシリーズ」の機能拡張及び販売・サポート、パートナー企業との連携強化を継続し事業を展開しております。また、24時間365日体制で即時対応が可能な「SAMS」等の顧客ニーズに合致したサービス提供や、特許取得済み技術に基づくIoTセキュリティ基盤サービス「kusabi™」の実証実験を支援する「kusabi™PoC支援サービス」の提供開始など、成長分野における取り組みも推進しております。なお、当第3四半期連結会計期間から、株式会社サンデーアーツを連結の範囲に含め、株式会社NSD先端技術研究所を持分法適用関連会社としております。 当社グループは、ソフトウエア・サービス関連事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。また、ソフトウエア・サービス関連事業の内、ネットワークシステム監視関連に係る売上区分別の業績は以下のとおりであります。 ライセンスの販売については、System Answer G2から同G3への切り替え案件や新規大型案件により堅調に推移しました。サービスの提供については、ライセンス販売の受注に伴い発生する構築・運用サポート対応により大幅に増加しました。また、その他物販につきましても、「System Answerシリーズ」の提案の一環としてネットワーク周辺機器の引き合いが大幅に増加しました。その結果、ライセンスの販売については売上高687,279千円(前年同期比7.6%増)、サービスの提供については売上高198,324千円(前年同期比42.5%増)、また、その他物販等については売上高314,932千円(前年同期比130.8%増)となりました。一方で、その他物販等の売上増に伴い売上原価が増加し、人的リソース増強により販売費及び一般管理費が増加いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,274,316千円、営業利益81,868千円となりました。一方で、持分法による投資損失の計上により経常利益は69,342千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は26,379千円となりました。
(2) 財政状態の分析
2019/08/14 12:07