有価証券報告書-第36期(2025/04/01-2026/03/31)
(2) 戦略
当社グループの挑戦し続ける精神は社会や地球への取り組みにおいても広がっています。地球環境への配慮、社 会との共生、人権への配慮等、当社グループにできることからひとつずつ実現し、これからも社会的責任を果たしてまいります。
当社グループにおける、サステナビリティに関する主な対応状況は、以下のとおりであります。
きものサステナブル
譲り受けたきものなど、お持ちのきものを活かしていただくために「もったいない相談会」を開催しています。シミ抜きやお直しなど、活用方法のアドバイスをしていますが、状態により再生できないものは「想いをカタチに残す」ために、草履やバッグ・ショールなど和雑貨へのリメイクのご案内もしています。使用し続けることができるものをカタチに変えることで、ゴミの削減へも繋げています。
親から子、子から孫へ受け継ぐ振袖
ファッション業界でも再生素材の使用や、上質で良いものを長く着よう、といったサステナブルな取り組みが進められる中、流行や体型に大きく左右されずに長く着用できるきものは「サステナブルファッション」として注目されています。お母様からお嬢様へ、お嬢様からまたそのお子様へと、世代を超えて受け継がれている想いと振袖。一蔵では、人生の晴れの日である成人式にお母様の大切な振袖を着たいというお嬢様とご家族を応援しています。
地域社会への和装振興・文化の継承
2012年度より中学校の家庭科で和装に関わる学習が必修となり、近年学校現場では和装教育が進んでおります。
学習指導要領の改訂で、年々その内容も充実し、従来のゆかたの着方や、きものの歴史などの学習に加え、きものと関わりの深い和の伝統文化を学んだり、これまで以上に和服の着装へ重点が置かれたりしております。
一方、和装の知識が少ない教員も多く、当社は和装のプロフェッショナルとして学校現場をサポートし、より多くの方へ日本文化と和装の魅力を伝えております。積極的に和装教育支援活動に取り組み、社会に貢献してまいります。
日本が誇る、和の伝統技術の継承
これからの日本を支えていく学生に、日本の民族衣装である「和装」の魅力を知ってもらう場を、毎年インターンシップを通じて提供しています。「日本文化をもっと身近に」「日本が誇る和装文化の継承」を実現するため、実際に着物工房での生産風景や職人の方へのインタビューをしてもらい、日本文化の素晴らしさときものや職人の技術を後世に残していきたいという当社の想いを伝えています。
地域とのつながり
和装事業では、結城紬(茨城県)、牛首紬(石川県)など後継者が少ないメーカーに対して、各産地の企画を取り入れて定期的に販売を行うなど、産地支援に取り組んでいます。
ウエディング事業においては、披露宴のお料理で地元食材の活用・地産地消への取り組みを推進しています。また、職場体験活動として地域学校から学生児童の式場での1日体験を実施したり、式場周辺地域の定期的な清掃の実施など地域に根付いた結婚 式場として近隣住民の皆様、地域の皆様との繋がりを大切にしております。
ジェンダー平等
性別に関わらず、振袖を「着たい」気持ちは共通。着たい人へ、着られる環境をご用意しております。成人式当日もお支度の部屋を分けるなどし、一蔵では人生の節目、一生の思い出作りを後押しいたします。
また、ウエディング事業においてもジェンダー平等に、お二人に寄り添いご希望の衣装をご提案・ご着用いただいております。お二人の「着たい衣装」を楽しんでお選びいただき、最高の1日をお過ごしいただくためにスタッフ一同お手伝いいたします。
車椅子専用振袖
一生に一度の20歳の記念だからこそ、どんな方でも、日本の民族衣装である振袖を着る機会を楽しんでほしい、自分好みの振袖を着て友人や家族とたくさんの思い出を残してほしい、という思いから、車椅子を利用されている方でも簡単に着られるオリジナル振袖Universal Design Furisode(UDF)を開発いたしました
着る方のお身体への負担が軽減できるというのはもちろん、着付け経験がなくてもご家族様がご自宅で行っていただけるような仕立てになっており、約8分程度で着付けが可能です。
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。
人材育成方針
当社グループの競争力の源泉は「人材」であると考え、人材教育を行っております。具体的には、獲得した人材に必要なスキルを身に付けさせ能力を最大化させるため、求められる能力・専門知識の習得を目的とした研修制度を実施しています。また組織に不足するスキル・専門性の取得を社員へ促すにあたって、挑戦する姿勢そのものも称える企業文化の醸成の観点から、その成果に応じ、キャリアプランや報酬等の処遇に反映できるような人事制度を構築しております。
評価制度の軸となる「チャレンジシート(MBO)」を通じ、“従業員⇔上司⇔経営”による三位一体となっての育成を遂行しています。
以下は各事業部や各従業員の人材育成促進の一例となります。
① 新入社員受入上司研修:若手人材を育成する上司向け研修
② 入社後3年研修:新卒入社3年目までの期間におけるビジネスパーソンとしての基礎能力研修
③ 営業スキル研修:各事業部における販売スキル研修(新入社員・既存スタッフ等の階層別教育)
④ 経営陣⇔人事本部⇔新卒でのオンボーディングの実施:早期離脱防止
⑤ 全事業部における “メンター制度”“OJT制度” の促進:表彰制度の確立
⑥ 管理職向け研修:面接官研修、論理的思考などのリーダー向け研修
⑦ 次世代リーダー向け研修の実施(将来の幹部候補向けのビジネススキル研修の新規導入)
⑧ WEB、eラーニングを使用した定期実施でのコンプライアンス、情報管理研修
⑨ 今後の執行役員、経営者候補の育成を目的とした上級管理者研修(ビジネススクール)の実施
各事業部の経営陣と人事本部が、その時代の直面する課題に沿った従業員教育を、スピードを持って実行する事で、経営人材の確保と顧客満足と売上利益の最大化の実現を目指しています。
新卒人材の離職率における方針
人材育成に対する投資額は年々強化しており、退職者減少及び早期戦力化させる取組みを継続しております。
早期退職(1年)を10%以下を目標とし、3年以内での退職率においても30%以下を中期計画として実行いたします。
これからを担う若手人材の育成
これからの日本を支えていく学生に、日本の民族衣装である「和装」の魅力と、最高のおもてなしの提供を目指すウェディングの「サービス」を知ってもらう場として、職人が在籍している京都の工房、実際の当社式場にインターンシップとして参加いただいています。
理念である「日本文化をもっと身近にする」「わたしたちのおもてなしを世界に広げる」を身近に感じて頂き、実際に職人の方や弊社従業員との対話を通じ、当社の想いを伝えています。
社内環境整備方針
当社グループにおいて、生産性の向上、優秀な人材の確保、離職防止及び事業継続性の確保等のために、多様で柔軟な働き方を進めております。具体的には、フレックス制度を用い個人の働き方に合わせた出社時間の選択、有給取得の推進、契約社員/時給契約者からの正社員登用(年2回)を行っております。
また、育児に関する福利厚生の充実なども含めて、女性に積極的に働いてもらえるような職場環境の整備に取り組んでおります。
目標等
①提出会社における女性の管理職比率
現在の女性の管理職比率は課長級以上で33.8%であり、将来的には60%を目標として取り組んでまいります。
②提出会社における外国籍従業員の登用
現在外国籍従業員は提出会社においては2名ですが、インバウンド需要の増加により海外顧客に対するサービス提供が増加している事から、今後さらに増員を行っていきたいと考えております。
③提出会社における中途採用者の管理職への登用
当社は積極的に人材の中途採用を実施しており、管理職者として採用を実施すると共に、その能力に応じて採用状況に関係なく、公平な評価制度の元に登用を実施しております。
当社グループの挑戦し続ける精神は社会や地球への取り組みにおいても広がっています。地球環境への配慮、社 会との共生、人権への配慮等、当社グループにできることからひとつずつ実現し、これからも社会的責任を果たしてまいります。
当社グループにおける、サステナビリティに関する主な対応状況は、以下のとおりであります。
きものサステナブル
譲り受けたきものなど、お持ちのきものを活かしていただくために「もったいない相談会」を開催しています。シミ抜きやお直しなど、活用方法のアドバイスをしていますが、状態により再生できないものは「想いをカタチに残す」ために、草履やバッグ・ショールなど和雑貨へのリメイクのご案内もしています。使用し続けることができるものをカタチに変えることで、ゴミの削減へも繋げています。
親から子、子から孫へ受け継ぐ振袖
ファッション業界でも再生素材の使用や、上質で良いものを長く着よう、といったサステナブルな取り組みが進められる中、流行や体型に大きく左右されずに長く着用できるきものは「サステナブルファッション」として注目されています。お母様からお嬢様へ、お嬢様からまたそのお子様へと、世代を超えて受け継がれている想いと振袖。一蔵では、人生の晴れの日である成人式にお母様の大切な振袖を着たいというお嬢様とご家族を応援しています。
地域社会への和装振興・文化の継承
2012年度より中学校の家庭科で和装に関わる学習が必修となり、近年学校現場では和装教育が進んでおります。
学習指導要領の改訂で、年々その内容も充実し、従来のゆかたの着方や、きものの歴史などの学習に加え、きものと関わりの深い和の伝統文化を学んだり、これまで以上に和服の着装へ重点が置かれたりしております。
一方、和装の知識が少ない教員も多く、当社は和装のプロフェッショナルとして学校現場をサポートし、より多くの方へ日本文化と和装の魅力を伝えております。積極的に和装教育支援活動に取り組み、社会に貢献してまいります。
日本が誇る、和の伝統技術の継承
これからの日本を支えていく学生に、日本の民族衣装である「和装」の魅力を知ってもらう場を、毎年インターンシップを通じて提供しています。「日本文化をもっと身近に」「日本が誇る和装文化の継承」を実現するため、実際に着物工房での生産風景や職人の方へのインタビューをしてもらい、日本文化の素晴らしさときものや職人の技術を後世に残していきたいという当社の想いを伝えています。
地域とのつながり
和装事業では、結城紬(茨城県)、牛首紬(石川県)など後継者が少ないメーカーに対して、各産地の企画を取り入れて定期的に販売を行うなど、産地支援に取り組んでいます。
ウエディング事業においては、披露宴のお料理で地元食材の活用・地産地消への取り組みを推進しています。また、職場体験活動として地域学校から学生児童の式場での1日体験を実施したり、式場周辺地域の定期的な清掃の実施など地域に根付いた結婚 式場として近隣住民の皆様、地域の皆様との繋がりを大切にしております。
ジェンダー平等
性別に関わらず、振袖を「着たい」気持ちは共通。着たい人へ、着られる環境をご用意しております。成人式当日もお支度の部屋を分けるなどし、一蔵では人生の節目、一生の思い出作りを後押しいたします。
また、ウエディング事業においてもジェンダー平等に、お二人に寄り添いご希望の衣装をご提案・ご着用いただいております。お二人の「着たい衣装」を楽しんでお選びいただき、最高の1日をお過ごしいただくためにスタッフ一同お手伝いいたします。
車椅子専用振袖
一生に一度の20歳の記念だからこそ、どんな方でも、日本の民族衣装である振袖を着る機会を楽しんでほしい、自分好みの振袖を着て友人や家族とたくさんの思い出を残してほしい、という思いから、車椅子を利用されている方でも簡単に着られるオリジナル振袖Universal Design Furisode(UDF)を開発いたしました
着る方のお身体への負担が軽減できるというのはもちろん、着付け経験がなくてもご家族様がご自宅で行っていただけるような仕立てになっており、約8分程度で着付けが可能です。
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。
人材育成方針
当社グループの競争力の源泉は「人材」であると考え、人材教育を行っております。具体的には、獲得した人材に必要なスキルを身に付けさせ能力を最大化させるため、求められる能力・専門知識の習得を目的とした研修制度を実施しています。また組織に不足するスキル・専門性の取得を社員へ促すにあたって、挑戦する姿勢そのものも称える企業文化の醸成の観点から、その成果に応じ、キャリアプランや報酬等の処遇に反映できるような人事制度を構築しております。
評価制度の軸となる「チャレンジシート(MBO)」を通じ、“従業員⇔上司⇔経営”による三位一体となっての育成を遂行しています。
以下は各事業部や各従業員の人材育成促進の一例となります。
① 新入社員受入上司研修:若手人材を育成する上司向け研修
② 入社後3年研修:新卒入社3年目までの期間におけるビジネスパーソンとしての基礎能力研修
③ 営業スキル研修:各事業部における販売スキル研修(新入社員・既存スタッフ等の階層別教育)
④ 経営陣⇔人事本部⇔新卒でのオンボーディングの実施:早期離脱防止
⑤ 全事業部における “メンター制度”“OJT制度” の促進:表彰制度の確立
⑥ 管理職向け研修:面接官研修、論理的思考などのリーダー向け研修
⑦ 次世代リーダー向け研修の実施(将来の幹部候補向けのビジネススキル研修の新規導入)
⑧ WEB、eラーニングを使用した定期実施でのコンプライアンス、情報管理研修
⑨ 今後の執行役員、経営者候補の育成を目的とした上級管理者研修(ビジネススクール)の実施
各事業部の経営陣と人事本部が、その時代の直面する課題に沿った従業員教育を、スピードを持って実行する事で、経営人材の確保と顧客満足と売上利益の最大化の実現を目指しています。
新卒人材の離職率における方針
人材育成に対する投資額は年々強化しており、退職者減少及び早期戦力化させる取組みを継続しております。
早期退職(1年)を10%以下を目標とし、3年以内での退職率においても30%以下を中期計画として実行いたします。
| 2023年度入社 | 2024年度入社 | 2025年度入社 | |
| 新卒離職率(入社1年目) | 15% | 38% | 21% |
これからを担う若手人材の育成
これからの日本を支えていく学生に、日本の民族衣装である「和装」の魅力と、最高のおもてなしの提供を目指すウェディングの「サービス」を知ってもらう場として、職人が在籍している京都の工房、実際の当社式場にインターンシップとして参加いただいています。
理念である「日本文化をもっと身近にする」「わたしたちのおもてなしを世界に広げる」を身近に感じて頂き、実際に職人の方や弊社従業員との対話を通じ、当社の想いを伝えています。
社内環境整備方針
当社グループにおいて、生産性の向上、優秀な人材の確保、離職防止及び事業継続性の確保等のために、多様で柔軟な働き方を進めております。具体的には、フレックス制度を用い個人の働き方に合わせた出社時間の選択、有給取得の推進、契約社員/時給契約者からの正社員登用(年2回)を行っております。
また、育児に関する福利厚生の充実なども含めて、女性に積極的に働いてもらえるような職場環境の整備に取り組んでおります。
目標等
①提出会社における女性の管理職比率
現在の女性の管理職比率は課長級以上で33.8%であり、将来的には60%を目標として取り組んでまいります。
②提出会社における外国籍従業員の登用
現在外国籍従業員は提出会社においては2名ですが、インバウンド需要の増加により海外顧客に対するサービス提供が増加している事から、今後さらに増員を行っていきたいと考えております。
③提出会社における中途採用者の管理職への登用
当社は積極的に人材の中途採用を実施しており、管理職者として採用を実施すると共に、その能力に応じて採用状況に関係なく、公平な評価制度の元に登用を実施しております。